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【152区】撮影者ダイエット日記#52 ランニング(ダイエット)の軌跡(後編)

4/23
水曜日

体重 85.8kg
今週の走行距離 41km
通算走行距離 888km

今週の練習メニュー

4/18 10kmjog 1km平均5:07

4/19 7kmjog 1km平均5:24

4/20 10kmjog 1km平均5:06

4/21 休養日

4/22 7kmjog+300m 1km平均4:42 300m53

4/23(600m+400m+200m)×2
1kmjog(アップ) 3600mjog(ダウン)
タイムは本日の動画をご覧ください

本題に入ります!

前回の記事の続きになります。
最初に言っておきます、かなり文章が脱線して、前半の記事との因果関係が一部めちゃくちゃになっていますが、これはこの記事として読んで頂けたら幸いです。

1月ケニアで1km7分~8分ペースでいっぱいだったが、3月に入る頃には走る事が習慣化されて、1km5分ペースで10km走る事ができるようになりました。
2月3月と走行距離が徐々に増えていったという事もあるが、なぜここまで走れるようになったかというと、この仕事柄にあるかもしれません。

正直な話、体重約90kgに近い男が1km5分ペースをジョグと捉えて走れている事自体意味が分からないというか自分に「本当にお前体重90kgあるのか?」とツッコミたくなるが、以前YouTubeでアップした1000m×3の動画で「体系的には100いっててもいいくらいなのに・・・」というコメントがあり自分でも「あ、俺はやっぱりそれくらい太ってるように見えてるんだ」と謎の安心感を得る事ができました。笑

冗談はさておき、この仕事柄にあるかもしれないというのは、どういうことかというと
例えば田中希実選手とケニア合宿に行った際、夕食や移動中にトップアスリートの考え方を学んだ上でいろいろな質問を投げかけさせていただいたり、そういう世界で活躍する方との対話を通じて自分の人生にそのアスリートの考えを落とし込んでいるところにあるという事です。

田中選手が一部語っていたのは、「アフリカの子供たちや社会的に希望を見出している方の代表として仲間として、共に生きて走りたい」僕はこのフレーズを聞いた時に正直胸を打たれてしまいました。

少し話は脱線しますが、私たちが生きる意味というのはなんなのかを考えた時に、第一に未来を創造する事が自分の中では最近のテーマになっていて、未来を創造する為には、誰かの役に立つような存在になる必要があると考えています。
私たちが今スマホを使えたり、何不自由なく移動ができるのも先人の方達が未来を創造しようとした結果、インフラや環境が整備されて現代に生きる僕たちがその恩恵を受けているのではないでしょうか?

田中選手との対話の中で、自分自身が結果を残し満足する内的要因だけでなく、そのような社会などの外的要因も含め、競技に取り組む姿勢を学ぶ事ができました。
(これは約90kgの僕みたいな人間が走る事でひょっとしたら、社会の1人くらいは笑ってくれるんじゃないか?そんな気持ちを持って走っています。)

他にも、印象的だったのは明治大学の大分合宿の取材に行った時に、たむじょーが綾選手に月間走行距離は何キロくらいなんですか?という問いに対して綾選手が語っていた「特に何キロというのは決めていなくて、あくまで練習をやった上で、結果として走行距離がついてくる、あまり走行距離にとらわれないように気を付けている」と話していました。

これは箱根ランナーの中でもトップレベルの選手の考えになりますが、僕は「1ヶ月の中でとにかく距離を走れば速くなるし、目標も叶えられるのだろう」と思っていたのですが、自分が本格的に走る様になって初めて、綾選手が話していた内容を少し理解する事ができたかもしれません。
走る過程で距離を意識するあまり、走りすぎてしまって、自分の中では無限に走れると思っていても実際にはケガというリスクが常に伴っているという事が分かりました。

しかしここで距離に着目してしまうと、脚が痛い状態でも走ったり、またその痛い状態で(ペースやフォームを崩して)走った距離が自分の中で正当化されてしまう事が良くない事であり、距離に囚われてはいけないという事の真相だと解釈しました。(自己解釈なので間違っている可能性あり)
簡単に例えると、1日の勉強時間を10時間と決めていても、集中して勉強する10時間と眠い状態で集中できないでなんとなくやる10時間では雲泥の差があると思います。

でも自分の中ではとりあえず参考書を開いてシャーペンを走らせれば、10時間とりあえずやったと正当化してしまいがちですよね。
(綾選手から学んだのは、距離という概念に囚われず、集中して必要な練習を行った結果、その距離を走る事ができたという、目的と手段の関係性を学びました)
綾選手はその様な意識を持ちながら、強化期間には月間1000km走るというのですから、本当に凄さを感じますよね。

他にも挙げたら、キリがないのですが、相澤選手との対談で「与えられた練習に対して、自分で更に考える事で結果を残す事ができた」という考えや、竹澤選手との対談で「ポイント練習を目的とするのではなくポイント練習はあくまで試合で結果を残す為の手段」という考えを聞いたときに、収録中ではあるものの自分では
「なるほど、そういう事か」と心の中でいつも勉強させていただいていました。

自分の趣味として、洋画鑑賞と読書がありますが、映画や読書から感じた事を自分の生活や人生に活かす事って大切ですよね。

それと同様に、自分の仕事柄、トップ選手からお話を伺う事が多いので、たむじょーとの対談の中でその話を盗み聞きして自分のランニングに活かした結果、前述した通り体重が重くても走る事ができているのかもしれません。

ただ僕はまだ練習をしているだけで、大会で結果残したり、自分の目標を達成しているわけではないので、これからも試行錯誤しながらランニングに向き合って行きたいと思っています。
まずは、身体の重りを外すところから始まりそうです(笑)

以上!

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