就学前のこどもが、テレビ、iPadなどで動画を見る時間、ゲームをしている時間など、デジタル機器の画面を見ている時間が長くなると、脳にどのような影響があるのかということが多くの研究で科学的に検証されています。
上記の論文では、スクリーンタイム(デジタル画面を見る時間)が長くなると、就学前のこどもの脳機能が低下するという結果が示されました。
ただし、その理由に関しては、下記のように明言を避けています・・・。
この論文を受けて、コメントを出されたのが、私が敬愛するワシントン州立大学名誉教授のMartin L Pall博士(生物学)です。
電磁波曝露による健康障害の問題は、特に日本ではタブー視されていることのひとつです。その理由はもちろん、さまざまな利権が絡むからでしょう。
電磁波曝露が生命体に及ぼす影響に関しては、物理学と生物学の知見を総動員して研究しないと、なかなか本質がみえてきません。
私自身は、患者さんを毎日診療する中で、現代人のすべての体調不良に電磁波障害が関与しているといっても過言ではないと確信しています。
さらには、子どもたちの発達や行動の問題には、必ずといっていいほど電磁波曝露が影響していますので、そこを解除してあげると、症状が改善していくこともたくさん経験しています。
電磁波障害がタブー視されている問題だとしても、Pall博士のように誰かが発信し続けないと、この世界はますます危うくなっていくと私は思うのです。
こどもたちのためにも、まずは就寝中にWiFi機器のスイッチを切ったり、できることならワイヤレスの無線通信ではなく有線通信に変えていったり、各家庭や教育現場でできることはあるはずです。