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ブログの類を続けて17年

・ブログの類は14歳の時からなにかしら続けている
・更新が停滞した期間もかなり長いので「続けている」という表現が適切でない気もする
・続ける中で、その時期によってブログに対する目的も変わっていった
・その時期の流行や、サービス自体の移り変わりも影響していると思う

・初めてブログの類をやりはじめたのは2004年頃
・「カフェスタ」という当時のSNSサービスだった
・あの時は日本中の人に向けて自分を発信できることやコミュニケーションが取れることが新鮮でたまらなかった
・住んでる場所も仕事も年齢も全く異なる人と友達として会話できることに世界が広がる感覚になれた
・当時は中学生で、狭く限られた同級生のコミュニティーに依存するのが嫌だった
・そのため、学校以外で人とコミュニケーションが取れる環境に何度も救われた
・今はそれが当たり前になり、本当にいい時代だと思う

・高校生になってからはYahoo!ブログにのめりこんだ
・この時に「ブログ」という言葉が流行する
・ここでもやはり場所や世代を超えて誰かのことを知るのが本当に楽しかった
・当時はまだ幼かったので、記事の内容も相手へのアプローチも自己主張が強めだったと思う
・「書きたい」欲がかなり強くて、多い時はほぼ毎日、受験期でも週1は更新していた

・中高生の頃は「自分を知ってほしい」が特に強かった
・当時ブログで出会った人に何度も助けられ「誰かを知る」「自分とは違う考えを知る」こともいい経験になった
・一方で「自分を知ってもらう」ために幾度となく他人のブログへ足を運び、ひたすら自分を売っていたように感じる

・その後は自分の思ったことを雑多に、かつクローズドにまとめるためのブログを作った
・それまでに10サービスほど試したが、当時(2010年頃)の中で一番カスタマイズが効いたFC2ブログを鍵付きで思うままに書いていた
・それを10年ほど続けていた
・息の長そうなサービスとしても探していたので、読みが当たってちょっと嬉しい
・オープンに運営するならはてブにしたと思う

・このままクローズドな環境で続けても悪くないが、人に向けて発信しないと人としての感性が鈍ると思った
・そもそも「自分を知ってもらう努力」をいつからか怠ってきたので、他人と関わる中でそんな自分の性格に不便さを感じてきた
・少しでも発信する努力をしようと思ったのがこのnoteだ

・今はカフェスタやヤフブロをやっていた頃の情熱も気力も時間もないので、こうして箇条書きにしないと外に向けて発信できない
・文章を綺麗に書くってかなり気力がいると改めて感じる
・綺麗に書こう!と意気込むと九分九厘挫折するので、気張らずにこのスタイルをしばらく続けようと思う
・自分の記事をあまり見られなくてもいいので「自分のことを外に向けて発信する」努力をすることを優先している
・この「外に向けた発信」が習慣化したらきちんと文章化していく

・14歳の頃からブログの類をやっていて思うのは「一人一人にブログの目的がある」ということ
・ブログの目的が果たされたら辞めてしまう人もいた
・最初は目的なんてなさそうにしていても、日を追うごとに記事が核心をついていくようになる

・当時見ていたブログでこんなブログがあった
・男子大学生の日常を綴るブログだったのだけど、次第に彼女の話題が増え「自分は彼女のことを本当に大切に思っているのだろうか」と考える内容に変化したものがあった
・記事からは本当に彼女を大切にしている気持ちが伝わってきたのに、本人なりに不安があったようで次第に核心に迫っていった
・「彼女を大切にできているだろうか」と書かれた記事を境に、ある日突然更新が終わったのでその後はどうなったか分からない
・その人がインターネットの世界から突然離れてしまった寂しさもあったが、それはある種のその人の成長でもあるのだろうと子どもながらに感じていた
・「ブログを通して自分自身と対話をしていく」という、自分に対して行うコミュニケーションの役割も果たしているだろう
・きっと今でもブログにはそういう不思議な魅力があると思う

・現在のブログは多種多様で、書くことによって利益を得られる人もいる
・しかしながら、前述した通りの使い方をする人もたくさんいるし、私こそまさにそうだろう
・このブログがどこに向かうかはまだ分からないけど、自分自身との対話として使っていきたい

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