人生をより良く生きるためのマインドセットと英語を身につけるマインドセットは同じ



(今回の記事はブログ記事の転載です。英語学習で伸び悩む人の特徴を勉強法とマインドセットの両面からお話ししているのですが、マインドセットに関しては英語学習のみならず、人生にも当てはまるので是非とも参考にしてみて下さい!!)

こんにちは!!

英語学習コーチの福井です!!

今回の記事では

「英語学習をしても絶対に伸びない人の特徴」

について、勉強法とマインドセットの両面からお話ししたいと思います。

どれだけノウハウを勉強しても、マインドセットが出来ていないと英語は身につきません。

どれだけマインドセットを勉強しても、そもそも結果の出ない勉強法を取り入れてしまっている状態だと、結果は出ません。

ノウハウもマインドセットも、どちらも大切なものなんですね。

今回の記事は

「勉強法ばかりは知っているが、なぜか英語が身につかない」

「なぜか英語が身につかない」

こんな方には是非とも読んでいただきたいと思っています。

今回の記事に書いてあることを実践して頂ければ

「英語を身につけるために必要なこと」

を身につけられます。

では、どうぞ!!



1英語学習で伸び悩むのはなぜか

英語学習で行き詰まってしまうとき、伸び悩むときは大抵、勉強法かマインドセットのどちらかに問題があることがほとんどです。勉強法だけを知ってもだめで、かといってマインドセットだけを知っても効果はありません。この2つは必ず両方で1セットなので、英語に限らず何かを身につけようと思ったら、この2つを意識する必要があります。もちろん、人によってどちらに問題があるかは異なりますが、個人的な見解では、マインドセットに問題がある場合が多いように感じています。なので、今回の記事では、もちろん英語が身につかない勉強法もお伝えしますが、それ以上にマインドセットについてお話ししたいと思っています。

2英語学習で伸び悩む人の特徴(勉強法編)

ここからは、英語学習で伸び悩む人の特徴を勉強法の側面からお話ししていきます。

2-1単語の勉強しかしてない

英語学習において、英単語はものすごーーく大切です。英単語は料理で言う、材料のようなもので、知っている英単語の数が少なすぎると、そもそも何も出来ません。ですが、英単語しか勉強していないというのも問題です。全く英語が伸びなかった時の僕は、読書や独り言を全くせずに、ただぼんやりと英単語を眺めていたんですね。もちろん、英単語は大切ですが、それ単体で勉強しても英語力は伸び悩みます。必ず、読書や独り言とセットで勉強するようにしましょう!!

2-2文法をおろそかにしている

「ネイティブは文法を勉強しない。だから、英語の習得に文法は必要ない」「日本人は文法ばかりやっているから英語が出来るようにならない」こういった主張が時折なされます。ですが、言語を身につけようと思ったら、必ず文法は身につける必要があります。文法は、ルールを規定するものなんですね。トランプであれ、何であれ、必ずルールを学ぶ必要がありますよね?文法を疎かにするのは、ルールを学ばないようなものなんですね。ネイティブは、文法は学びません。ですが、ネイティブの脳内にも文法は存在しています。彼らは生まれた時から英語に触れているから、自然と文法が身についているんですね。(もちろん、これは僕達日本人にも当てはまります。日本語が出来るのは、子どもの時から日本語に触れていて日本語の文法が身についているからなんですね)また、英語の文法ばかり勉強しているから、全く伸びないと言われますが、実際は文法のせいではなくてインプット不足とアウトプット不足が当てはまると思っています。文法はルールなので、必ず身につけて起きましょう!!

2-3実践が全くない

実践を全くしていないと、必ず伸び悩みます。英語は「知識」と「実践」の両方が必要なので。実践とは、ここでは、独り言や英語日記、実際のスピーキングやライティングなど、自分の知識をアウトプットすることをさします。実践ありきで知識も身につくので、実践が全く足りていない人は必ず英語力が行き詰まるんですね。

2-4インプットの量が少なすぎる

インプットの量自体が少なくても、英語は伸び悩みます。インプットの量とはつまり、読書や映画を見て自分の中に英語を取り込むことですね。日本人は特にインプットの量が少なすぎるという欠点があります。よく、中高で合計6年間も英語を勉強しているのに全く話せないと言いますが、あれもインプットの量という観点から見直すと、量が少なすぎるんですね。中高6年間で得るインプットの量は洋書1冊分にも満たないんですね。これだと少なすぎるんですね。英語が出来る人は、必ず莫大な量のインプットをこなしています。勉強する時は、必ずインプットの量も意識しましょう!!

