【サッカー観戦を楽しみたい方必見!】選手へのリスペクト溢れるFIFAワールドカップMVPの意外な選出基準とは!?
野々村健史です。
皆様は、サッカーFIFAワールドカップのMVPがどのように決まっているかご存知でしょうか?
先日、友人との会話で新しい発見がありました。
MVPの共通点とは、、、?
※以下、サッカーマニアによるワールドカップ談義が続きます。サッカーに興味がない方は読み飛ばしてください。(笑)
「ワールドカップの歴代MVP当てクイズやろ~!」
「おー、いいよー!」
「じゃあ、早速!2022年カタール大会のMVPは?」
「それは簡単!パリサンジェルマンでも大活躍で、今回のワールドカップ優勝で、全てのタイトルを手にしたメッシよね!こないだバロンドールも受賞したしね!」
「それはさすがにわかるか、、、(笑)
じゃあ、2002年日韓ワールドカップは?」
「古っ!急に古くなるな!懐かしい~~!ズバリ、優勝国ブラジルのロナウドでしょ!」
「って思うやん???
ブブー!!!
正解は準優勝国ドイツのオリバー・カーンでした!」
「えー!?そうなんや!?優勝したし、確か得点王やったし、大五郎カットやったし(それは関係ないやろ、、、)ロナウドやと思ったのに~!」
「やんね!意外にも、優勝国から選ばれるってわけじゃないんです!!
じゃあ、次!2010年の南アフリカ大会は!?」
「たしか2010年はスペイン優勝やったから、、イニエスタ(スペイン代表)!」
「違いまーすw」
「じゃあ、準優勝のファン・ペルシ(オランダ代表)!あのダイビングヘッドのゴールあったし!」
「違いまーすw(2回目)」
「えー!わからん、、、ヒントは!?」
「ヒントはねー、優勝、準優勝は関係ありません!」
「えー!誰やろう、、デンマーク戦で無回転FKを決めた本田圭佑!(もうヤケクソw)」
「違いまーすw(3回目w)これ言ったらわかるかなーーー、最終ヒントは、ウルグアイ!」
「えーーー、ウルグアイか、、スアレス!、、カバーニ!、、んー、レコバ!(古すぎるやろ)」
「そうなるよねー、違いまーすw(もういい)」
「正解は、、大会得点王に輝いたディエゴ・フォルランでした!」
「フォフォフォフォルラン!?へぇー、そうなんや!優勝国から選ばれるってわけじゃないんや!」
そうなんです!
話していて、気づいたことが一点。
それは、
「MVPって、優勝国から選ばれるってわけじゃない」ということでした。
歴代のMVP受賞者はこちら!
というのもこちらの歴代MVP一覧を見ていただいても分かる通り、MVPは優勝国から選ばれてるわけではないし、そもそもMVPは決勝戦前に決まっているそうです。
これはとても意外な事実でした。
観客を楽しませた選手がMVP
FIFAワールドカップのMVPの決め方がとても本質をとらえているなと感じました。
サッカーというスポーツの特徴は、何と言っても「チームプレーであること」でしょう。
1人だけの技術やセンスが光っていても残り10人のチームメイトとの連携が上手くいってなければ勝利には繋がりません。
そもそも、そんな競技において優れた選手を1人だけ決めようなんてのが、難しい気もしますが、、、
「直接的に勝利や優勝に貢献した」選手というよりは、「試合や大会において、最も観客を興奮させるプレーをした、楽しませた」選手というような意味合いでしょうか。
確かに、歴代のMVPの選手を見返してみると、
「その選手のあんなプレーやこんなプレーが印象に残っているなー!」とか、
「あのシーンがずっとハイライトで流れていたなー!」とか、
「あの選手の大会だったなー!」と、思うものです。
必ずしも勝敗がすべてではない
試合には必ず勝者と敗者がいます。
サッカーの場合、この勝敗が、選手のコンディションや、天候、ピッチ(グラウンドのこと)の状況はもちろん、運によって左右されることがよくあります。
例えば、サッカー大国のブラジルを、日本が番狂わせで破ったりすると、とても盛り上がるわけです。
だからこそ、活躍した選手は、勝者のチームから選ばれるのではなく、素晴らしいプレーをした選手、感動を与えた選手、諦めずに気迫でプレーした選手を様々な理由で承認、表彰するところに、サッカーの本来の面白さを感じます。
勝敗がすべてではないのですね。
最後に
勝者を称えるのはとても大事なことです。
なぜなら、誰もが勝者になるために「努力」しているからです。
その勝利の原動力となった1プレーヤーが表彰されるのも悪くはないです。
ただ、試合には敗れたとしても、また、試合に出ていなくても、魅力的な素晴らしいプレーをしたプレーヤーを表彰する「サッカー」は、プレーヤーにリスペクトを置いているという点で素晴らしいなと感じました。
これから、ワールドカップやオリンピックなど含め、サッカーの試合を観るのがより楽しみになりました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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