Takahist.~しがないエンジニアの備忘録~

はじめまして。 機械系大学院卒、現在某メーカーのエンジニア職で働く者です。プロフィール…

Takahist.~しがないエンジニアの備忘録~

はじめまして。 機械系大学院卒、現在某メーカーのエンジニア職で働く者です。プロフィールは記事にアップしています。 機械系やその他学問の勉強のまとめ、日ごろの出来事などをせっかくなら公開してしまえという意気込みでやっています。記事がどこかの誰かの役に立てれば幸いです。

マガジン

  • 勉強コラム【熱力学編】

    機械工学の4力の中の1つ、「熱力学」についてまとめたコラムです。

  • 雑談コラム

    日々の生活の中での体験や、世の中の出来事に対する持論のまとめです。当時の自分の思考を振り返る目的で記録として残しています。また、私の考え方が誰かの人生をより豊かにするキッカケとなれば幸いです。

  • 勉強コラム【統計学編】

    計測工学を勉強するうえで統計学の基礎知識が重要になったので、勉強します。また、仕事でデータを扱うことが多く仕事のクオリティを上げるために勉強します。

  • わたし的名言 Best Selection

    人の発する、所謂名言と呼ばれる言葉は、その人の人生経験を凝縮したもので、その人の人生を辿ることができる羅針盤だと私は考えています。私が感銘を受けた名言およびその裏にある意味についてまとめたコラムです。何かに行き詰ったときに立ち寄れる原点としてまとめます。

  • 勉強コラム【Python編】

    仕事上でたまにあるルーティンワークの自動化、夜間に自動運転させるとか、データの解析等を私の中ではやっていると思っている「Python」を使ってできるようになりたいと思い、開設しました。

最近の記事

勉強コラム 熱力学編 3.エネルギーの式

※このノートは私が分かりやすい表現で記載してます。厳密な定義は教科書を参照してください。  前回の熱力学では、状態量と熱力学第1法則について勉強しました。熱力学におけるエネルギー保存則とはどういうものかという概念についてまとめており、一般的な表現まではカバーしきれていませんでした。  今回の熱力学の第3弾では、前回学んだ熱力学第1法則を定量的に一般化した数式について勉強します。 1.内部エネルギー 内部エネルギーとは、物体が内部に持っているエネルギーの全体のことである。

    • 雑談コラム Episode 2 「メンタル強化のすすめ 強化法4選」

       日々生活していると、「あの人はほんとにメンタル強いな~」とか「メンタル弱くて…」という会話がふとした時に聞こえてきます。周りには、メンタルが異常に強いな~と感じる人がいたり、逆にストレスに敏感で眠れないといった人がいると思います。  自分自身、幼いころに親から「蚤の心臓、豆腐のメンタル」とよく揶揄されたものです。確かに幼いころ、内向的で自分で積極艇に行動することが少なく、いざ表舞台に立つとよく泣いていたことを思い出します(笑)。そんな自分でも、社会人となった今ではメンタルが

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      • 勉強コラム 統計学編 3. 2変量のデータ

        ※このノートは私が分かりやすい表現で記載してます。厳密な定義は教科書を参照してください。今回は特に私の独特なイメージによる表現が強いです。  前回までは1変量のデータの解析に関して、偏差や分散、標準偏差について勉強しました。  今回は統計学の第3弾として2変量のデータについて勉強します。2つの変量に対して相関係数や回帰直線の求め方について取り扱います。今回は2変量のデータなので前回までの例題データに新しい変量yのデータを足して、勉強していきます。  まず、例題としてある

        • 勉強コラム 統計学編 2. 1変量のデータ解析

          ※このノートは私が分かりやすい表現で記載してます。厳密な定義は教科書を参照してください。  今回は統計学の第2弾として1変量のデータ解析について勉強します。分散や偏差などデータを比較、検討するためのデータの処理についてです。ちなみに、高校数学の学習指導要領を確認してみたら、2012年あたりからデータの分析でこのあたりの内容を勉強するようになっていたんですね。。。  今回は前回と同様の例題データを用いてそのデータの解析について勉強していきます。 1.代表値 代表値とは、デー

