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さあ、あなたは何を捨てますか?

夢は「全ての人が自分の可能性を信じれる社会を作ること」
タイチマンです!

●今回言いたいこと
幸せに過ごすためにまず「捨てる習慣」を決めよう。
不要な習慣を捨てることで、時間と体力の余裕が生まれ、幸せに過ごすために必要な、自己成長の第一歩となる。


●前提
最近幸福に関しての研究がどんどん増えてきているが、人間の幸福の大切な要素の一つが、自己成長だ。人間は「少しでも前に進んでいる」という自己成長の感覚が幸福感に不可欠と言われている。
ただし、最近の世間の様子を見ていると、せっかく「成長したい」「何かを得たい」と考えている人は多いのに、実際にそれをできている人は少ない印象がある。それはなぜだろうか。
私が思うに、それは選択するという意識が欠如しているからなのではないかと思っている。つまり、もう自分のキャパが残っていないのに、色々こなそうとしすぎて、新しい自分に成長する余裕がなかったり行動につながらないということなのではないか。「選択する」ということは、何がすべきことで何がすべきでないことなのかはっきりさせるということだ。ここでは、何がすべきでないことなのかという、捨てる習慣を決めることの重要性をお話ししたいと考えた。


●根拠
「捨てる習慣」を決めることが重要な理由は以下の3つだ。
①自分のキャパシティーは決まっていること
②物理的に時間と体力の余裕が必要だから
③心の余裕を手に入れるため
それぞれ少し詳しく見ていこう。

①自分のキャパシティーは決まっていること
どこかで聞いた話だが、人間の脳の性能はみんなほとんど一緒らしい。僕らと東大生はほぼ同じ脳の性能なのだ。違うのは、脳をどう使っているかと、どう使ってきたか、だけのようだ。そしてその脳の活動にはカロリーが必要であるが、使えるカロリーももちろんみんなほとんど一緒だ。それは体力に関しても一緒だ。つまり、あなたも私も、成功者と言われる人たちも偉人と言われてきた人たちも、決まった期間に消費できるエネルギーはほとんど一緒ということだ。また、時間に関してはご存じの通り、人類皆平等に24時間があたられている。これは言い訳のしようがない。
つまり、どんどん新しいことをやっていけている人たちとそうでない人たちとの人間的なキャパシティーはほとんど一緒のはずだということだ。

②物理的に時間と体力の余裕が必要だから
時間が残っていなければ、もちろん新しいことをする時間もない。体力が残っていなければ、もちろん新しいことをする体力もない。これはもう物理的にそうだ。
あなたも経験されたことはあるとは思うが、いい機会だと頭ではわかっていても、日々の生活に忙殺されていたら何かと理由をつけて断ってしまうはずだ。新しい自分に生まれ変わる機会はいつ巡ってくるかはわからない。その機会を掴むためには、時間や体力には常に余裕がなければいけない。何か得ようとした時に何かを捨てるというのではもう遅い。チャンスの女神には後ろ髪はないので、過ぎ去ったらもう掴むことはできない。

③心の余裕を手に入れるため
最近実感するのは、睡眠時間をしっかり確保できている時、つまり明らかに体力的に余裕がある時は、同じ状況を経験しても情動の変化が違ってくる。
あなたも経験しているだろう、睡眠不足の時はしょっちゅうイライラしてしまうはずだ。イライラしたりと情動が不安定な時は、人間の脳というのはうまく働かないような仕組みになっている。生産的な思考よりも、より本能的な反射を優先して行動をとってしまうからだ。だから、時間や体力に余裕がなければ、心の余裕がなくなり、正しい判断がしにくくなる。そうなると、例えばそれが自分にとって大切なことなのか、自分の成長に必要なことなのか、いいチャンスなのかどうかとか、そういったことが正しく判断できなくなる。


●結論
以上の理由から、時間と体力の余裕を作ることは、幸せに過ごすために必要なことだとわかる。じゃあ時間と体力の余裕を生むために必要なことは何か。「やらないことを決めること」である。
つまり、幸せに過ごすためには、捨てる習慣を決めることから全ては始まるのだ。さあ、あなたは今日から何を捨てますか?

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