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CEOとしてのマイルール(説明編)

こんにちは。
アーツジャパンCEOの久世と申します。
「オンラインの教育環境を世界一滑らかにする」というビジョンを掲げて事業を進めています。

教育現場DXのオールインワンSaaS「Revot(レボット)シリーズ」を開発運営しております。

実はつい最近まで、組織の拡大に伴い、自分の能力やCEOとしての存在意義に対して葛藤や疑問を覚えてしまうことがあり、この経験を経て内面で起きた変化と、新たに作成したCEOとしてのマイルールをまとめてみました。

ファンダーの方がも同様の葛藤を抱くことがあるかもしれません。どのようにしてこの葛藤が生まれたのかは、こちらでまとめておりますので、興味がある方はぜひご覧ください。


5つのマイルール

自分の中に軸を作る手段として、下記のようなマイルールを作成しました。 ひとつひとつ細く説明をします。

1.主人公を各メンバーにし、自分は真ん中に立たない

言葉の通りですが、会社はひとつの箱で中身は人です。
人には必ず強みと弱みが存在しています。
チームプレイの醍醐味は、得意不得意全てにおいて、個々が持つ特有のパワーバランスを補い合うことで、大きなレバレッジを掛けられることにあると感じています。
「組織が前に進んだな」と大きく感じた瞬間を振り返ってみると、最適なケイパビリティを持ったメンバーを最適な場所に配置できていることがセットで存在していることに気が付きました。
各メンバーの強みを活かしたポジション配置にこだわり、裁量権を持って前に出ていけるようするにはどうしたら良いかを常に考えており、積極的に権限移譲をするようにしています。

2.徹底的に任せる

1.の話と密接に関わっているのですが、人それぞれ得意なことやバックグラウンドが存在しており、日頃から考えている思考のテリトリーがあります。そのため、一定の実績やケイパビリティ、ポテンシャルがあると判断した場合は、積極的に任せて、僕は援護する立ち位置にいるように心がけています。

3.自分が発する言葉を、理念と行動指針に紐付ける

MVVは企業運営という船旅において、チームを支える羅針盤だと思っています。 どんなに困難な荒波が来たとしても、まずはこの方向(あるべき姿)に向かおう、という組織全体の共通認識を持つことができます。 これらを意識した組織設計にすることで、その企業の「らしさ」が滲み出てくると感じています。

4.会社のあるべき姿を言い続ける

僕は口癖で「ロマンと算盤」という言葉を使います。 大きな挑戦やその先で創り上げる世界観を常に考えるのが創業者(組織のトップ)の仕事だと思っていて、そのロマンに一歩ずつ近付く手段が数字だと思っています。 あくまで、数字を追いかけることは手段であり、組織において目的の共通認識は必ず大切なことだと思っています。

5.凡事徹底

「人として1流じゃないやつが、1流の選手になれるわけがない」 これはアスリート時代の恩師から言われた言葉で、今でも強烈に覚えている言葉です。 会社はメンバーだけでなく、日頃からご支援いただいている全てのステークホルダーの方々がいてこそ成り立つものです。
僕もまだまだ未熟な人間なので、沢山間違えて失敗します。 チームのメンバーに迷惑を掛けてしまうことだってあります。 組織のトップだからといって、一切奢ることなく、素直に謝ります。
「大切なことは全て小学校で教わっている」本気でこう思っています。

最後に

起業家だけでなく、リーダーポジションの方々も、組織拡大の中で何かしらの悩みを抱えている方は多いと思いますが、企業文化は様々な色で分かれているので、これといった正解はないと思っています。 一方で、原理原則は存在すると思っており、日々その探究を行っております。 僕自身も今後沢山勉強したいですし、もっと組織を良くしていきたいと心から感じております。 今後もどんどんトライアンドエラーを繰り返していきます。


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