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今年のアカデミー賞から感じた事

お久しぶりだね


いやー、映画のプロモーションとかでバタバタしてて中々忙しくて、すっかりノート書くの忘れてたわ。今、私は母親の実家に居て昨日はお母さんと二人でゴジラのスタンプラリーしてた。36歳ですよ今年で。何してんねん。でも、特別バッジ貰えてバリテンション上がりました。ちなみにファンの皆、俺には取りあえずゴジラのグッズを何かあげれば、めちゃ喜ぶから。

さてさて、今日オスカーでしたな。そして、まさかのエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスが作品賞を受賞。素晴らしい。またアジア勢の作品が勝ってマジで歴史的快挙だわ。数年前の「パラサイト」も驚いたけど、今年のEverythingが勝ったのは更に驚きだった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス


実を言うと、先週Chelmicoのレイチェルと飲んでてレイチェルは「絶対にEverythingが作品賞を受賞する!」と言ってたいたのに対して、自分は「あり得ない!」という口論を朝2時の下北で繰り広げていた。
なぜ自分があり得ないと言ったのかと言うと、

  1. 自分の経験からしてあの頑固親父のアカデミー賞がアジアン・アメリカンの作品を受賞させると思わなかった

  2. 今年のイギリスのアカデミー賞:BAFTAの最優秀作品賞が「西部戦線異状なし」だったからアカデミー賞もこいつだと思ってた

  3. なんとなくレイチェルに反発してみたかった

まあそんなこんなで自分の予想を裏切り、EVERYTHINGが受賞。本当にアジア人の我々にとって嬉しいニュースはない。エンターテイメントの頂点アメリカがアジア系アメリカン・カルチャーを認めるという事は間違いなく時代が変わってきてる象徴だ。これからの未来が楽しみで仕方ない。(ちなみに俺はまだ映画見てない。今度見よっと)

MV監督の受賞

で、今回特に話したいのはこれ。EVERYTHINGの監督は映像業界では有名なDANIELS。しかも監督賞まで受賞してしまった。このニュースは俺にとってマジで最高。MV監督出身の二人が映画の最高峰に辿り着いたのだ。やったぜアメリカン・ドリーム!

つまり海外じゃ、MV監督から映画に移行するなんて皆やってる訳ですよ。自分が初長編作品AFTERGLOWSを公開しから何個かのレビューで「MV監督だから」みたいな人が多くて、日本ではまだ「映像業界」と「映画業界」を分けてる人が多い。正直言ってそれに物凄く違和感を感じていて、個人的に時代遅れの考えだとも思っている。そんな事言ってたら、若い監督がどんどん消えていくぞ映画業界よ。頭もうちょい柔らかくしようよ。映画っていうのはもっと自由なんだよ。

そんな中でDANIELSが勝ってくれたのはマジで励みになるぜ!やっぱ目指すべき所はハリウッドじゃ!日本なんかどうせ俺に何も受賞させてくれないだろう。。。大体、あんだけ音楽業界を代表するようなMVを何本も撮ってるのに未だにスペシャは「BEST VIDEO DIRECTOR」くれない。(もういらねえけど)海外だと腐るほど受賞しているのにお手上げ状態じゃ。おそらく神様が大舞台を俺に用意してくれてるはずさ。これからも頑張ろう。

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