本に没頭
妻のつきみぐは、僕と結婚する前はたまに本を読んでいたと言っていたのですが、結婚してから本を読んでいるのを見たことはありませんでした。
本を読み出すと一気に読んでしまうから、お金が凄くかかってしまうんだよね、と言っていました。
それを嘘だとは思っていませんでしたが、本当だとも思っていませんでした。
それが今年に入って急に本読むモードになったつきみぐを見て、言っていたことは嘘じゃない事が分かりました。
気づいたら一冊読み終えているのです。
一番衝撃的だったのは、一昨日の夜です。
寝室で遅くまで二人で本を読んでいました。
夜中の三時くらいになってしまっていたので流石に寝ないといけないと思い照明を消しました。
そのまま僕は寝てしまったのですが、少しして起きました。
その時に隣から何やらページをペラペラと捲る音がすると思ってつきみぐの方に寝返りを打ちました。
そしたらつきみぐは器用にスマホのライトを本に当てて読んでいました。
それが朝の5時くらいの話です。
思わず「二宮金次郎みたいだね」とツッコんでしまいました。
つきみぐ曰く続きが気になり過ぎて読むのが止まらなくなってしまったそうです。
その本を昨日全部読み終えていました。
それ程につきみぐを夢中にさせたのは、辻村 深月さんの『傲慢と善良』です。
つきみぐは僕にも早く読んで欲しいそうなので、なるべく早めに読破したいです。
それにしても傲慢と善良って凄いインパクトのあるタイトルですね。この二つの単語が物語にどう絡まってくるのか読む前から楽しみです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。