2-5音を全く使っていない

勉強する際に、全く音を使っていないとどこかで必ず英語力は頭打ちになります。英語に限らず、言語というのは必ず音が最初にあります。音があって、そのあとに文字が生まれるんですね。音を全く使わずに勉強していると、どこかで英語力は伸び悩みます。読書をする時も、出来ればオーディオブックなどを使って、音を伴った勉強をするようにしましょう!!

2-6基礎を使いこなせていない

基礎であれば、例えば中学レベルの英語であれば、問題なく理解出来る、読みこなせるという人はたくさんいると思います。ですが、その中学レベルの英単語や文法を会話で駆使して、自由自在に使える人はどれくらいいるでしょうか?実は、英語がいつまで経っても出来るようにならない人は、基礎を使いこなせていないんですね。で、何事も基礎が一番大切です。ビジネスであれ、建築であれ、土台がぐらついていると、その上に何を建てようとしても、すぐに崩れてしまいます。「こんな簡単なレベルの英文くらいすぐにわかる。もっと難しいレベルの勉強をしないと」となってしまう時は要注意です。こんな時こそ、基礎を徹底的に使いこなせるように勉強しましょう!!

2−7ダラダラ勉強している

英語に限らずですが、ダラダラやっていると効率は全く上がらないです。仕事でも、ダラダラ休憩もとらずに何となくやっていると、全く効率が上がりませんよね?英語が身につかない人は、必ずダラダラと勉強してしまっています。逆に英語をどんどん身につけていく人は、時間の使い方が上手なんですね。例えば、「今から30分は文法の勉強をする」「その後は独り言で30分アウトプットの練習をする」といった感じで、とにかく時間当たりの勉強の密度を最大限上げているんですね。英語もダラダラ勉強せずに、時間密度を上げるように勉強する必要があります。

3英語学習で伸び悩む人の特徴(マインドセット編)

ここからは、英語学習で伸び悩む人の特徴をマインドセットの面からお話ししていきますね。

3-1完璧主義

英語がなかなか伸びない人の特徴として、完璧主義に陥ってしまっているというものがあります。完璧主義になってしまうと「100%出来るようになるまで実践しない」という思考になってしまって、なかなか実践にうつれないという問題が出てきます。例えば、英語学習であれば、スピーキングやライティングの勉強になかなかとりかかれなかったりといった状態になってしまいます。そもそも、英語を身につけるためには、実践が欠かせません。実践を挟まずに英語を身につけるのは不可能です。何かスポーツをされていた方は経験があるかもしれませんが、まず実践する人が一番上達しますよね?実践をしてみるからこそ、自分に足りない部分が見えてきて、次に何をすればいいかがすぐに分かります。そして、そこを重点的に練習するから、また次の実践で結果が出るようになるんですね。英語学習も全く同じで、完成度が圧倒的に低くてもとりあえず独り言や英語日記で実践経験を積む人が一番上達します。完成度が40%くらいでも構わないので、とにかく実践するようにしましょう!!

3-2失敗した時に自分を責めている

失敗した時に、自分を責めてしまうと、英語力は伸び悩みます。自分を責めてしまうと、少しエネルギーが下がるんですね。で、英語学習で伸び悩む人は、特に失敗した時に自分を責めてしまう傾向にあります。失敗→責める→エネルギーが下がる→失敗→責める→エネルギーが下がる→エネルギーが下がるのが嫌なので、だんだん実践しなくなる→実践しないから、自分の弱点や伸び悩んでいる理由がよくわからない→英語力が伸び悩む・・、こんな感じのループを繰り返しています。そもそも、英語を身につけるためには、莫大な数の失敗をする必要があります。失敗なくして、英語は身につけられないんですね。(もちろんこれは英語に限らず何事でも同じです)もし英語を話している時に一切自分を責めなくなったら、どんどん実践出来るようになって、結果的に大きく英語力が上がっていきます。「失敗した時の自分責めを辞める」これが出来るようになるだけで、大きく英語力は上がっていきますよ!!

