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SLEと眠り

お仲間さんたちの悩みに多い「不眠」

私は、多分悩まされるほどの不眠は、再燃前のボロボロの時以外感じたことはない。

夜中まで脳が覚醒状態で、眠りについても尿意で起きてしまったり、そもそも眠りが浅くて、夢の中で仕事を片付ける計算をしていたり、そんな経験をしたのは、人生を通しても再燃前だけ。
眠剤はその時期と入院中に使ったが、それっきり。
(この時の状態としては、不安症、興奮状態、過労、発熱、唾液減少、舌荒れ、頻尿、プレドニン12mg程度)

再燃の治療後、自宅療養の間は、夜10時頃寝て4時頃目を覚ます生活を続けていた。
深く眠った多幸感は薄かったけど、それでも不眠という感覚は無くて、何というかそれほど睡眠を必要としていない状態だった気がする。
(この時、パルスによるsle抑圧に成功して、諸症状なし、退院時20mg/日)

完全に社会復帰をした後の生活と言えば、子供が寝る時間にはもう眠くて仕方なくて、夜が明ければ目覚ましより少し早く目が覚める。
療養期より少し長く寝ていられるようになった。
起きたら軽く体幹トレーニングと筋トレをして、髭剃りをしたら、日焼け止めを塗って犬とともに外に出て朝日を浴びる。
それこそ寝たと思ったらあっという間の朝。
そしてご飯はいつでもしっかり食べる。
と言っても、トーストとシリアル、ヨーグルト、妻の余裕がある時には卵料理やサラダがつく。
炊いたご飯と味噌汁が余ってれば納豆ご飯と味噌汁。
そして必ずと言って良いほど、豆から挽いたコーヒーをブラックで2杯ほど。

仕事中は殆ど室内にいるが、先の通り帰宅したら夕飯を食べていつものルーチンだ。
家で深酒することはまず無い。
毎日晩酌という規則性もない。
最近では平日はなるべく自分が洗い物をして、週末は役割を逆転することにしている。

寝る前に本を読んだり、スマホで調べ物したり、楽器を少し触ったり、録画した朝ドラも。

そんな事をしていると、もう寝落ちです。

不眠の自覚が無いとは言え、それでも以前より今眠りの質が良くなったのは、食事のバランスがいい事、野菜を前より摂っていて、水分も欠かさない、風呂にも年中入る様になったことだろうと思ってる。
もちろん仕事も持ち帰らない。

いわゆる副交感神経優位のリラックス状態なんじゃないだろうか。
(現在、4mg/日、補体は依然として低めだが顕著な症状はなし)

特に不安になりがちな環境に身を置かない様にしているのは大きいかもしれない。
例えば、数字の責任を感じる、部下の仕事のクオリティを案じる、チームをまとめ上げることに使命感を帯びる、ソリの合わない人と仕事する、トラブルの仲裁役を厭わない。
こんな事が私の場合は、誤った対応をしてきた数々だった。

持論だが、身体の中の炎症がある場合や精神不安を引き起こしている状態では眠りを妨げるようになるし、ステロイドにもSLEにも不眠との因果関係はあるが、それは絶対的ではない。
原因となる何かがあるので、それを取り除くステップを一つ一つ。
パルスによる心身リセットは絶大な効果があるが、これはすすんで出来ることではないし避けるべきことなので、そうなる前に対処したいところ。


ありがとうございます!この様な情報を真に必要とされている方に届けて頂ければ幸いです。