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ギターデザインブック

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ギターとギター改造の偏愛録。
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Hologram Microcosm 日本語マニュアル・無料配布します & 作例

Hologram Microcosm 日本語マニュアル・無料配布します & 作例

先日手に入れたHologram Microcosmというエフェクター。
試奏動画を観てどうしても手に入れたくなり、運良くギタリストの永井聖一君に譲ってもらえたので、いろいろ試しているところ。

正規に日本に輸入されておらず、マニュアルは英文しかない。必要なところだけ読みながら使っていたが、多機能かつワークフローがかなり独特なので、マニュアル読み込まないと無理という結論に達し、一念発起して英文pdf

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俺のギターが火を吹くぜ

俺のギターが火を吹くぜ

ギターソロのツイートが若干バズって改めて気付かされたけど、俺がギターが好きだってことは一部にしか知られてないみたいだ
(今回一人称「俺」で)。

シンプルに、ギターソロが気に入ってる曲を貼ってみる(順不同)。アドリブは今でもあまり得意じゃないので、ソロも構築して流れの中で少し遊ぶのが好み。

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2020.11.2(月) 電気的弓、壊れる

2020.11.2(月) 電気的弓、壊れる

低気圧、一日眠気と闘いながら。

録音に使おうと思ったら愛用してたE-Bowが壊れてた。先日派手に床に落としてしまって側面が割れたのを補修しながら使ってたが、どうもスイッチの接触が悪い。

E-Bowは「Electric-Bow」の意。電気的に弦を振動させてヴァイオリンの弓のように減衰せずにギターが弾ける。「サスティナー」ともいう。

録音で使った代表曲はこれ。イントロのメロディでフィーチャー。1

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2020.10.15(金) new-old-vintage

2020.10.15(金) new-old-vintage

ギター受難の雨と夏の季節がやっと終わった。湿度調節するやつ(調湿剤)を大量買いしたので、アコギとヴィンテージ系をいたわりつつケースに入れる儀式をする。ついでに記念撮影も。ギターを撮ると物撮りは難しいなっていつも思う。

プレベ、60年頃のやつ。20年位前に買った。リフィニッシュだから手頃だったし気を使わなくていい。ネックが細めでとても弾きやすい、がすっかりベースを弾けなくなっている...

おなじ

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Spirit by STEINBERGER 改造の記録

Spirit by STEINBERGER 改造の記録

80年代に一部で流行ったスタインバーガーというギター / ベースがある。箱みたいなボディに棒きれみたいなネックがくっついていてヘッドがない、いわゆる、ヘッドレスギター。

海外だとエディ・ヴァン・ヘイレンやアラン・ホールズワース、日本だと晩年のムッシュかまやつさんが愛用していた。ヴァン・ヘイレン以外は故人、RIP...。 (*2020.10.7.追記:エディも亡くなってしまった...RIP...

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Epiphone Masterbilt Century 改造

Epiphone Masterbilt Century 改造

昨年12月、Epiphone Masterbilt Century Zenithをほぼ見た目で衝動買い。初めてのアーチドトップFホールギター。ネックは極太、でもシェイクハンドで握れるのでOK。ところが、オリジナルのピエゾ(ブリッジ下)がドンシャリすぎて如何ともし難い。そこで2018年改造の旅に出た。これが長かった。。。

ちなみに、ピックガードがない状態はこんな感じ。ツルンとしている。

まず

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VOX VSS-1 modify

VOX VSS-1 modify

VOX VSS-1 (Starstream) というモデリングギター、元々未来的な独特なデザインなんだけど、弾き倒していたらいろいろ手を加えたくなってしまった。

まず、ピックガードを作りたくなった。元々ピックガードのないギターにピックガードをつけたがる癖があって、テイラーT5とかウクレレにもつけたことがある。

↑ このギターもいろいろいじってる。また今度詳しく。

で、まずピックガードを作った

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ギターデザインブック(1980?)④

ギターデザインブック(1980?)④

中3〜高1の頃に描いたギターデザイン帳から。
ちなみに、定規を使うのが苦手なので、ほぼフリーハンド。

↑ シリアル0034。だんだん、自分らしいデザインの作風が決まってきた。
ヘッドの「K」は河合楽器のコンテストに応募することを意識して。

↑シリアル0036。0034をアレンジしたバージョン。
S.S.HじゃなくてH.S.H、しかもバーマグネットなのが初期’80sぽい。「T.K」は何だろ?

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ギターデザインブック(1980?)③

ギターデザインブック(1980?)③

引き続き、中3〜高1くらいのときに書いたギターデザインのノートを眺めながら。当初はピックアップとか回路とか、電気的なアイデアが中心だったのが、次第にギターの形そのものにフォーカスするようになってくる。

↑ シリアル0024、「Art-Wave」。たしか、フェルナンデスで同じ名前のギターがあった気がして調べたら、やはりあった。初期P-MODELで平沢さんが使ってた。
この、表紙のギター。

相変わ

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ギターデザインブック(1980?)②

ギターデザインブック(1980?)②

と、いうわけで1980年(中3〜高1)くらいに書き潰した「ギターデザインブック」から。何を書いたかあまり記憶にないので、じっくり観察してみます。

↑ シリアル0011、「SA-1」だからセミアコのイメージなのかな。どことなく、リック・スプリングフィールドが使ってたグレッチAXEの残像が。。。
ブリッジはT.O.M.風。「セットネック22F」とも。「10Wモニターアンプ付き」、アンプ内蔵ギターは’

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ギターデザインブック(1980?)①

ギターデザインブック(1980?)①

たしか中3か高1の頃。ノート一冊分ギターのデザインを書いたことがあった。その後、河合楽器のオリジナルギターデザインコンテストが開かれて、その中から選り抜いた案を応募したら、佳作か何かには選ばれた。賞品もらったような気もするけど、忘れた。まあ、デザインの才能はその程度だったってこと。

そのアイデアノートが出てきたので、スキャンしてみた。僕が歌ものと同じくらいインスト好きなのは、楽器愛によるところも

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