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追記:本場イタリアンエスプレッソの条件から僕のエスプレッソを比較してみた。

前回の記事
👇
本場イタリアンエスプレッソの条件から僕のエスプレッソを比較してみた。

 これを検証していた時に気が付いた事があります。
僕は今まで温度計を使って抽出の検証をしたことがありませんでした。笑
 なので、大事な所を書けていないかもしれない、と思ったので

 今回、早速、温度計を使用しての検証結果を書きたいと思います。

イタリアのエスプレッソとしての条件

・一杯あたりの豆の使用量 = 7g ±0.5
・抽出温度        = 88℃ ±2℃
・抽出後の液体温度    = 67℃ ±3℃
・抽出気圧        = 9 bar ±1
・抽出時間        = 25秒 ±5秒
・45℃時の粘度       = >1,5mPa s
・脂質          = 2mg/ml
・カフェイン       = < 100mg/cup
・抽出量(クレマ含めて) = 25ml ±2.5

ROKPRESSOのエスプレッソレシピ

・一杯あたりの豆の使用量 = 15g
・抽出温度        = 99℃ ±1
・抽出後の液体温度    =64.5℃
・抽出時間        = 25秒 ±5
・抽出量         = 25 ±3

 イタリアのものと比べると
・豆が2倍以上
・抽出温度が10度高い
・液体温度は低め
・抽出時間と量は同じ

 これを見て、面白いな〜、と思ったのは
抽出温度が高いのに、液体温度は低い
 
電気を使わない抽出器具の場合は、
  お湯の温度を維持する力が弱いのかもしれません。
 出来るだけ、余熱を与えていかないと
  より落差が広がるかもしれないですね。 

温度計で計って気づいたこと。

 抽出温度が100℃と沸きたてだった。
 100℃ならずにケトルが「カチッ!」と鳴ってるのかも、と疑っていたので驚きました。

 良いエスプレッソになるほど、液体温度が上がった。
 これは、調整もしながら計測していたのですが、
 「ここ以外ベストなポイントない!」
 と思った箇所が、
 イタリアンエスプレッソの条件の範囲内になったのです。

調整1 液体温度:60.9℃ 
    ポーレックスミル:5クリック

 詰まり気味で1分ほど抽出。

調整2 液体温度:62.2℃
   ポーレックスミル:6クリック

 まだ抽出速度が遅く、1.7ml/1sec。

調整3 液体温度:64.5℃
   ポーレックスミル:7クリック

 抽出速度、1.1ml/1sec。となり、すごく美味になりました。明るいフレーバーに余韻の長さがグン!と上がった感じです。

まとめ

 温度計で自分で淹れてるエスプレッソの顔が数字として知ることが出来たのは、新しい発見でした。温度が低いとスモーキーになり、高くなるにつれアロマになったので、それを別の豆でも比べてみたいですね。抽出の参考にになります。
 今回の豆は「グアテマラ」を使用していますが、違う豆、そしてブレンドした豆、となるとどうなるのか、色々とまた課題を見つけることが出来た検証でした。
 ROKPRESSOは、まだまだ奥が深いです。

LET'S PUMP IT!!!

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