うつ

依存しているが依存していていい

多かれ少なかれ何かに依存している。人間をやっている以上は仕方がない。

アルコールやクスリ、ギャンブルに恋愛、子育てや勉強に仕事にトレーニング、宗教なんかも、依存に当たるだろう。「それを取り上げられたらパニックになってしまうようなもの」が誰しもにあると思うのだ。

そこそこ人間をやってきて、手に入れたのは「ある程度の開き直り」だ。
僕の場合、「依存と向き合っちまえばいい」という結論を出した。

僕自身もわりかし依存体質だ。ハマり症だし、新しい考え方でも腑に落ちてしまうと、途端バキバキに思い込む。でも身体依存も高い方だと思う。

たとえば酒で何度も痛い目にあっているのにやめられない。おそらく躁うつとも死ぬまで付き合っていくのだろう。

でも、みんなそんなことの一つや二つあるだろう。ひとに言えないようなキツいトコが、そいつのコクになるんじゃないだろうか。だからこそグレーゾーンをうまいこと誤魔化しながら生きていくしかない。

もちろん「依存」関係で、まわりに迷惑がかかることも多々ある。特に酒や薬物は顕著だ。犯罪、DVなんかになってしまうなら話は別だが、ある程度の迷惑ならば、生きていく上でしかたないのではないだろうか。

迷惑をかけて生きていくのが人間だ。なに、借りを返すチャンスはあとで必ずやってくる。でも、どうしようもないときはどうしようもない。大切なのは甘えても許されるやつになっておくことだ。

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