オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆☆☆

〜想像する、妄想することの面白さ〜

一時期テレビなどでも話題になっていた絵本。

男の子が家でりんごを見つけたことをきっかけに、いろいろな想像や妄想を繰り広げる、というお話。

どう見てもりんごなんだけど、もしかしたらりんごじゃないかもしれない、という妄想に始まり、どんどん考えもしなかった方向に展開していくのが、本当に面白い。

荒唐無稽、滅茶苦茶、バカバカしくてファンタスティックでナンセンス。
いろんな言葉が当てはまる妄想の数々なのだが、大人は想像の自由さを改めて思い出すだろう。

親子で読んでいても、子どもよりも大人の方が楽しくなっちゃうこと間違いなし。
話題になったのも納得の面白さをもつ絵本である。