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【サッカー観戦を楽しみたい方必見!】選手へのリスペクト溢れるFIFAワールドカップMVPの意外な選出基準とは!?

野々村健史です。

皆様は、サッカーFIFAワールドカップのMVPがどのように決まっているかご存知でしょうか?

先日、友人との会話で新しい発見がありました。

MVPの共通点とは、、、?

※以下、サッカーマニアによるワールドカップ談義が続きます。サッカーに興味がない方は読み飛ばしてください。(笑)

「ワールドカップの歴代MVP当てクイズやろ~!」

「おー、いいよー!」

「じゃあ、早速!2022年カタール大会のMVPは?」

「それは簡単!パリサンジェルマンでも大活躍で、今回のワールドカップ優勝で、全てのタイトルを手にしたメッシよね!こないだバロンドールも受賞したしね!」

「それはさすがにわかるか、、、(笑)
じゃあ、2002年日韓ワールドカップは?」

「古っ!急に古くなるな!懐かしい~~!ズバリ、優勝国ブラジルのロナウドでしょ!」

得点王にも輝いたロナウド選手
画像引用元:https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=88827

「って思うやん???
ブブー!!!
正解は準優勝国ドイツのオリバー・カーンでした!」

MVPを受賞も準優勝に終わり、項垂れるオリバー・カーン選手
画像引用元:https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=88827

「えー!?そうなんや!?優勝したし、確か得点王やったし、大五郎カットやったし(それは関係ないやろ、、、)ロナウドやと思ったのに~!」

「やんね!意外にも、優勝国から選ばれるってわけじゃないんです!!
じゃあ、次!2010年の南アフリカ大会は!?」

「たしか2010年はスペイン優勝やったから、、イニエスタ(スペイン代表)!」

優勝トロフィーを掲げるイニエスタ選手
画像引用元:https://www.jiji.com/sp/v2?id=active_soccer_player_02

「違いまーすw」

「じゃあ、準優勝のファン・ペルシ(オランダ代表)!あのダイビングヘッドのゴールあったし!」

鮮やかなダイビングヘッドで得点を決めるファン・ペルシ選手
画像引用元:https://www.google.com/amp/s/web.gekisaka.jp/news/worldcup/amp/%3f141312-141312-fl

「違いまーすw(2回目)」

「えー!わからん、、、ヒントは!?」

「ヒントはねー、優勝、準優勝は関係ありません!

「えー!誰やろう、、デンマーク戦で無回転FKを決めた本田圭佑!(もうヤケクソw)」

「違いまーすw(3回目w)これ言ったらわかるかなーーー、最終ヒントは、ウルグアイ!」

「えーーー、ウルグアイか、、スアレス!、、カバーニ!、、んー、レコバ!(古すぎるやろ)」

「そうなるよねー、違いまーすw(もういい)」

「正解は、、大会得点王に輝いたディエゴ・フォルランでした!」

得点王にも輝いたディエゴ・フォルラン選手
画像引用元:https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/diego-forlan-2022-world-cup-qatar-highly-beneficial-players-20220609/bltb9a0850d52fca668

「フォフォフォフォルラン!?へぇー、そうなんや!優勝国から選ばれるってわけじゃないんや!」

そうなんです!
話していて、気づいたことが一点。

それは、
MVPって、優勝国から選ばれるってわけじゃない」ということでした。

歴代のMVP受賞者はこちら!

というのもこちらの歴代MVP一覧を見ていただいても分かる通り、MVPは優勝国から選ばれてるわけではないし、そもそもMVPは決勝戦前に決まっているそうです。

これはとても意外な事実でした。

観客を楽しませた選手がMVP

FIFAワールドカップのMVPの決め方がとても本質をとらえているなと感じました。

サッカーというスポーツの特徴は、何と言っても「チームプレーであること」でしょう。

1人だけの技術やセンスが光っていても残り10人のチームメイトとの連携が上手くいってなければ勝利には繋がりません。

そもそも、そんな競技において優れた選手を1人だけ決めようなんてのが、難しい気もしますが、、、
「直接的に勝利や優勝に貢献した」選手というよりは、「試合や大会において、最も観客を興奮させるプレーをした、楽しませた」選手というような意味合いでしょうか。

確かに、歴代のMVPの選手を見返してみると、
「その選手のあんなプレーやこんなプレーが印象に残っているなー!」とか、
「あのシーンがずっとハイライトで流れていたなー!」とか、
「あの選手の大会だったなー!」と、思うものです。

必ずしも勝敗がすべてではない

試合には必ず勝者と敗者がいます。

サッカーの場合、この勝敗が、選手のコンディションや、天候、ピッチ(グラウンドのこと)の状況はもちろん、運によって左右されることがよくあります。

例えば、サッカー大国のブラジルを、日本が番狂わせで破ったりすると、とても盛り上がるわけです。

だからこそ、活躍した選手は、勝者のチームから選ばれるのではなく、素晴らしいプレーをした選手、感動を与えた選手、諦めずに気迫でプレーした選手を様々な理由で承認、表彰するところに、サッカーの本来の面白さを感じます。

勝敗がすべてではないのですね。

カタール大会で優勝しトロフィーにキスをするリオネル・メッシ選手
画像引用元:https://www.jiji.com/sp/worldcup2022?s=photonews&id=20221219043723-0043920267

最後に

勝者を称えるのはとても大事なことです。

なぜなら、誰もが勝者になるために「努力」しているからです。

その勝利の原動力となった1プレーヤーが表彰されるのも悪くはないです。

ただ、試合には敗れたとしても、また、試合に出ていなくても、魅力的な素晴らしいプレーをしたプレーヤーを表彰する「サッカー」は、プレーヤーにリスペクトを置いているという点で素晴らしいなと感じました。

これから、ワールドカップやオリンピックなど含め、サッカーの試合を観るのがより楽しみになりました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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