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映画「スーパー30」を鑑賞して

本日鑑賞した映画
「スーパー30」の感想

◉作品名
スーパー30

◉制作
2019年

◉制作国
インド

本当にインド制作なの?!と驚くぐらい素晴らしい映画。音楽にダンス、ヒューマン、ラブストーリー、アクション、全ての要素が詰め込まれてる。鑑賞しながらその世界観に引き込まれてしまい登場人物と一緒に体感出来るような躍動感溢れる作品だった、子供たちがとてもかわいい!


「 super30  」を観て感じた事

貧しさ豊かさって何?

以前にネパール料理店を営むネパール人のオーナーに取材した時のこと、私はそういえば発展途上国出身の人と話すのはこの時が初めてだった。
ネパールの文化や宗教、歴史などについて聞いたときは楽しかったオーナーが、子供たちの教育の話になったら目の色が変わった。

日本人は恵まれてるよ。学校に行ける事が当たり前だと思わないで

オーナーは故郷の子供たちが学校に行けるように学業支援の活動もしてるらしい。

そんな話を聞いてから
日本人は恵まれてる
の言葉が頭から離れなかった。途上国と発展途上国の違い?かな。
私には人間に生まれた以上、すべて平等であればいいのに、という思いしかないけれど、現実は理想的なものだけではない。世界には矛盾がまだまだ存在してる。

そしてsuper30を観て

「スーパー30」はカースト制度が未だ根強いインドで、貧しくて学校に行けない子供たちが大学に行って学べるよう、夢を叶えられるよう、同じく子供時代貧しかった塾教師が、無料の予備校を開講する、という実話を元に制作された。半分ドキュメンタリーの映画だという。

私が映画を観て感じたのは

子供たちの
「勉強したいんだ!」という溢れる想い。

その純粋で熱い気持ちが、今の日本の子供達にあるのかな?と考えたし、自分自身も、そうだ。はなから無理だと考えて諦めたり、チャレンジさえしないこともある。インドは、日本とは文化も歴史も違うけれど、今の日本で身分に寄って生まれてから死ぬまで生涯が決められている、という事はないと思う。まだチャンスはどこにでもある、
だがインドではその貧しさから抜け出せない子供たちが大半だ。

そこから一生懸命勉強して、運命を変えるんだ!という希望に満ちた大きな意志とチャレンジ精神に涙が止まらなかった。

苦難の連続だった学習塾、乗り越えてたどり着いたゴール、あまりにも素晴らしかったので是非お勧めしたい映画のひとつになった。

内容的にはドラゴン桜、ぼくらの七日間戦争、を足したような感じなのだが、とにかく大ピンチ、乗り越える、大ピンチ、乗り越えるの繰り返しがハラハラドキドキのアドベンチャーの要素もあってすごくエンターテイメントに満ちた作品に思えた。

伝えたい事はひとつだけなんだと思う。どんな苦難の連続でも諦めないで、そんな風に感じた。


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