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水泳にウエイトトレーニングは必要か?

結論から言えば、水泳選手だってウエイトトレーニングは必要である。

それなのになぜ、筋トレを拒否する選手や指導者がいるのだろうか。


筋トレを拒否する理由

「筋トレするとカラダが重くなる。」
「筋トレするとカラダが硬くなる。」

といった、ウエイトトレーニングに対する勘違いだろう。
実際にこのような理由を述べて筋トレを拒否していないだろうか。

今では、筋トレの効果が競技指導者の中でも正しく広まってきており
どんな競技でも筋トレを行うのが一般的になっている一方
いまだに筋トレに対する抵抗感のある指導者も少なくない。

「でも…」
信じられない人には、この本をおすすめしたい。


おすすめの1冊:「北島康介 トレーニング・クロニクル」


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オリンピック金メダルをはじめ、水泳会で輝かしい成績を残した北島康介氏が実際に行っていたトレーニングが紹介されている。

全ての人にこの本に書かれているエクササイズが適しているかどうかと聞かれると難しい部分もあるが、この本の優れているところは、北島氏がそれぞれのエクササイズを取り入れた目的が述べられている点だ。

エクササイズの選択には、必ず理由がある。最善のエクササイズを選ばなければ、目的とした効果を得られないだけでなく時間の無駄になってしまう。
読んでみると、なぜそのエクササイズを導入したのか、北島氏とトレーナー陣の考えが分かるのも面白い。


ウエイトトレーニングをやることにはプラスの効果もあった

これは本書内で書かれている北島氏のコメントだ。

「ウエイトトレーニングをやることにはプラスの効果もあったし、それによって生じた課題もあった。同時に、自分の泳ぎをより深く知ることにもつながるなど、多くの学びを与えてくれた。」

「北島康介 トレーニング・クロニクル」 P.28

「コンディショニングという要素が加わったことによって、水の中できちんと身体を動かしていくことができるようになった実感があった。」

「北島康介 トレーニング・クロニクル」 P.58

というように、北島氏もウエイトトレーニングによって、身体の使い方や意識の仕方が変わっているのを実感している。

ちなみに、北島氏が本格的にウエイトトレーニングに取り組みだしたのは、
2001年。シドニーオリンピックの結果が出なかったことから取り組みだしたウエイトトレーニングの成果は、その後のオリンピックの輝かしい成績を生み出す1つのピースとなったことは間違いないだろう。


この本は水泳選手はもちろん、一般の水泳愛好家の方々も参考になるだろう。マシンを使用したエクササイズだけでなく、日頃から簡単に取り組めるエクササイズも多く掲載されている。

水泳に関わる人であれば、ぜひ一読を。


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