3-3納得にエネルギーを使っている

納得にエネルギーを使っていると、そもそも英語力は上がりません。納得とは「今の自分で附に落ちたら実践する」という考え方のことですね。ですが、そもそも英語に限らず何事も、今の自分のレベルでは納得出来ない領域の教えにこそ、自分を成長させてくれるヒントが隠れているものです。僕は、高校時代の部活で、とてもレベルの高い先輩にコツを教えてもらったことがあったのですが、その時の教えははっきりいって納得できないことばかりだったんですね。ですが、まずは実践と思い取り入れてみたところ、本当に実力が上がったんですね。こんな感じで、普段から納得にエネルギーを使わず、一旦受け入れて実践してみることがとっても大切です。

3-4普段の口ぐせがネガティブ

普段の口ぐせはあまり意識しないかもしれませんが、実は自分自身に大きな影響を与えています。例えば、英語のスピーキングで失敗した時についつい、「あーくそっ」「なんで間違えたんだろう」と口ぐせのようにネガティブなことを口にしてしまう人がいますが、これをやっていると大きくエネルギーが下がります。逆に失敗したときでも「このおかげで学びを得れた」「なるほど次はこうしたらいいな」という言葉を発することが出来れば、エネルギーが下がることなくどんどん実践を通して学びを得られるんですね。今まで、普段の口ぐせがネガティブな人には変に思えるかもしれませんが、まずは失敗したときでも「このおかげで一つ学びを得れた」と言葉にしてみましょう。こうした明るい口ぐせを習慣化することで、長期的に見て大きな差がつきます。

3-5過去からの時間感覚に囚われてしまっている

過去からの時間感覚という言葉にはあまり馴染みがないかもしれません。これは、簡単に言えば、「昔の経験で、未来を決めてしまっている」ということなんですね。例えば、英語で言えば、昔英語が苦手で全く出来なかった・スピーキングが本当にダメだったからもう自分は英語を勉強しても身につけられない、という思考に陥ることです。逆に、英語をどんどん身につけていく人は、「未来からの時間感覚」で生きています。未来からの時間感覚とは、英語で言えば、仮に昔全く英語が出来なかったとしても、未来では既に出来ていると確信して、日々学びを続けることなんですね。この感覚で過ごせると、仮にスピーキングやライティングでどれだけ間違えても全く落ち込まないし、むしろ全てがプロセスの一部になります。未来からの時間感覚を大切にして生きましょう!!

3-6継続していない

継続が出来ていないと、英語力は伸び悩みます。そもそも、英語に限らずですが、何事も一朝一夕に身につく物事は存在しません。何かを身につけようと思ったら、どんなに少なく見積もっても三ヶ月〜半年は継続する必要があります。ですが、英語が身につかない人は、ほんの少しだけ勉強して、またすぐに別の勉強法を試して、でまた別の勉強法を試してといった感じで、とにかく継続を全くしないんですね。どんなに効果の高い英語学習法を知っても、結果が出るまでには時間がかかることをしっかり理解して、長期視点で勉強に取り組むようにしましょう。

3-7ノウハウコレクターになってしまっている

ノウハウコレクターになってしまっていると、いちいち目移りして結果が出ません。一つ前でもお話ししましたが、結果を出そうと思ったら、まずは継続する必要があります。結果が出ない人は、Aという勉強法を試したら、すぐにBという勉強法に移ってしまいます。で、勉強法にはとても詳しくなるけど、結果はっ全く出ていないという事態に陥るんですね。英語学習に限らず、ビジネスでも、なんらかの資格の勉強でも、ノウハウ自体はとてもシンプルです。結果を出すためのノウハウに、それほど差はありません。違いが出るのは、実践と継続の部分なんですね。なので、英語を身につけようと思ったら、ノウハウ収集はほどほどにしてどんどん実践しましょう!!

3-8あまりに短期間で結果を出そうとしてしまう

あまりに短期間で結果を出そうとすると、必ず伸び悩みます。そもそも、短期間で結果の出る物事なんて存在しないんですね。英語であれ、ビジネスであれ、結果を出すためには必ず長期視点で取り組む必要があります。世間でよく言われる「一日わずか〇〇分で、一ヶ月で英語がぺらぺら」といったようなノウハウに踊らされてしまうと、お金だけは費やしているのに全く結果が出ないという事態に陥ります。甘言にまどわされず、長期視点で物事に取り組むことを意識しましょう!!

