河川敷ではたらくナミキ

多摩川河川敷のアウトドア施設「TamariBaar(タマリバー)」ではたらくナミキです…

河川敷ではたらくナミキ

多摩川河川敷のアウトドア施設「TamariBaar(タマリバー)」ではたらくナミキです。小さな会社で日々起こるあれこれや、思ったことを書いています。BBQ場運営/脱サラ/社員3名の会社/夫婦で起業/アラフォー/スタートアップ

最近の記事

我が家(築40年賃貸マンション)の管理人さんの仕事に日々感動している話。

今のマンションに住み始めてはや2年。 すっかりこの暮らしに慣れましたが、以前はこのマンションからすぐ近くの戸建てに住んでいました。 その家はかつて親戚が住んでいた空き家で、ドンキもびっくりの驚安価格で数年間住まわせてもらっていました。 2年前にその戸建てが売却されることになったため、私たちは引越し先を探すことになりました。 子どもの保育園の関係もあり、最寄駅はできるだけ変えたくない。 保育園まで歩いて通えて、家族3人で住めるサイズで、河川敷の住人である私たちでもギリギリ

    • スケートリンクの廃棄氷を使って遊び場を作ったら子どもたちに大人気でした。

      私たちが運営しているバーベキュー場「タマリバー」は、もともとは河川敷の空き地(私有地)でした。 子どもからは、お父さんとお母さんは完全に「ばーべきゅーやさん」だと認識されていますが、実は私たちは「バーベキュー場運営会社」ではなく、「遊休地を利活用する会社」です。 空き地をバーベキュー場にしたり、キッチンカーが集まる場にしたり、ドッグランにしたりしています。 そんな中、とあるご縁で横浜銀行アイスアリーナの方とお話しする機会があり、「アイスアリーナの屋外スペースに、スケート

      • たった一度だけ、子どもに「嫌い」と言ってしまった日のこと。

        私には、5歳の子どもがいます。 ここ1年でだいぶ落ち着きましたが、3-4歳頃は子どもに何を言っても「いやだいやだ!おかあさんなんかきらーい!」を連呼されていました。 「いやいやえん」が実在していれば、確実に子どもを放り込んでいたと思うくらいです。 子どもから嫌いと言われても、私は「お母さんもきらーい」とは言い返しません。 それは、別に育児書に書いてあったからでもなく、有名ママブロガーの記事に触発されたわけでもありません。 子どもが大人になった時、「あなたに何度嫌いと

        • 君は「テプラの魅力」を知っているか。他人には理解されない私の趣味。

          「趣味はなんですか?」と聞かれた時。 お茶と、お花を少々・・・と言う必要がありそうな、よそゆき場面では、いつも「読書と落語です」と答えています。 バーベキュー場運営をしていることもあり「アウトドアがお好きなんですか?」と聞かれますが、できる限り外には出たくありません。 大金はたき、大変な思いをしてシミとりをしたばかりですし。 できれば、年がら年中エアコンのきいた静かな部屋で一日中本を読んだり、落語を聴ける生活がしたいです。 過去には好きな噺家さんの落語を聴くため、横

        我が家(築40年賃貸マンション)の管理人さんの仕事に日々感動している話。

          夜中にGoogleからの謎の請求を発見してしまい、大騒ぎした話。

          みんなが寝静まった先日の夜。 私は会社の会計ソフトを開き、仕訳処理をしていました。 弊社は小さな会社ですから、あるときはタマリバーでコンロのガス交換をし、あるときはインスタを更新し、そしてあるときは、仕訳処理をするのです。 これは別に、昼夜問わず忙しいスタートアップ経営者自慢ではありません。 この日は花粉がひどく、「花粉が飛んでいる昼間は100%のパフォーマンスが出ないからな〜」と決め込み、ガッツリ昼寝をしたのです。 だから、夜は目がギンギン。 毎年春は花粉のおかげで

