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うつ病持ちyazu、怪しい会社に入社して一週間たった結果

入社して一週間

ああ、長かった。

学生時分のテスト期間より長かったような気がする。どんだけ友達にメンヘラLINEを送っただろう。そしてnoteでも愚痴ってしまいました。

読み返したら情けなさ過ぎて吐きそうです。お付き合いいただいた皆さん、格好悪いところをお見せしました。ごめんなさい。

最初はオリエンテーションとして社会人マナーとか電話対応マナー、名刺を渡す方法などのビジネススキル勉強をさせられてました。

絶望的にすべて出来なかったです。なんか人の目をみて喋ることが難しいのと、人が喋っていることを聞き取るのが難しい…なんていうかな、言葉が頭の中に入ってこないというか。コレが老化か。

まだ仕事をしているわけでもないのに、入社日から眠れないor睡眠が浅いという状況が早くも出てきた豆腐メンタルのわいですから、木曜日には病院へ行ってきました。

精神安定剤と睡眠薬をいただき、速攻で飲みました。飲めば落ち着いてしまう自分、悲しい。ヤク漬けを実感したもんです。まあ、でも気持ち悪いままじゃなんもできないから良いか…。

よくもまあ、この年まで生きてきたよな〜。クソみてーな人生を歩んでるのはもちろん実感ありまして、そのたびに自分はどんだけ駄目なんだよという思考の輪廻にはいい加減飽きてます。

それでもまあ、ニートしてる時は全然大丈夫だったわけじゃないですか。働いた途端にこれってなにかおかしいよねっていうことで、不安の根源をちょっと考えてみました。

答えは簡単で、単純に何をやらされるのか分からない不安であったり、仕事が上手くいかなくて叱責されたり、ひどく落ち込むことへの恐怖でした。

まだなんにも始まっちゃいねえのに、よくもまあ妄想たくましくネガティブマインドを突っ走れるもんです。そのパワーを別のところで使ってほしいですよね、本当。これだけで金儲けのひとつでも思いつきそうな感じですよ、全く。



現場に行くまでの待機期間

オリエンテーションが終わると、現場に派遣されるまでの待機期間となっているわけですが、まーもーやることなんてほとんどありませんで。上司からも指示がないし(というかそもそも上司も派遣されてっから会えない)、全くなんもわかりません状態です。

なんならいっそ帰りたい。周りから「あいつ、現場決まってないヤツか」みたいな目で見られてそうで若干凹みます。こんなん二ヶ月も続いたらどうなるんだろうか。給料もらえるからまだマシだけど。

変な案件に打ち込まれたら打ち込まれたで辛いし、もう何もやりたくない…とまあ、僕の本音がダダ漏れなのはおいといて、とりあえず何かしておかなきゃいけません。

皆さん、こんなクソみてーなメンタル中二病人間というイメージが強すぎて諸々お忘れかと思われますが、僕は一応エンジニアです。パワーポイントでの資料作成が一番得意です。

流石にこの待機期間中パワポで遊んでるわけにもいかず、仕方なく本でも買って勉強するわけですが、もちのろんで自腹です。

値段5,000円ですよあんた。たっか。

Amazonでおなじみ、AWSというクラウドサービスにおける資格を僕は持ってます(SAP)。ところがAWSは3年ぐらい触ってない(そのうち1年以上は休職期間)んでほぼほぼ忘れかけてます。でも何か周りは僕がAWSが出来るやつとか思ってるらしく、流石にまずいと思ってイチからやり直してます。

勉強を始めるとやることが決まるので、気持ちが持ち直してきました。手を動かしながら環境に触ってコードを書くので(環境用意も自腹…)、気が紛れるようでして、何時間かはあっというまに立ちます。

問題はこの本、来週ぐらいには終わりそうなんだよな…。これが終わったら次は資格更新の勉強でもするか。完全に学校の図書館で勉強しにきてるオッサンやん。

まーもー、とりあえずこの先考えても仕方ないという友達の意見はおっしゃるとおりなので、別のことに目を向けて気を紛らわせるしかないという方針に切り替えました。



全体会議に参加して感じた恐怖

現場に出ているメンバーが一同に集まる部署の全体会議があるということで、僕も参加しました。

いや、暗い。とにかく活気がない。

会議中、みんな内職してる。何なら隣の人はYahoo見てた…。

部署方針の説明もしていただいたんですけど、数字的なところはともかくとして、目標に「離職率低下への施作」とか書いてあるのってめっちゃ怖かったです…。色々な会社を巡ってきましたけど、こんな方針を掲げる会社は初めてみました。

入社する前は定着率92%以上って書いてあったのに、なんで離職率うんぬんが話になるんだと思いました。

会議資料を読んでいくと、バカ正直に毎月の離職者が書いてあったので追っていきました。そしたら、ここ一年で月3〜4人は辞めてました。たかだか百数十人の会社ですから、年間36人の退職っていうことを考えると。

え、離職率20%以上じゃね?!

こっわ、まじでこっわ!!!とんでもないところにきてしまったもんだ。コールセンターは3ヶ月で30〜40%は辞めます。それには及ばないもののこんな離職率ってまずくねえか?

4月には足らなくなった分を大量の未経験者を雇って水増しのようなことをしてるようです。

「離職が喫緊の課題です」

って事業部長が言ってました。そりゃそーよ、こんなことが大企業で起きてたら流石に人事や上層部からメスが入るはずです。なんでこんなに辞める奴が多いのかはわからないですが、まー嫌ぁ〜な雰囲気は感じざるを得ないですよね。

逆にそんな会社だから僕みたいな訳あり人材でも入れたわけですよ、ハイ…。もー、とんでもない社会復帰アプローチをとってしまったようだ。

大丈夫か?うん、自信ないよ…。



出来ないことは出来ません精神

僕はエンジニアでもどっちかっつーと下流なことしかしてなかったので、世間一般でエンジニアとしての価値は低いと言わざるを得ないです。

エンジニアとしての価値を上げるためには要件定義やら設計、構築が出来るようになる必要があります。会社としてはどうやらそこの幅を広げてほしいという話で色んな現場を考えてるようです。

でもさー、できないもんはできないんだよなー私。いきなり上流工程やれって言われても出来ません。拒否だ拒否。

会社の等級を見てみると、僕は「設計にチャレンジする」というのが目標として掲げられてる階級だったので、つまり今出来てなくてもよいという会社の判断です。僕はそういう人材ってことです。そこで開き直ってしまえばよいんだと。

わたしゃ、今現在は手が届く範囲でしかお仕事ができない人なんですよ。許してくださいな…

そうは思っても、新しい現場に入ったら自分なりにどうにかしようと頑張りすぎるような気もします。別にそれは仕事を進める云々というよりは、自分に降りかかる恐怖への対応のために。

そこでアクセルを踏みまくると、またろくでもないことになりそうなので何とかごまかしごまかしやっていきたいと思っております…。

あー、残りの人生、まじでどうやって乗り切ろうかなホントにもう。助けてくれー!


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