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3分で語るままならない創作の日々(2024.3.20)

朝起きて子どもを保育園に送り出し、散らかった家を片付け、ちょっと息抜きをするともう9時10時になっている。

机に向かって頭が小説脳になるころには昼ご飯の時間で、テレビを見ながら軽く食べ、また執筆に戻ると2時くらいになっていて、子どもが帰ってくるまであと○○時間だから、などと考えながらパチパチやっているとあっという間に夕方だ。

保育園でフル充電してきた子どもが就寝するまで、いや、時には10時11時まで起きていることもあるから、子どもを寝かしつけたあとで執筆する元気はたいてい残ってない。そうやって一日は矢のごとく過ぎていくので、執筆は思うようにはかどらない。

幼稚園の総務スタッフとして勤務している妻の毎日もなかなかにハードで、園内の人間関係に悩み、怒鳴り散らす保護者に振り回され、園児や予算の確保に気を使い、毎日かわいそうなくらい疲れ切っている。

ぼくは自衛隊をやめて小説家になったけど、物書きの日々はぼくがこれまで触れたことのない戦場だった。命令指示を与えてくれる指揮官がいない、ひとりぼっちで勝利しなければならない孤独な戦場だった。

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