3-9分かる知識が出来る知識にまで落とし込めてない

分かる知識はたくさんあっても、実際に出来るレベルまで落とし込めていないと、英語は話せるようにならないです。例えば、英語でいえば、読んだり聞いたりしてわかるレベルの知識を、スピーキングやライティングで使えるようになるためには、使う練習をする必要があります。これはスポーツと同じですね。いくら本やDVDなどで学んでも、実際に練習してみないことには一切身につきません。英語が出来るようにならない人は、分かる知識が増えていって、出来る知識が少ないんですね。英字新聞は読めるけれども、スピーキングでは中学レベルの文法も上手く使えないというのは、まさに出来る知識が少ない状態です。英語は必ず「知識」と「実践」の2つを組み合わせる必要があります。

3-10わからないことがわかってない

わからないことがなんなのかよくわかっていないと英語力は伸び悩みます。ぼんやりと「単語力が足りない」「文法力が足りない」といった形でしか自分の現状を認識出来ないと、そもそも次に何をしたらいいのかわからないんですね。で、結果的に的はずれなことをしてしまって、伸び悩みます。先程の例で言えば、「自分の日常でよく使う単語、主に花の名前を表す単語のストックが足りないから今日はまとめて花の名前を表す単語を勉強しよう」「過去形と現在完了形の使い分けがよくわかっていないから、今日は過去形と現在完了形について徹底的に勉強しよう!!」これくらい具体的に課題を書き出せていると、次に何をしたらいいのかがわかって、英語力を伸ばせます。本当に、曖昧とした課題認識しか出来ていない場合が多いので、自分自身の課題は常に具体的に認識するようにしましょう!!

3-11質問の仕方が雑

先程の例と少し似通っていますが、自分自身への質問の仕方が雑だと、何をしたらいいのかわからなくなって、英語力が伸び悩みます。例えば、「もっと英語力を上げるにはどうしたらいいのだろう?」というのは、雑な質問に当たります。「もっと自分のスピーキング力、特に花の育て方のお話を出来るようになるには何をしたらいいのだろう?」こういった質問が望ましいです。英語が伸び悩む人は、自分自身への質問の仕方が曖昧すぎるんですね。人間の脳は、すごくハイスペックなので、質問されたことに対して適切な答えを探そうとします。(ちょうどグーグルの検索機能のようなものですね。「お金 稼げる」と検索すると、お金を稼ぐための方法がたくさん見つかるし、「お金 稼げない」と検索するとお金を稼げない情報がたくさん見つかります)なので、どんな質問をするのか、がとっても大切なんですね。結果が出ない場合は、質問の質を見返してみましょう!!

3-12日常生活の過ごし方が雑で勉強に使うエネルギーがない

いくら英語学習に時間を費やそうと思っても、そもそも日常生活の過ごし方が雑で、英語学習に使うエネルギーが残っていないと結果は出ません。ノウハウ自体をいくら集めても、実際に行動にうつせないと結果は出ないんですね。で、現代では(時代の影響もあり)、意識的にエネルギーを上げる(+下げない)工夫をしないと、どんどんエネルギーが下がってしまいます。これは英語に限らずですが、長期的に行動しようと思ったら、必ずエネルギーマネジメントを意識する必要があります。



4まとめ

今回は、英語学習で伸び悩む人の特徴を勉強法とマインドセットの両方からお話ししました。

ある意味ではとてもシンプルですが、これが出来ている人は実際はとても少ないんですね。

逆に言えば、ここに書いてあることが当たり前に実践できれば、時間をあとは時間をかけて勉強するだけで自然と英語は身につきます。

かなり汎用性の高いマインドセットを紹介しているので、このマインドセットが身につけば、英語のみならずその他の分野でも結果を出すことが出来るようになります。

是非とも今回の記事に書かれていることを参考にして、英語を身につけてくださいね!!

では、今回はこの辺で。

お疲れ様でした。

サポートで頂いたお金は、より良い記事を書くための学びに使わせて頂きますね( ´罒`*)✧" ありがとうございます!!