今回は、食事療法だけでは改善しなかった皮膚炎の原因が、住環境などにあることをゼロ・サーチによるバイオレゾナンスメソッドで推定し、それらの対策を行った結果、症状が劇的に改善した患者さんについてお伝えさせて頂きます（記事と画像掲載に関してはご両親の許可をいただいております）。

３歳の女の子で、もともとアトピー性皮膚炎に対して他院でステロイド薬による治療が行われていました。ご両親の希望で、１歳１０ヶ月頃からは薬を使わずに食事療法やハチミツによる自然療法などで経過観察をされていました。
普段から皮膚に傷があり、20XX年2月にカポジ水痘様発疹症を発症した後から、これまで湿疹を認めていなかった部位（首、両手首、両足首）にも強い痒みがみられるようになりました。
睡眠に関して、音に敏感で「物が落ちた音でもすぐに起きる」ため、これまでぐっすり眠れたということがあまりないとのことでした。特に湿疹が悪化してからは夜間は痒みで目が覚めることも多くなっていました。
原因治療を希望され、当院を20XX年4月に当院を初診されました。