【10分エッセイ#49】転職活動のUXはかなり改善余地があるなあ ~履歴書編
※10分間で書ききる、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ!※
先日、知り合いに久しぶりに会った。
その人は割と同じ会社に長く勤めていたので、「転職考えないんですか?」って何の気なしに聞いてみた。「同じ会社に長くいるつもりはない」みたいなことをむかし言う人だったな、って思い出したから。
でもその人はこう言った。「結構オファーは来るんだけどレジュメ書いたりが面倒でね〜」
回答を聞いてちょっと意外な気持ちになった。
せっかく機会があるのにもったいないな、とも思った。
でも同時に、確かにそうだよな、とも思った。
たぶん「ちゃんと履歴書書かないと最初のステップ(面談or面接)に行けない」というのは大きなハードル。
だって、自分に声をかけてくれた会社・仕事が、まだどんなものかってよくわからないわけじゃん。
それに対して、「履歴書書いてこないと会いません」って感じだったら、「まあそれならいっか」「そこまでじゃないし」ってなるのは当然な気がする。
履歴書や職務経歴書って一回書けば基本的には使いまわせると思うので、一回書いちゃえばって話はあるけど、ゼロから書くのは大変。
日々の業務や生活が忙しい中で、どんなものかまだよくわからないオファーに対して、コストを割いて履歴書とかを書き上げようっていうのはなかなかハードルが高いよね。
「とにかく一回面談しましょ!準備不要!」が最初のステップだとだいぶ良いのかなと思う。Skypeとかでできたら更に最高。でもそういう時代だよね、という気もする。
もちろん仲介者として引継ぎをするエージェント側の都合とかもあると思う。それに転職するのが絶対良い!と言いたいわけじゃない。
でも、ポテンシャル転職者のUXをうまく考えた面接設計をエージェントや企業さんにしてもらえると、より双方にとっての機会損失が少なくなるよなあ、と思ったのでした。
まず会いましょう!→双方にとってよさげだったら履歴書お願いします、というフローにするだけでもだいぶ変わる気も。
一回会ってこの会社いい感じ!と思えたら履歴書書くモチベもあがる気がするし。(会社側から「必要項目これだけです!」とか出してくれたらさらに嬉しい。)
リファラル採用(知り合いづて採用)だとそれがやりやすそうですが、そうじゃなくても可能ではあるかなーと思います。
ちなみに、今はオファーが企業から来た場合前提で書いたけど、自分から能動的に転職したい場合も同じハードルがあるよね。「ブラック企業だと転職活動の暇がなくてそこで働き続けるしかない」という話も聞くしね。
今日は以上です!
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