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訪問重視の会社の営業マンでは論理的思考力は身につきにくい

みなさん、こんにちは。
鷹斗です。

今の会社に転職して2年程経過し、最近はっきりと気付いたことがあります。
それはどうやらこの会社の営業マンには論理的思考力は基本的に必要ないということです。(笑)

今の会社では例えば営業系会議で割と大事な決定をする際も、皆基本的には全てその場の自分の主観で発言をします。
そこには例えば数字的根拠や、筋の通ったロジック等ありません。
そしてその決して論理的とは言えない発言が、結果的にいつも採用されてしまいます。
皆で話し合いをし出た結論なので一見ちゃんとしてる風ですが、実際には筋の通っていない、ビジネス的には宜しくない意見が毎回採用されています。

私なりに原因を考えてみたのですが、最も大きな要因として、彼ら(営業マンの上司たち)は顧客訪問に多くの時間と労力を取られるせいで、他に割ける十分な時間や労力が残されていないのだと思います。
先日の書評でもネタにしたピラミッドストラクチャーのような論理的思考を業務に取り入れると、多大な時間が取られてしまうでしょう。
毎週出張ベースで日本中を移動している彼らには、そのような時間や労力は無いのだと思います。(顧客訪問が課せられた最重要課題なのでロジカルシンキングは求められていないとも言えます。)

もちろん営業マンなので彼らも頭を使って顧客に提案することは多々ありますが、コンサルに近いレベルでロジカルに考えることはまずないでしょう。

今の会社の営業マンにはデータを元にロジカルに考えるような論理的思考よりも、次から次へと顧客を訪問する体力や顧客と仲良くなれる社交性の方が求められているように感じます。
そういった意味では脳筋の体育会系的と言えるかもしれません。

なので営業志望だが割とロジカルに考えたり提案したりしたい人は、顧客への訪問を重視する会社や業界の営業職は、転職等で避けた方が良いのかもしれません。

長々と書きましたが、上記はあくまで私の推測です。
私の勤めている会社や業界がそうだからと言ってしまえばそうかもしれません。
また訪問重視の会社でも、論理的思考を多いに要求されるような会社もあるのかもしれません。

ちなみにネットがこれだけ発達した今、「足で稼ぐ」的なプッシュ型の営業は完全に時代遅れだと思います。
顧客が向こうから来てくれるような、プル型営業を目指しましょう。
例えば下記の記事を参考にしてください。


おしまい

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