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それで熱狂してると言えんのか?

テニスの試合を観戦していると時々ラケットを投げつけたり、破壊してしまう選手がいる。サッカーなんかでもダービーや代表戦ではラフプレーによる小競り合いが起こる。それを見て人は「子供も見ているのに恥ずかしい。」「スポーツマンとして最低だ。」なんて言ったりする。

それ自体は個人の意見なので肯定も否定もしないけど、道具を壊したり人に掴みかかったりすることが良いことではないことくらい誰しもが知っている事を前提とすると、周りが見えなくなるくらい熱くなっている、いや熱くなれている状態を見て、戦っている姿を見て、

素直にカッコいいと感じる。


さて、先日久しぶりに社内の会議で激怒した。といってもパワハラ等の問題もあるので、怒鳴ったワケでも、特定の人を攻撃するでもなく、「やんなきゃ意味ないよ。」とか「火つけてこい。」と言ったワケでもない。

久しぶりに出席した社内会議で、部署ごとの正義と、できない言い訳が続いた2時間の最後に、

「その仕事のやり方で熱狂してると言い切れんのか?」


と全員に静かに問うた。特に返事はなかったけど、ブチ切れていたことは伝わってると思う。(笑) 本気でやってるから悔しくて怒るんだと。

そもそも僕は熱くなれない人とは基本的に一緒に仕事したくない。評価もしない。(というか冷めてていい仕事する人に会ったことない。)だから面接でも人生で打ち込んだものは何ですかと聞く。

自分で好きで始めた事すら一生懸命やれない人間が、しんどい事が殆どの仕事を楽しめるようにならないと思ってる。


オリンピック選手が表彰台の上にいる時間って業務の内の何パーセントだと思ってんだと。

あと冷静なのと冷めてるのも同じではない。熱狂はするけど、冷静に物事は考えることは可能。だから熱くなると判断を誤るとかいう言い訳も違う。

もうすぐ2020年新卒採用も始まるし、中途採用もオープンポジションを出す。一緒に熱狂できる新しいメンバーが増えるのを心待ちにしている。

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