        勉強コラム 熱力学編 3.エネルギーの式

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        • 勉強コラム【熱力学編】
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        • 勉強コラム【計測工学編】
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          勉強コラム 熱力学編 2.状態量と熱力学第1法則

          ※このノートは私が分かりやすい表現で記載してます。厳密な定義は教科書を参照してください。  熱力学の第2弾です。今回は状態量と熱力学第1法則について勉強します。これから多くのパラメータが登場しますが、状態量であるかどうか区別することは重要になります。 1.状態量 熱力学で扱う物体は、温度、圧力を持ち、均質な物質で形状にはとらわれない。このような物体の状態は温度T、圧力P、比容積v(単位質量(1kg)あたりの体積、密度ρの逆数と同義。よく出てくる比〇〇と呼ばれる物理量ははす

          勉強コラム 熱力学編 2.状態量と熱力学第1法則

          勉強コラム 統計学編 1. 1変量のデータと度数分布

          ※このノートは私が分かりやすい表現で記載してます。厳密な定義は教科書を参照してください。  勉強コラム統計学編の第1弾は1変量のデータ処理についてです。確率については省略します。変量とはざっくりいうと変数と同じ意味で、データの種類みたいなものだと思っています。今回はその変量が1種類のデータと度数分布について勉強しようと思います。 1.度数分布表 例題をもとに度数分布表や、それに関連する語句の勉強をしようと思います。  まず、あるクラスのあるテストの点数(10点満点)が以下

          勉強コラム 統計学編 1. 1変量のデータと度数分布

          名言ベスト Entry No.3 「一流のプレイヤーに必要な要素は・・・」

           この言葉は私の高校生時代の部活動の顧問の先生の言葉です。バスケットに限らず、スポーツ選手には安定したパフォーマンスを発揮し続けるのに必要な要素の1つだと思います。また、これはスポーツ選手に限らず、すべての職業でいえることだと思います。 1.この名言について 私は小学生から現在(20代後半)まで、バスケットボールをずっと続けてきました。私の高校時代の部活顧問は地区でも有名な先生で、システマチックなバスケットを構築する先生でした。練習も非効率なもの(ただ走らせるのではなく、走

          名言ベスト Entry No.3 「一流のプレイヤーに必要な要素は・・・」

          Release Note ver 1.1.0 (2022/2/12)

          ※このRelease noteはTakahist. Noteの構成について記載したものです。 バージョン管理 本Noteは主に以下のコンテンツについて、記事をアップしていく予定です。 1.勉強コラム  1.1.機械工学基礎編  1.2.機械工学小話編  1.3.熱力学編  1.4.計測工学編  1.5.統計学編  1.6.Python編 2.雑談コラム 3.わたし的名言 Best Selection 4.あなたはどう思いますか?~私の中のMystery~ の勉強につい

          勉強コラム 計測工学編 1.誤差(Error)

          ※このノートは私が分かりやすい表現で記載してます。厳密な定義は教科書を参照してください。  計測工学の第一弾です。誤差について勉強していきます。 1.誤差とは 誤差とは、一般的に「測定値-真値」と定義されている。ただし実際には、いわゆる真値を計測することは不可能に近く、現実的に真値は複数計測した計測値の平均値とする場合が多い。 2.誤差の種類 誤差には基本的に以下の3種類の誤差に分類される。 2.1.系統誤差(systematic error)  真値に対してある偏

          勉強コラム 計測工学編 1.誤差(Error)

          勉強コラム 機械工学小話編 1.メジャーのアレ

           今回は、設計者のユーザビリティを考えたさりげない設計についての小話を記事にしてみようと思います。 1.メジャーの先端についているアレ メジャーの先端にはスケール(物差し)をひっかけるためにL字型の金具がついていると思います。普段メジャーを使用するときに、特にこの金具について深く考えることはないと思います。強いて言うなら、市販のメジャーであればどれでも先端の金具が左右に動くような設計になっており、「カチャカチャするな」と気になった方はいるかと思います。 2.左右に動く機能

