黄昏ぱんちょ

生きていく強さを身につけるため自分の弱さを吐き出す。少しずつ、少しずつ、、やがてため息…

黄昏ぱんちょ

生きていく強さを身につけるため自分の弱さを吐き出す。少しずつ、少しずつ、、やがてため息が深呼吸に変わり、新しい一歩を踏み出せるように

マガジン

  • おんちが詩う

    楽しいことを表現することがニガテだから、 悲しいことを表現することがニガテだから、 僕はどうしたらいいか分からなくなる。。 [黄昏ぱんちょの個人的な詩集]

  • 朝日が僕たちに届くまで

    テーマは多分「愛」だと思う。愛にまつわる物語のカケラを集めていきます。プロット集なんで1つの脚本にするか詩集にするかはまだ決めてません。

最近の記事

いつかのイルカ

大海原を泳いでるイルカ 波の音を聞いてるイルカ 飛沫を上げて進んでるイルカ 生きてイルカ 笑ってイルカ 泣いてイルカ 大海原を泳いでイルカ 話してイルカ 騒いでイルカ 触れてイルカ 波の音を聞いてイルカ 忘れてイルカ 覚えてイルカ 大切な人はどこにイルカ 飛沫を上げて進んでイルカ 上手に泳げてイルカ 笑ってイルカ きみは飛沫を上げて進むイルカ

    • Sympathy(シンパシー)

      どんなに小さな事でも必ず意味があり それがまた他の出来事を引き起こす 今日こんな綺麗な夜が訪れたのは  今朝ちゃんと歯を磨いて顔を洗ったから いつもよりボクが張り切りすぎるのは  キミの笑顔が頭から離れないから —キミが笑う —ボクが張り切る 誰も知らないところで世界が笑う

      • 幸せの禅問答

        どうすれば幸せになれるの? 人よりお金を持てば幸せになれるかもしれない どうすれば幸せになれるの? 恋愛が実ったら幸せになれるのかもしれない どうすれば幸せになれるの? 名声を手に入れたら幸せになれるかもしれない どうすれば幸せになれるの? 嫌いな奴が不幸になったら幸せになれるかもしれない でも願いが叶ったら幸せになれるの? 君はもっともっと欲しくなるかもしれない どうすれば幸せになれるの? 幸せは感情の1つだと思うことかもしれない 幸せしか感じない人

        • 恋のワルツ

          桜の花 さくさく朔太郎 桜の花 ちるちるミチル また春がやってくる わくわく朔太郎 はらはらミチル 幾年と繰り返された恋 桜の花 さくさく朔太郎 桜の花 ちるちるミチル 出会いと別れを繰り返す 終わりのワルツ 始まりのワルツ いつまでも恋のワルツ #詩 #ポエム #桜

        いつかのイルカ

        マガジン

        • おんちが詩う
          13本
        • 朝日が僕たちに届くまで
          1本

        記事

          街人 - まちんちゅ

          俺らはアスファルトから生まれた 誰からも祝福されることもなく生まれた 粗野で色褪せた 『雑草』とひとまとめにされる もちろん、俺らは『雑草』の中に数千以上の種があることを知っているが、 たいていの人間はその見分けなんて出来やしない いや、しようともしない 地面と一番近くで生活している俺らは よく犬っころに小便をかけられる 「ちくしょー」と思っていたら 今度は人間の野郎に踏みつぶされる ・・・・・・・ そんな時は、どうすると思う? 「心を殺すんだ」 ムカつく奴が世

          街人 - まちんちゅ

          真実は光のように

          いつも先に見つけるのは彼女だった 偶然あったときも どこかで待ち合わせしたときも 決まって声をかけられてハッとする 何を見ていたのだろう? たぶん 彼女のずっとずっと向こう側だろう 僕はちゃんと彼女のことを考えているように見えて (実際、彼女もそう思っていたかもしれない) 実は考えてくれていたのは彼女で 自分のことばかり考えていたのは僕だ 初めに好きになったのは僕で それに付き合ってくれたのは彼女だ 僕側からはそう思っている 始めに見切りをつけたのは彼女で

