【学校事務職員向け】 組合活動のココが面白い。

学校(学校事務職員)のことに興味をもってくれてありがとうございます。
組合活動で県教委へ養護教諭や学校事務職員についての要望を伝えに行ったときに、「少数職種」が言えなくて噛み続けた、学校事務職員のタクトです。
#ショウスウショクシュ言えない
#要望書に何度も出てくる
#何回言っても言えなかった  


今回は組合活動について書いてみようと思います。
僕は割と(少なくとも市内の他の方に比べれば)組合活動に積極的に参加してる方だと思うのですが、その理由を思いつくままにココに書いておこうと思います。

たぶん3つくらいあります。


①選択肢を増やすため

僕は学校事務職員として、学校(教育環境)を良くしようと思っています。し、自分が楽しく仕事をしたいので、シンプルに自分の職場を楽しい場気持ちよく働ける場にしたいと思っています。

組合活動をそのための手段の一つとして見たときに、学校に関わる制度やルール、自分たちの給与等の待遇面など、日常業務の中からではできないアプローチができるのが組合だと思っています。

自分の目的を達成するための手段、その選択肢を増やすという意味で、組合に入っています。


②情報を得るため

日常業務をしているだけでは、基本的に自分たち周りの狭い範囲の情報しか入ってきません。(僕のいる市は特に。)
でも、組合活動に参加することで、市外からの多くの情報を得ることができます。

教育や学校に関する国の動きなどの情報が入ってくることもそうですし、研究会などに参加することで、実践発表などで他地区や他県の取り組みを知ったり、参加者の方とお話して他市の状況を知ったりすることができます。

僕はアイデアというものは頭の中の情報の掛け算だと思ってるので、学校運営参画を目指すのであれば他地区の学校の状況を知る=色々な学校(学校事務職員)について広く多く情報を得る、というのはとても大切だと思っています。


③いつもの仕事とは違う問題に向き合える


これはあまり共感されないかもしれませんが、組合活動をしていると、普段の仕事の中ではぶつからない問題に出会えるのが面白いなぁと思ってます。例えば、普段の仕事だったら、「決まったルールや方法の中で最適解を探す」というアプローチになりますが、組合活動だと、「ルールや方法をどう変えると良くなるのか、そして、どうすればそのルールを変えられるか。」みたいなアプローチになったりします。加入促進活動を考えたりするのもそう。これって集客と同じだと思うんですが、普段僕らが集客問題と向き合う事ってほぼほぼないじゃないですか。
同じ題材でも、目指す理念は一緒だけど、その為の達成目的が違うので、アプローチも違って考えることも違う。 っていうイメージです。これが自分の良い経験になる。と、勝手に思い込んでいつも頭悩ませてます。


④人と繋がれる

最後になりましたが、たぶん、これが一番大きい理由です。
組合に入らなかったら出会えなかった、多くの人と出会えることです。

僕は組合活動に積極的に参加してきて、市外の多くの学校事務職員さんと繋がれました。

学校事務職員だけではありません。“教職員組合”の組織として活動していくので、普段同じ学校(職場)でないと関わる機会がほとんど無い多くの先生たちとも繋がることができました。

学校事務職員の仕事は一人職ではあるけども、仲間がいればいるほど強い職だと思いますし、そもそも僕がこの仕事は人に助けて貰わないとできないと諦めているので、本能的に人と繋がれる場に向かっちゃうのかもしれません。

あと、書いてて思いましたが、これは②の理由にも繋がっていて、組合で出会った学校事務職員の方から聞く話は僕にとって貴重な情報になってるし、組合活動の中で聞く先生たちの考え(学校の課題や悩み)も普段聞けない話が聞けたりします。

個人的には、組合活動の中でしか出てこないor聞けない話があるなぁという印象です。

それって、なんでかなぁと今考えてみたんですが、組合活動って、「仕事つながりだけど、仕事(職務)でない場」なので、職場で仕事の中で話すよりは本音や生の声が聞けて、飲み会で話すよりはちゃんと積み上げた議論ができる、ちょうどよい塩梅なのが理由かなぁと今思いました。


パッと思いついたのはこんなところです。組合の意義とか意味とか全部とっぱらって、僕個人としての理由・・・というか面白いなと思うところをあげてみました。
3つと言いましたが書き出したら4つになりました、ごめんなさい。


僕の周りには、先生たちも学校事務職員も、日常業務に追われて、組合活動のことを考える暇なんかない、とりあえず入ってるけど何のためにやってるのかよくわかってないみたいな人が多いです。その中でも、ちょっと組合活動との向き合い方を考えるキッカケになれば嬉しいです。

学校現場から以上でーす。




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