穏やかな毎日を送るために

私は今、外国で平日はいわゆるワンオペで育児をしている専業主婦。

もともと知らない土地に行ったり暮らしたりするのは嫌いじゃないし、非常に自己肯定感が高い私なので、
そんなに思い詰めるタイプではないけれど、
私は今非常に精神状態が良い。

なぜだろう。
と毎日考えた結果、"掃除などを私以外の人がやってくれている"からだと思った。

家事育児代行のすすめ

サービスアパートメントに住んでいて、
ゴミ袋の交換、トイレ掃除は毎日やってくれる。
週に2回は部屋を全部掃除してくれる。
ゴミ捨て、トイレ掃除、風呂掃除、タオル交換、
掃除機がけ、水拭き、テーブル拭き、ベッドのシーツ交換、電子レンジの汚れ取り、ガス回り水回りの掃除。

こうして文字にするとヤバイ。
すごいやってくれている。。。

そして上海は、買い物に行かなくても暮らせるぐらい、デリバリー文化が発達している。

と、なると、私は、
●洗濯(乾燥機を使っているので、洗濯機を回してたたむ)
●料理
●皿洗い
●整理整頓
●夫のワイシャツのアイロンがけ(1週間に1回まとめてやる)
をやればよい。

実質、毎日やっている家事は料理、皿洗いぐらい、ということになる。
そして私の場合、料理は嫌いではないので苦ではない。
皿洗いはどちらかといえば嫌いだけど、
他の家事をやっていないぶん余力があるので苦ではない。

つまり、家事が負担ではないため、育児にパワーを使える状況だ。
そうすると、息子と思い切り遊べる→息子は満たされ、精神が安定→グズりが非常に少ない、というプラスのループ。

そして、時間的にも余裕がある今は、
晩御飯前にお風呂に入れてから、18時頃晩御飯を食べると、大体食べている途中で寝落ち→19時頃には就職→私超ハッピー。

こんなことが可能なのか。。。
と我ながら驚いている。

ワーママの過酷さを思い返す

仕事をしていた時は、
朝も戦い→保育園に連れて行くのも戦い(雨なら尚ヤバイ)→仕事→帰宅前に公園(私疲れてる)→晩御飯→風呂(眠くて本当は入れたくない)→一緒に寝落ち

思い返しただけで泣ける。
1日中戦ってた感覚。

本当によくやってたな。。。
でもたくさんのことを学べた貴重な経験だった。
すごく成長できたと思う。

夫を思いやる余力もないから、
コミュニケーション不足でイライラ。。。
あぁ、私も夫も可哀想だったな。。

今は私に余裕があるから、夫を思いやることもできる。
仕事をするということがどれだけ大変かも分かる。

私は仕事は大好きだったけど、
やっぱり気の張り方がハンパなくて疲れていたな、と思う。

今は守る範囲が限られている。

息子の安全。
家庭の平和。
自身の平和も、大事。

もちろん、どんなに家事育児の負担が少なくなったとしても、働いてないと病む人もいるだろう。

どちらにしても、自分のやりたいことをやるために、外部の力を頼る、という選択肢は大いにありだな、と痛感している。

少なくない出費だとしても、
心の平和が保たれるのであれば、決して高くない。

ワーママ時代にもっと頼ればよかったな。
それを吟味する時間もないぐらい余裕がなかったのだけど。

イライラモヤモヤ、疲労困憊で毎日過ごすよりも、
常に余力を持って過ごす方がいい。

誰かを思いやれる余力。
色々笑い飛ばせる余力。
新しいことに挑戦するための余力。

日常をハッピーに過ごすためには"余力"が大事で、
その"余力"は、たぶん誰にでも作れる。
少しお金をかけたり、少し妥協したり、色んな方法で。

私は家事をやってもらうことで余力が生まれて、

●料理のレパートリーが増えた
●息子とじっくり向き合える時間が増えた
●本を読む時間ができた
●自分の考えを整理する時間ができた
●夫にイライラしなくなった

こんな感じで、いいことしかない。

これで満足せず、
次のステップとして、来月からベビーシッターを雇ってみる。
中国語を勉強したいからだ。

自分の時間も大切にする。
そうすることで息子とはもっとよい関係を築けそうな気がする。

息子と思い切り遊べる時代なんかほんの一瞬。
それは分かる。
でもだからこそ"何かを我慢している"自分ではなくて、私もやりたいことをちゃんと楽しみながら、
常に"モヤモヤゼロ"の状態で、
毎日の愛おしい時間を過ごしていきたい。

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