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          勉強コラム 熱力学編 1.熱とエネルギー

          ※このノートは私が分かりやすい表現で記載してます。厳密な定義は教科書を参照してください。なお、基本的に古典熱力学(巨視的)を主に勉強します。 熱力学の初回は基礎として「熱とは?」と「エネルギーとは?」について勉強していこうと思います。基本的には高校の物理でも取り扱う内容ですね。 1.Jouleの実験 少し歴史の話をまとめます。  19世紀の初めごろまで、熱は質量のない流体、熱素(caloric)として捉えられており、熱素という流体の授受により熱現象が説明されてきた。  し

          勉強コラム 熱力学編 1.熱とエネルギー

          名言ベスト Entry No.2 「当たり前のことを・・・」

           これは私の母親の名言です。教育方針というか考え方が詰まった名言だと思っています。この後に続く言葉は「だから、当たり前をきっちりできることはすごいことなんだよ」でした。  「当たり前のこと」というのは人によって内容が変わりますが、各々やらなければいけないことは必ず何かあると思います。例えば、施しを受ければ「ありがとう」と感謝の意を伝えること、約束の時間には遅れない、宿題はちゃんとやる、等々。そのやるべき「当たり前のこと」を毎日当たり前にこなすことは、頭でわかっていても感情的

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          雑談コラム Episode 1「コミュニケーションとは何ぞや?」 part2

          ※筆者の主観、経験談ベースの主張を記載しています。執筆時点の経験値から導き出した私の考えです。  Episode 1 part1で仕事で求められるコミュニケーション力について、記載いたしました。  今回は、コミュニケーションの手段について記載していこうと思います。 1.コミュニケーションの手段 皆様、「コミュニケーションの手段」というものについて考えたことがありますでしょうか。コミュニケーションの手段というと真っ先に思いつくのはやはり「言語を用いた会話」になるかと思いま

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          雑談コラム Episode 1「コミュニケーションとは何ぞや?」…

          勉強コラム 機械工学基礎編 2.無次元数

          ※自身の勉強まとめなので、ざっくりとした表現をしてわかりやすくしている部分もあります。正確な定義について知りたくなった場合は、教科書を参照しましょう。 ・はじめに  基礎編の1では単位と次元について勉強したので、ついでに無次元数について勉強しようと思います。無次元数は工学のいろいろなところで出てくるものであり、今回はとりあえず概念的な意義とよく出る無次元数について現状私の知っている無次元数について書いていこうと思います。「無次元化」については詳しくはないのでいつか書けるとい

          勉強コラム 機械工学基礎編 2.無次元数

          雑談コラム Episode 1「コミュニケーション力とは何ぞや?」part1

          ※記事は客観的事実に主観が入り組んだ主張を記載しています。2022年現在の経験値から導き出した私の考えです。  今回は、仕事で要求される「コミュニケーション力」について私なりの解釈を記載していこうと思います。就職活動とかで企業が求める能力によく出てきますよね~。記事が非常に長くなってしまったので、めんどくさい人は結論を見ることをおススメします。 1.私の考える「コミュニケーション力」とは ここでは、仕事で要求されるコミュニケーション力について私の考えを述べようと思います

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          雑談コラム Episode 1「コミュニケーション力とは何ぞや?…

          勉強コラム 機械工学基礎編 1.単位と次元

          ※自身の勉強まとめなので、ざっくりとした表現をしてわかりやすくしている部分もあります。正確な定義について知りたくなった場合は、教科書を参照しましょう。 ・はじめに 工学の基礎として初めに物理量の「単位」と換算についてまとめようと思います。当時の大学1年生の講義を思い起こすと、どの講義でも初めに物理量の単位について時間を割いていたな~と記憶しています。 1.SI基本単位 初めに国際単位系(SI)で定義されている物理量の基本単位についてまとめる。この基本単位はお互いに独立して

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