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【さようならコンソメ】たまねぎ麹よ、こんにちは

インスタなどのSNSやWEB上でもよく紹介されているたまねぎ麹。たまねぎ麹に特化した書籍も販売されるなど注目を集めていますね。

私も作って、常備しています。材料は塩と麹とたまねぎのみ。それだけなのになんておいしいのでしょうか。飴色に炒めたたまねぎのような甘みと塩気をたまねぎ麹ひとつで賄え、スープや洋食などなんにでも放り込みたくなります。

私は特段、化学調味料を避けたいと思っている派ではありませんが、コンソメには若干の抵抗があります。特にあのキューブのやつ。コンソメで野菜を煮るだけのスープやポトフなんて優しい味わいでとても好きなのですが、たまねぎ麹で置き換えられるのならそれは嬉しいことです。

作るのも実験のようで楽しいので、ぜひ作ってみてくださいね。

たまねぎをすりおろせば、もうほとんど完成

しっかり混ぜ合わせよう。発酵前後のたまねぎ臭の変化も感じて

難しいことは何もありません。たまねぎをすりおろして麹と塩とあわせて発酵させるだけです。

すりおろしなんて、フープロに任せておけば一瞬。まぁ私はそういった便利調理器具をほぼ持っていないので、手動すりおろしですが…。そうなるとたまねぎ1個すりおろすのはなかなか骨の折れる作業です…。それでもこの一時の骨折りでおいしい調味料ができるのですから良いではありませんか。

まだ発酵調味料作りにチャレンジしたことない人はまずはベーシックな塩麹から作ってみてほしいですが、その次はこのたまねぎ麹を作ってみてほしいです。きっと「なるほど、これはうまい」と腑に落ちることでしょう。

面倒だという先入観を一度取り払い、楽しいものだと思って作れば楽しいですよ。ぜひ時間に余裕のある時に作ってくださいね。

↓麹と天然塩はこれを使いました。スーパー(麹は業務スーパーにも売っていると読者の方に教えていただきました)に売っている場合もありますが、見つからない場合や悩む場合は参考にしてくださいね。

材料
たまねぎ 300g(1個)
乾燥米麹 100g
天然塩 30g

※作った後は冷蔵庫で保存。作りすぎると場所を取るので、これくらいがおすすめです

作り方
1 米麹をもみほぐし、塩としっかり混ぜる
2 たまねぎをすりおろす
3 1と2を合わせてよく混ぜる
4 清潔な容器に入れて蓋をして、ヨーグルトメーカーで60℃・8時間発酵

レシピのポイント

  • とにかくしっかり混ぜ合わせる

  • たまねぎ量はムラがあってもOK。おおらかに

とにかくしっかり混ぜ合わせる

塩と麹をしっかり混ぜ合わせましょう

まず失敗はないと思いますが、とにかく使う容器や手を清潔に保ち、材料をしっかり混ぜ合わせることだけは意識してください。

たまねぎ量はムラがあってもOK。おおらかに

レシピ上300gとしていますが、たまねぎ量にはムラがあっても良いと思っています

塩と麹の量は正確に測ってほしいのですが、たまねぎ量はだいたいで良いと思っています。たまねぎ1個はだいたい200〜300g程度かと思いますので、味が多少ブレたってそれはそれだ!と計測しなくてもOKです。シンプルにたまねぎ1個って感じでも良いかなと。

お菓子作りほど正確に計測する必要はないので、ぜひおおらかな気持ちで作ってみてくださいね。

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