          夜中にGoogleからの謎の請求を発見してしまい、大騒ぎした話。

          防災士の資格を取得したのでアウトドア×防災イベントを開催してみました。

          2023年秋のある日。 「ねえ、ちょっといいアイデア思いついたんだけど」 これは、バーベキュー場「タマリバー」を運営する弊社代表であり、私の夫の口グセです。 そしてそのアイデアを話した後、必ず続く言葉があります。 「でさ、このアイデアを実現するには、どうしてもこれを買わなくちゃいけなくて・・・」 そして、メンバーである私たちに熱い熱いプレゼンを開始します。 いままでの勝敗は50:50くらいでしょうか。 ちなみに、過去に夫のプレゼン開始後0.0000001秒後にメンバ

          防災士の資格を取得したのでアウトドア×防災イベントを開催してみました。

          【社員3名|平均年齢37歳】弊社の個性派メンバーたちを紹介します。

          私が働くバーベキュー場「タマリバー」は、夫と私ともう一人の、合計3人で運営しています。 先日、お世話になっている金融機関の方と夫が話していた時、 「御社の3人目のメンバーの吉川さんって、何者ですか?」 と聞かれたそうです。 その時夫は「えーっと彼は神奈川出身で、趣味は登山で」と答え始め、金融機関の方は「いや、そういうことを聞きたいわけではなく・・・」と苦笑い。 求められていたのはイケイケベンチャー役員のような輝かしい経歴だと思います。例えば、きっとこんな感じ。 残念

          【社員3名|平均年齢37歳】弊社の個性派メンバーたちを紹介します。

          「クルーズ船のお見送り」という最高の遊びを紹介したい。

          やっと3月になりましたね。 私が働くバーベキュー場の冬は、閑古鳥が大合唱するくらい暇でした。 とりあえず「何かしなくては・・・」という焦燥感に駆られこのnoteを始めましたが、お客さんが来ないので仕事に関するネタはすぐに尽き、学生時代の黒歴史などを書いて気を紛らわせていました。 しかし、3月がやってきました。 春と言えば出会いと別れの季節、新生活を控えたお客様たちが「歓送迎会でバーベキューでもやろうか」と予約を入れてくださるんです。 やっと、会社の預金残高が毎月減ってい

          「クルーズ船のお見送り」という最高の遊びを紹介したい。

          女子大生の貴重な青春を「英語ディベート」に捧げた話。

          夫とテレビを見ていたら、神戸の映像が出てきました。 私「あ、このあたり行ったことある!」 夫「へー、神戸行ったことあるんだ。旅行で?」 私「ううん、ディベートの対外試合で」 夫「・・・ディベートの『試合』・・・?」 一般的には知られていませんが、ディベート対決のことを界隈では「試合」と呼びます。 それこそスポーツのように、勝ったら歓声を上げて、仲間と泣きながらハグをする。 まさしくガチ「試合」なのです。 私は20年近く前の華の学生時代、何をとち狂ったのか英語ディベ

          女子大生の貴重な青春を「英語ディベート」に捧げた話。

          インフルで一家全滅の危機を迎え、薬局を5件はしごしました。

          今、わたしは西野カナさんばりに震えながらこのnoteを書いています。 隣の部屋では、熱40.2℃の子どもと、38.9℃の夫が寝ています。 なお、しょっぱなから「西野カナさん」と打ってしまいましたが、世代ではないこともあり、震える歌と説明書の歌しか存じ上げません。 私の時代はなんてったってSPEED。もうすぐ3月、my graduationの季節。 話を戻すと、 夫と子どもが同時にインフルエンザになりました。 家族が次々に同じ病に罹患する、この時期だとあるあるですよね。

          インフルで一家全滅の危機を迎え、薬局を5件はしごしました。

          楽して綺麗になろうと大枚はたいてシミ取りデビューしたが、全然楽ではなかった話。

          突然ですが皆さん、シミの原因となる「紫外線」のピークがいつ頃訪れるかご存知ですか? 花王の公式ページによると、 だそうです。 これを知った時、バーベキュー場を運営している私は震え上がりました。 なぜなら、私が働いているバーベキュー場「タマリバー」は、 という状況だからです。 紫外線の強さとタマリバーの予約数は、完全に正比例しているのです。 そして個人的に一番恐れているのが、紫外線によるシミです。 日焼けをしたその時はヒリつくだけですが、奴らは数年後に立派なシミに成

