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30代女性の転職。年収80万UP。上場会社に内定。SNSを使った、新しい転職活動のかたち。

こんにちは。環(たまき)です。

私は2回の転職を経験しています。2回目の転職は、33歳の時。ほぼ同業種の転職、ということもあって、年収アップできなければ転職はしない、という条件で転職活動をしていました。

内定の決め手は、ずばりSNS。

そんな私の転職活動は、普通の転職活動の方法とは、少し違ったかもしれません。それはSNSの利用です。今回はそんな私の転職経験をご紹介します。


私の転職期間は、約3か月。もちろんもっと前から情報収集したり業界や企業研究はしていましたが、応募を出したり履歴書を送ってから、内定を貰うまでの期間はおよそ3か月。応募は4社して、4社とも履歴書は通過。3社は面接でお祈りされて、1社から内定を頂きました。

その内定を貰った1社なのですが、内定の理由をはっきり聞いたわけではありません。それでも内定理由にSNSが大きく響いたのは、今の社長や採用担当の方からの言葉で、間違いないと確信しています

私が転職活動で利用したSNSは、Instagramと、このnoteです。私の転職時に企業へ送った応募資料は、履歴書と職務経歴書、そしてSNSという名のポートフォリオでした。


この先のキャリアも考えた、SNSを使った自分ブランディング。


そもそも私は、転職を決める前から、SNSを自分のブランディング媒体として考えていました。SNSには、自分の作品や、自分の考え方、価値観などを投稿していました。それは、会社のブランドだけではなく、個人の魅力でお客様から仕事を貰えるようになりたいと考えていたからです。SNSの投稿は、プラットフォームが無くならない限り、自分の実績や個性をプレゼンテーションしてストックしておける場所でもあり財産になります。

SNSをただのコミュニケーションツールとして使うのではく、個人で自由に作ることができるブランドツールとして、普段から活用することで、転職の際に自分の人となりや、実績をアピールすることができたというわけです。

応募先の担当者は、実績だけでなく、面接や応募書類からは読み取れない、応募者の内面を知ることができ、自分たちが求めている人材なのか、社風と合いそうなのかを判断することができます。

応募者側からしても、普段からの自分の指向性や、価値観をさらけ出したものを見てもらった上で内定、入社なわけなので、変に自分を偽ったりする必要もなく、素の自分で働くことができる、という良さもあります。

これから、転職も視野に入れた人生設計をしているなら、戦略的にSNSはやっておいて損はないかと思います。採用担当は、なるべく多くの応募者の情報を得るために、書類にSNSアカウントの記載がなくても、FacebookやTwitter、Instagramあたりは、名前で検索されるでしょうから。


SNSでもらえた内定!


私が内定を貰うことができた会社は、創業100年以上の上場企業でしたが、時代遅れなホームページからも漂うDX化への出遅れ感がありました。私は割と新しいもの好きなので、正直、社風と合うか不安でした。ですが、リモート面接のときに、人事の方と社長が、私のSNSに対して評価してくださっていたので、変わりたい、という会社の意思を感じることができ、何かお役に立てればと思い、内定を受けることにしました。

一応、六大学出身だったので、学歴が利いた、というのもありますが、SNSが自分の人生を変えた、と言っても過言ではないかと思います。

こんな自分でも評価してくださり、久々に満たされた承認欲求についつい泣きそうになったほどです。私は特にフォロワーが多いわけでもなかったですし、完全に自己満でSNSをやっていたので、このときほどSNSをやっていてよかったと思ったときはないです。


転職サイトや転職エージェントを使った転職活動は疲れる。


私は一応転職エージェントや、転職サイトも活用しようとしていました。ここでは具体的な会社名は控えることにしますが、正直、今回利用したエージェントや転職サイトは、本当に役に立ちませんでした。

まず、転職サイトに、自分の情報や、エントリーシートを入力する必要があります。履歴書ならまだしも、職務経歴書の入力は苦痛以外の何物でもない。職務経歴書は、働きたい会社が明確にあってやっと、自分の今迄の経験をどう活かしたいか、まともに書けると思うのですが、それがまだ無い中での文章の作成は、だるい以外の何物でもない。ここで労力を割くくらいなら、自分が行きたい会社の応募書類を最初から作った方が、よっぽど生産的です。

基本的に無料なので、文句は言えないのかもしれないんですけど、転職エージェントも本当に意味がなかった。エージェントによってもちろん違いはあるかと思うが、私の担当になった人は、最初に私の大まかな希望を聞いて、なんだかメンターになった風を装っただけで、全然こちらのニーズに合っていない求人をバンバン送ってくる。こちらは働きながらの転職活動なので、ひとつひとつの確認もできない。電話も忙しい中でしんどいし、会ったこともない人との擦り合わせはすごい労力。転職できるならどこでも良いと思ってるのか?と怒りさえ覚えました。向こうも、成績があるだろうから必死なんだろうけど、この人に任せても良い転職はできないな、と判断し、連絡をとるのも辞めました。

行きたい業界や職種が明確であれば、よっぽどハイキャリアでもない限り、転職エージェントや転職サイトを利用する必要性はないと思います。求人だけ見て、自分が興味がある会社を多くても5社程度に絞って、応募書類を作成して企業対策した方が、よっぽど効率的だし、納得感のある転職ができると思います。

ビジネス系SNSの利用と発展。


私は、転職活動のプラットフォームとしてビジネスSNSも利用しました。Wantedlyも活用しました。Wantedlyは、スタートアップなど若い会社の登録も多く、LinkedInよりも日本人が使いやすいインターフェースだと思います。Wantedlyが、ビジネス感度やITリテラシーが比較的高いビジネスマンが多い印象なので、IT業界や広告業界での転職活動は、面白いかもしれないです。直接企業の採用担当とつながることができますし、会社への理解を深めることができます。

今後、こういったビジネス系SNSはもっと大きくなると思います。業種や業界を横断して、新しいプロジェクトやイノベーションが生まれるでしょうし、つながりあったビジネスマンや企業同士の交流が多く生まれることで、転職活動はもっとオープンなものになるんだと思います。




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