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【コンビニ人間】人は安心したい生き物なんだと理解したけど、ふしぎだよね

こんにちわ
今日はめちゃくちゃ風が強い。午前に自転車かっ飛ばして「ボロ市」見に行ってきたんだけど、強風過ぎる強風
テナントブースが倒れ掛かってたり、大変そうだった~寒いしね、一日あそこにいるのも

最終日、賑わってたからいい売り上げで終われるといいですね、みんな

本日もよろしくお願いいたします


今読んでいる、色々考える本

先日、尾石晴さんの「感性的読書」というオンラインセミナーを受けた時にお話聞いて自分が思い出した、感じたこと。

本は相変わらず買ったり見たり読んだりしてるんだけど
”ものがたり”から離れているな~って事に気が付いた

そう、小説。読んでないの。

好きなのに。

自己啓発とか実用書みたいなのではなく、小説から学ぶ、気が付くって結構あるもんな~って事も思い出して、今年はカムバック小説!していこうときめた第一冊目

こちら

コンビニ人間

あーこれタイトル有名だったから、覚えてるけどどんな話なんだろうな~

っておもったけど、最初の文章や推薦文とかは見ずに買ってみた

手に取ったら(届いてから見た)、
割と読みやすそうなページ数。


まだ読んでないんだけど、ググっと来たところがあったから、
抜粋して書いとく


性経験はないものの、自分のセクシャリティを特に意識したこともない私は、性に無頓着なだけで、特に悩んだことはなかったが、皆、私が苦しんでいるという事を前提に話をどんどん進めている。
たとえ本当にそうだとしても、皆が言うようなわかりやすい形の苦悩とは限らないのに、誰もそこまで考えようとしない。そのほうが自分たちにとってわかりやすいからそういうことにしたい、と言われている気がした。

コンビニ人間 村田沙耶香著より

この前後もあるので、興味がある人は読んでください(笑)

これ何がひっかかったかというと

自分が知っている選択肢から外れる人を無理やりある選択肢にあてはめることを皆が自然にしている

理解できる理由があると安心するから。


ぜったいそうだ、そうなはずだと決めつけて安心する

そこに悪気はない


これってすごい怖いことだ

じぶん一人が知っていること、人、状況なんてほんの一握りに満たないのに
知っている枠にあてはめて考える

怖いけど、やりがち

だから、気になったし、ひっかかった


わたし自身は、物事にそういう判断したことがないっていったらウソだ

TVで流れているニュースに理解が出来ない時、
”きっとこうだから、こうなんだろう”と自分が知っている背景の中で想像することがある

こういう風に言えば、わりとあることなんじゃないか


そういう解釈をされる側になったこともある

具体的な例を出せば、
離婚したときには”わたしが悪い”と何も私が話していないにもかかわらず思い話している人が多いと聞いた

ところが、
離婚した元夫が翌年に結婚してその年に離婚したらしい

ただその事実だけで、人は憶測をする
”きっとあの離婚(わたしとの)は、わたしが悪かったんじゃないのだろう”

・・・!!

そういうことって沢山転がってるんだろうな


物差しなんて持たないで生きてたい


あてにならないじぶんの物差しを人にかざすのはやめよう
気を付けようと思った


物語りから教えられること。気づくこと。

まだ実は全部読み切ってないのだ

だけど、ここの前半の主人公の背景だけで色々と考えてしまった

小説を読むとき、どの立ち位置で読みますか?

わたしは意識しないで、何パターンかに分かれる


主役の目線
主役と相反する人の目線
誰でもなく物語に何気なくいる人目線

もしくは、俯瞰してものがたりを見ている人

自分に近いか遠いかってこともあるけど、きっとそれだけじゃないかも

おもしろいから、何を読んで、どの目線で読んで、どう思ったか
一文でもいいから、書いていこうかな


人の感想ももちろん面白いけど、
自分がどう思ったかをあとで見るのも面白いと思うんだよね

読むときのじぶんの状況心境でも感じ方って変わるだろう


もし、読んでほしいものがあったら、紹介してください

本日も最後までお読みいただきありがとうございます
まだ読み切ってない本の紹介(笑)

続き読みます―――
風が強いけど、帰り道気を付けてください
また明日!


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