飲食店5店舗ゼロ円で開業した田嶋（たじまだむ）です。

今回は実際にゼロ円開業したパフェのカフェ「至福のフルーツパフェ物語」について、開店1年でコロナ休業もしながら６桁の利益を出すまでの全作業を準備期間から時系列で公開です！

旬のフルーツをたっぷり使い、無添加ソフトクリームのパフェ屋を開業したのは令和元年１２月７日でした。

ちょうど１周年を迎え、延べ人数で約6000名様にご来店いただきました。

営業時間は11:30～16:00。月曜定休。

静岡県富士市という沼津のお隣の市で、お店はJRの駅から徒歩15分ほどです。最寄り駅は時間帯によっては無人駅です。

窓からは富士山の絶景が見えます。遮るものはないのは、周りが田舎だからです(笑)。お店のまわりはカエルやサワガニがいます。この前はついに蛇がお店の通用口に現れました！

周囲に民家がありますが、数軒で、地域的には「田舎」であります。

スタッフは現在全4名で全員女性。うち子育て中は3名。

営業は平日2名、土日は3名ですべてを回しています。

自己紹介のブログでも題名にしましたが

私は「腕なし、コネなし、金無し」の三重苦(;^_^A。

しかも3人息子の現役ママでもあります。

自己紹介noteはこちら

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https://note.com/tajimadame/n/n316f8c43f804

こんな私でもお店をゼロ円で開業し、そして利益を大きくだせるようになりました。お店は本当に田舎にあります。

主人はフランス料理店のオーナーシェフですが、

カフェはフレンチの「姉妹店」と言いながら、主人がつくる料理は一切出していません。

お店にもあまり来ません。来たとしてもソフトクリームマシーンを洗うのを手伝ってくれるだけです（笑）。

もし、あなたが

・カフェをはじめたいけど何からた始めたらよいか？わからない。

もしくは、

・カフェをもう始めているが、集客に悩んでいる。

・飲食店経営が赤字で、その状態から脱出したい。

・脱サラしてカフェをやって時間もゆとりもある生活がしたい。

・カフェを経営するのが夢だったが、現実はやりくりしていくのがやっと。

・主婦でもお店を始めて、家族との時間を持ちたい。

そう考えているならこのnoteの通りにやっていただければ、叶うと思います。

１．チャンスの神様は前髪しかない！

はじめに・・・

私は料理人ではないし、もちろん料理修行はしたことがありません。主婦で家族最優先の他の人と変わらない立場です。

朝は二人の男子高校生のお弁当と部活前後の間食のおにぎりや焼きそばを作り、土日は部活の送迎。一人はけがをしてしまったので、朝晩も車で往復40分の送迎。

中学生の末っ子とはたまに一緒にカラオケにも行ってしまうほど、

今は時間を作ることができました。

以前は18時間労働でした。

お店の定休日にはパン作り講座を掛け持ちでこなし、休みはほぼ無し。

子どもたちの夕食を作るのは早くて21時過ぎ。仕事と学校行事が立て続けにあると、23時が夕食。そんなことも多かったです。

そうなると朝は子供たちは起きません。いつもぎりぎりに起きて、たまに兄弟そろって遅刻。

よく子どもたちは元気に育ってくれました（汗）。

子どもは図工の時間に真っ黒な絵を書いたり、もちろん忘れ物は常習。いつも注意されていました。母親である私がちゃんと見てあげられないからです。

借金を払うために仕事をしていたような毎日でしたが、自分の料理の腕が無いので、ピロシキやパンがおいしいものができて、お客様がとても喜んでくれて、売れていくのがとても嬉しかったのです。

まだ子供が小学生から中学生の時はそれで何とか毎日過ごしていけました。

子どもたちと一緒にパン作りするのも一緒にイベントで販売するのも楽しかったです。

しかし、高校生ともなると、将来のことをかんがえなければなりません。子供が目指す将来に果たしてしっかりサポートできるのだろうか？

その当時のままでは不可能だとすぐわかります（苦笑）。実際に3人の子供の話をしっかり聞いてあげることができませんでした。

「どうせ、だめでしょ？」という言葉が子供の口からいつも出ていました。