          楽して綺麗になろうと大枚はたいてシミ取りデビューしたが、全然楽ではなかった話。

          「新歓コンパ」と聞いて色々よみがえってきたので成仏させたい。

          みなさんが季節を感じるのはどんな時ですか? 移り変わる花々、旬の食材、はたまた街中のイルミネーションなど、感じる瞬間は人それぞれ。 私が一番季節を感じるのは、運営しているBBQ施設の予約フォームにある「ご利用目的」を見ている時です。 夏は「会社仲間とBBQ」、秋は「カップルで焚き火」、冬は「友達家族と忘年鍋パーティー」といった感じで、お客様を見ながら四季の移ろいを感じています。 2月に入るとぼちぼち増えてくるのが「卒業記念のクラス会」に「部署の歓送迎会」そして「新歓コン

          「新歓コンパ」と聞いて色々よみがえってきたので成仏させたい。

          「夫婦で起業」のリアル。

          ⾼校現場へ最新のキャリア教育や進路指導、教育改⾰などの情報を届けるリクルートの教育専⾨誌「キャリアガイダンス」の2024年1月号に、なんとTamariBaar代表のインタビューを掲載いただきました。 今号のテーマ「余白が生む未来」の特集「キャリア編~人生の余白~」の中で、キャリアに余白を取り入れている社会人にインタビューする企画として取り上げていただきました。 私たちの考える"余白"については、よろしければ本誌(PDFでこちらから全編無料で読めます)をご覧ください。 片

          「夫婦で起業」のリアル。

          BBQ場で直径3メートルのトランポリンを買った結果、起きたこと。

          登戸の多摩川河川敷で「TamariBaar(タマリバー)」というごくフツーのBBQ場を運営していたのですが、ふとしたきっかけで直径3メートルのトランポリンを買いました。 トランポリンを買うまでの経緯はこちら↓ 結論から言うと、このトランポリンを導入したことで、お子さんのTamariBaarに対する反応が激変したのです。 まず、 トランポリンを目にしたお子さんの目の輝きが、尋常じゃない。 親に連れられTamariBaarに入り、受付を済ませた途端に見えてくる、謎の大きな

          BBQ場で直径3メートルのトランポリンを買った結果、起きたこと。

          「つまんない」「帰りたい」と駄々をこねる子供たちの心をつかみたい。

          「BBQ」と聞くと、みなさんどんなイメージを持ちますか? 色々あると思いますが、その中に意外と出てこないのが、「子ども」です。家族連れでBBQに行かれる方も多いと思いますが、BBQ場でお子さんって何をしていますか? 今でこそ「お子様連れ歓迎BBQ場」とうたっているTamariBaarですが、オープン当初TamariBaarに来られたお子さんは、おおむねこんな感じでした。 そして大人は「もう帰りたいよ」とだだをこねるお子さんに対し、「せっかく来たんだから、もう少し待ってて

          「つまんない」「帰りたい」と駄々をこねる子供たちの心をつかみたい。

          アウトドアにこたつを設置したら、至福の空間が完成しました。

          寒い日が続きますね。 今日は日差しがないくもり空なので、特に寒く感じます。 本日は、午後から大都会TOKYOの中の「都会指数No.1」と言っても過言ではない「東京都渋谷区」で用事があります。都会指数が高い場所に行くときはなるべく都会っぽい服を選ぼうと思っているのですが、今日は迷わずワークマンの裏アルミ防寒ブルゾンを選びました。それくらい寒い。 寒いと感じるたびに思い出すのが、数年前まで住んでいた家。この家には、今どきめずらしい「堀りごたつ」があり、冬の間はこの場所が生活の

          アウトドアにこたつを設置したら、至福の空間が完成しました。