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素直さは仲間作り

ビジネススクールの授業でコッター著『幸之助論』を読んで「素直さとは何か」について議論した。

そういえば、何年か前に新卒メンバーが教えてくれた「素直」さについてがとても秀逸だったのでご紹介。

行動すること、挑戦すること


何年か前に新卒23歳のKさんと採用活動をしていたときのこと。

新卒選考の3次選考は私の担当だったのだけれど、学生に身近なメンバーと面接官を行う方が学生さんが萎縮しすぎずコミュニケーションが取れるだろうというのが目的。

ある学生さんが新卒のメンバーに「働く時に一番大切なことはなんですか?」と質問をした。

その質問は私が答えるよりも、Kさんが答えた方が良さそうだ。わたしも彼女がどんなことを考えているのか知りたい。

彼女は「素直さです」と答えた。

(素敵!さすが私たちはいい人を採用したな。)

続けて彼女は
素直さっていうのは、まずやるっていうことです。先輩がアドバイスをしてくれた時に、自分では難しいなって思っても、未熟な自分よりも先輩が言ってくれることを信じてみるということです」と。

「それに、言われたことを素直に行動してみたら、できてもできなくてもやったってことを話すと先輩が喜んでくれたり、別の方法を教えてくれたりするんです。」「先輩に自分から話しかけるきっかけにもなるし、応援してくれるようになるから、素直にって言うのはすごく大事です」と。

その時の具体例は、憧れのおしゃれな先輩にヘアスタイリング剤を聞いたら、自分にとってはとても高いものを勧められたけど、自分から聞いて教えてもらったし、先輩との思い出だと思って買った。そうしたら、会話も増えたし、お洒落の一歩になったしよかった!というような可愛い具体例だった。

素直さは仲間を作る

素直さとは行動であり自己成長への意思決定と仲間づくりだと教えてもらったことを再度思い出した。

書きながら胸が痛い。

従順にならず、傲慢にならず、素直でいたい。

アドバイスって、自分にとっては脅威なこともあるけれど、アドバイスしている側はより客観的に言ってくれているから、きっとできることなんだと思う。

人のことはよくわかる。
自分のことは難しい。

マネージャーをしていると、いろんな世代の多様な考え方を教えてもらえる。
Kさんに感謝して、一歩踏み出そう。



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