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大学受験で最も早くから力を入れるべき科目と勉強法 - 英検準一級はコスパ最高という話と英語は学校の授業があてにならないという話

大学受験で最も早くから力を入れるべきコスパ最高の科目

大学受験で最も早くから力を入れるべき科目はずばり英語です。その理由と、英語は学校の授業があてにならないので、自力、または、実力のある指導者の下で学習法を確立しておく必要があるということについて記事を書きます。

英語に早くから取り組むべき理由

英語に早くから取り組むべき理由としては、

多くの大学・学部(医学部含む)・入試形式(一般入試、推薦入試、AO入試)で英検準1級相当のスコアを取得しておくと有利(出願要件や満点扱い)

・英語は付け焼刃では得点源にならないが、一度身に着けると安定する

・英語は学校の授業があてにならない

・英語は余裕のある時期に体系的に学べば効率よく学習が終わる

・英語、数学以外の科目は入試年度(高3以降)の詰め込みが効く

・数学は、軌道に乗せるのにに膨大な時間がかかり、実力を維持するのにも莫大な時間がかかり、得意な人以外はあまり得点源にならない

ということがあります。

これらを見ると英語の勉強は出来る限り早くに学習を開始するべきなのは明らかです。実際、鉄録会に通う中高生をはじめとした都会の上位層(東大、海外大、医学部)を目指す層は高2までに英語を完成させるスケジュールで学習を進めています。

英語は学校の授業があてにならない理由

英語は正直言って学校の授業は全く役に立たないどころか、マイナスに作用することが多いです。高校の教師の多くは無意味な課題を多く出し、生徒の学習の邪魔しかせず、間違った勉強法や知識を平気で吹聴します。

その理由として、

・そもそも日本の平均的な英語力・教育レベルは低い

・日本では英語ができて、まともなメタ認知能力や思考力がある人間は教師になるより良い待遇の職業を選ぶことができる

・英語教師には文系(特に私立文系)の出身者が多く、理系と違い効率が悪い勉強法でも少ない科目を詰め込めばよいので、効率化の観点がない人間が多い

・上の要因により生み出された質の悪い教育を受けた層がまた教育を担うという悪循環が発生している

が挙げられます。

コスパ最高の英語勉強法

以下の方法で勉強を進めるのがおすすめです。

学習のスケジュール

基礎学習を60~70点ぐらいの出来まですすめたら、過去問演習(英検やTOEFLの場合では追加の勉強も少し必要)など本番形式の勉強に入るようにしましょう。

リスニング, ライティング, スピーキングは文法、単語、長文の基礎が出来上がってから学習を始めるようにしましょう。基礎ができる前に学習を開始しても無意味です。

学習の基本コンセプト

学習は基本的に演習ベース・スピード重視で進めましょう。完璧にするのは過去問演習に入ってからで大丈夫です。

1. 単語・文法を最優先で進める(スピード重視で60点ぐらいの完成度でよい) 2. 長文を進めながら1.単語・文法の復習
3. ある程度学習が進んだらライティングの型を身に着ける

いずれも基本的に問題演習ベースで学び、 1~3 を進め終わった頃にはある程度、入試レベルや準一級レベルの問題が解けて対策に入る ことができるようになっていると思います。

コスパ最悪なNGな勉強法

以下のような勉強をやっても全くもって時間の無駄なのでやめた方が良いです。

×細かい文法知識まで問う分厚い参考書で演習する
×ひたすら教科書を丸暗記しようとする
×まとめノートを作る
×学校の試験対策のためだけの勉強をする
×完璧主義(同じ問題を何回も繰り返す
×英語の歌を聴いたり新聞を読んだりする(演習以外の学習は得点力をほとんど向上させません)

しかしながら、このような勉強を推奨している教師を多く見かけるので、日本は魔境です。

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基礎学習に使える教材

以下の教材が基礎学習に使える教材です。上で書いた勉強法をこれらの教材を使って実践すれば、基礎学習は十分に仕上がっているかと思います。

単語

高校生向けの英単語帳と鉄緑会の東大英単語帳をやりましょう。

特に、鉄緑会の英単語は、単語・熟語が関連するもの同士で固められているので、ボキャブラリーを効率よく積み上げたりリーディングで関連しているところや言い換えを見抜けるようになったりするので非常に役に立ちます。この単語帳は東大という名称を抜けば売り上げが10倍になるかと思います(笑)

文法

私自身でオリジナルの教材も作っています.

また, これらの本が一番コンパクトにまとまっていておすすめです。

リーディング

この本をやるのが一番手っ取り早いかと思います。3から始めて5まで終わらせるのが最もおすすめです。

構文の読み取りが苦手な方は次の本もやると良いかと思います。

また英語の外部試験や入試対策に入る前に以下の本をやっておくと幅広いトピックの長文の問題演習が効率よく行えます。TOEFL用ですがこの本は正直最も優れた長文問題集の1つであると思っています。

英作文

英作文の学習は、のちのライティングやスピーキングの際に使える表現を増やせるためしっかりやっておくと良いかと思います。

特に旺文社の基礎 英作文問題精講は使える表現が最速で身につきます。

竹岡の英作文は上の本をやった後に学習すると表現の幅が格段に広がります。

リスニング

リスニングは高校の参考書でいいものがあまりないですが、大学同期などの間ではこの本が評判が良かったです。


英検準一級の教材


TOEFL

プロフィール

指導経験
学習指導塾や医学部予備校での4年以上の勤務歴があり、家庭教師では、中学生~社会人、留学生まであらゆる生徒に教え東大や医学部などへ生徒を合格させてきました。

個人の実績
高校卒業後、京都大学理学部に自宅浪人の末合格
TOEFL ibt 98点

東京大学 技術経営戦略学専攻 合格

某近畿圏医学部編入試験 最終合格

医学部については、具体的な学校名を伏せています。

経歴

偏差値67の中高一貫校 → 京都大学理学部物理系です。

学部では2年飛び級学部上級・院生レベルの授業まで履修しトップレベルの成績(GPA 3.8↑)を取りました。

他の記事で書いているように医学部編入を本命として目指すかたわら、東大tmiを受験しました。

その他の実績
AP exam: physics C 5/ Calculus BC 5
SAT: Math 790/ Reading 640
SAT subject: math 800, physics 800
共通テスト物理・地学 満点
京大二次試験 物理 満点
など

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