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令和6年度キックオフ

この御殿場の地もいよいよ桜の季節となりました。4月5日(金)あいにくの雨で少し寒い中ではありましたが、御殿場西高校の令和6年度キックオフが開催されました。そもそもキックオフって何?ってところからでしたが、文字通り「スタート」「試合開始」という意味合いで、年度はじめの方針発表とビジョン共有ということになります。いつもは校長からの長々とした説明で終わりがちですが、今年はいつもとは違った形で開催することができました。以下紹介していきますね。


そもそも「キックオフミーティング」とは

キックオフミーティングという用語がそもそも教育業界では馴染みがありません。キックオフというとサッカーやラグビーをイメージしがちですが、ビジネス界で言うキックオフというと以下のような意味となります。

キックオフミーティングでは、一般的にプロジェクトの目的・目標、スケジュールやコスト、プロジェクト体制やチームメンバーの紹介、プロジェクトマネジメント手法やレポーティング手法、コミュニケーション手法などのプロジェクトの概要の共有やメンバーの不安を軽減させる質疑応答などで構成されています。

ビジネスにおけるキックオフの意味(一般社団法人日本きらめき協会)

昨年度までは校長からの人事発表、方針発表で終わっていた年度はじめの職員会議でしたが、これからは御殿場西高校が向かうべき方向を全員で共有し、各部長からより詳しい方針や、考え方、思いを伝えていただきました。本校は令和8年度に向けて学校改革を進めています。これまでの本校の慣例、日本の学校教育の当たり前に縛られることなく、新しい時代に向けた新しい教育の形を作っていきたいと思っています。

新しいビジョン「居場所と出番を創り続ける」

新しいビジョンとして「居場所と出番を創り続ける学校」を掲げ、生徒たちが、心理的安全性の高い環境の中で、自分の「好き/得意」を本校で見出し、発揮し、磨き続けるような学校になっていきます。

より柔軟で、より開かれた学校の中で、多様な学びの選択肢、多様な出会いや経験の場を実現していきます。

日本全国で少子高齢化、教員志望者の減少、AIなどのICTツールの現場への導入が進む中、本校と同じような地方都市ならではの課題を抱える学校は数多くあります。

そんな学校のモデルとなっていくことを目指していきたいと思います。

大切にしたい考え方

生徒、教職員が大切にしたい考え方として、繰り返しになりますが
・Enjoy making mistakes. 失敗を楽しんでいこう
・Enjoy differences and diversity. 違いや多様性を楽しもう
・Enjoy creating our school. ぼくたちの学校づくりを楽しもう
の3つ(他にもたくさんありますが・・・)を大切にしていきたいと思います。

今年度も日本全国の学校関係者の皆様、教育業界の皆様、地域の皆様、たくさんの方々にお世話になると思いますので、何卒よろしくお願いいたします!

※動画は齊藤教頭による気合の一本締め笑

全教職員が一同に集まりました。こう見るとたくさんいますねぇ。
各部長陣からの方針説明。かっこいい!

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