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絵本「僕はここにいるよ」誕生話と作品を通して伝えたかった事

こんばんは!!おでんの箱舟の大根です!!

全部で5回に渡って「僕はここにいるよ」の制作秘話を書いたんですが、そもそも「この作品はどうやって生まれたのか」「この作品で伝えたかった事」などは触れてないなと思ったので、この記事で書こうと思います!!(^o^)丿

1.絵本「僕はここにいるよ」誕生話

そもそもこの物語を最初に思いついたのは、私の父親です。
恐竜に絡めて作品を作るというアイディアは思いついていたのですが、物語の内容自体には悩んでいました。

例えば、「博物館に白亜紀を再現するような最新の装置があって、それを追体験しながら恐竜と絡める」「そもそも【おまえうまそうだな】のように恐竜自体を主人公にしてしまう」などを考えました。

しかし、どれも映画や絵本ですでにやられていることで個人的にはあまり面白くないかなと思ってました。

そんな時に、父が「博物館においてある恐竜フィギアが動き出して、そして実はそのフィギアを動かしていたのは亡くなった男の子で、その様子にその子の両親が遭遇するみたいな物語はどうなん?」と提案をしてくれて、自分の中で面白い!!と思ったので、すぐにこの
アイディアを基にして世界観を広げるということにしました。

これが「僕はここにいるよ」が誕生した瞬間です。

そこからは、軸となる伝えたいテーマをまず決めて、
その後に登場するキャラクターの性格とか設定をぼんやりと決めました。

あとは制作秘話の原案編や原稿編で話した流れと同じで、大まかな物語の流れを作って、メンバーに共有して、修正をするということを繰り返すことで
絵本「僕はここにいるよ」が完成しました。

2.作品を通して伝えたかった事

この作品を簡潔にまとめると、恐竜(特にプテラノドンみたいな翼竜)が大好きな男の子とその両親の家族愛を描いた作品です。

そして、伝えたかったことは大きく分けて2つで、1つ目が親子の絆、2つ目が恐竜の知識です。

1つ目の親子の絆を描きたかった理由は、実は自分の中でまだ言語化できていません"(-""-)"

もちろん、父が提案してくれた案の中に親子が登場していたというのもあると思うんですが、そもそも自分が作る作品の原案にはかなりの確率で小学生くらいの子供とその親が登場してきます。

多分、親子の絆というのを描き続けるような原体験があるのだと思います。↑(まだ気づけてないけど(>_<))

そんなこんなで親子の絆が「僕はここにいるよ」にも反映されていて、
「時には通じ合えなくてぶつかってしまうこともあるけど、子供はしっかりと親に感謝をしているし、大好きだ」というテーマを落とし込んでいます。


2つ目の恐竜の知識を伝えようと思った理由については、ショッピングモールでの体験が関わっています。

もともと知識×絵本という、物語の中に知識を落とし込んでいるという作品を作りたいと思っていて、作品に落とし込む知識を探している時に、たまたま訪れた地元のシッピングモールで、恐竜の化石やおもちゃを売る特設コーナーを見つけました。

そこで中学生くらいの大きな子も小さい子も目を輝かせながら親や他の友達と話しているのを見て、「これだーー!!」と思って恐竜の知識×絵本を作ることにしました。

「僕はここにいるよ」には親子の絆と恐竜の知識が詰まっています!!

もし読んだことがない方がいれば是非!!


最後まで読んでくれてありがとうございます!!
良かったらまた見てくださいね~(^O^)/





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