          真実は光のように

          始まりの休日

          ある晴れた朝 ボクは猫と一緒に家を出た 外はポカポカと暖かく どこにも不幸なことなど存在しないみたい 太陽が優しい日差しを注いでいる しばらく歩くと閑静な住宅街にでる そこにある公園はボクらのお気に入りの場所だ すると猫は待ちきれないように走り出した それを見たボクも猫を追いかけた 通り過ぎていく木々 少し遅れて街の喧騒も通り過ぎる 絡まっていた心の糸が少しずつ解けていく… 遠くで子供たちの笑い声が聞こえる ボクは眠い目をこすりな

          始まりの休日

          哀しみパンダ

          恥ずかしい 恥ずかしい 恥ずかしい ある日、自分がとても嫌になった 恐ろしい 恐ろしい 恐ろしい 見つめられると本性がバレてしまう 表面では笑っていても 本当はどう思っているの? 愛してる 愛してる 愛してる 無人のメリーゴーランドが クルクル空回る 醜い 醜い 醜い 他人に不快な想いをさせている 社会に溶け込むように 笑え 笑え 笑え ある日、化粧をした 顔にお面をするみたいに 白く 白く 白く 上手に笑えるように

          哀しみパンダ

          なんでもない

          どうでもいいことを言おうとやめた なんでもない… いいたかったことを言おうとやめた なんでもない… 好きですと言おうとやめた なんでもない… いやだってことを言おうとやめた なんでもない… 本当のわたしを言おうとやめた なんでもない… 言い訳でさえも言おうとやめた なんでもない… やがて、わたしがなんでもなくなった なんでもない世界にあなたはいる なんでもないを決めるあなたは この世界の神さまだった #詩 #ポエム #自己肯定

          なんでもない

          時雨

          君が夢中なとき はにかんで 恥ずかしそうに笑う 君が喜んだとき うれしそうに 大きな口をあけて笑う 誰かが落ち込んだとき かなしそうに 精一杯励まそうと笑う 君が傷ついたとき 悟られないように 精一杯よそおって笑う 君が一緒にいるとき 君の笑顔に みんなが幸せになって笑う 君は優しい時雨 #詩 #ポエム #時雨 #笑顔

          神さまのスープ

          今日はどんな夜がくるのかな? 夕暮れ色のスープが 僕らを満たしている それはひとりぼっちのさみしい夜? ときどき群れの中から 放り出されてしまう 神さまはスープをかき混ぜる 楽しい夜があって 不安な夜があって キレイな夜がある 明日はどんな夜がくるのかな? 神さまはスープをかき混ぜる 孤独を知って 出会いを歓び 別れを哀しむために 夕暮れ色のスープをかき混ぜる #詩 #ポエム #夕暮れ #神 #スープ

          神さまのスープ

          命のおもさ

          1ポンドのおもさ って聞いて どれくらいのおもさか 正直イメージできないけど 453.6グラム って聞くと どれくらいのおもさか だいたいイメージできる 命のおもさも その人をどれだけ知っているかで 測っているのかもしれない 人間の抱えられるおもさには 限りがあるんだ 「死傷者の中に日本人はいませんでした」 そう聞いて ほっとしたんだ #詩 #ポエム #自己肯定 #ニュース

          パラドックスワールド

          絵の具をシンクに流したら 窓から溢れる光でピカピカと 赤、青、黄色 混ざり合い流れていく 鮮やかな色を作るために さまざまな毒もためらわず たくさんの破壊の末に 今の美しさにたどり着いた 目の前の豊かさや美しさは 求めると際限なく欲しくなる 私たちは生きている世界と 死んでしまった世界を 天秤にかけたりできない 砂漠に雪を降らせて楽しみ 砂漠をさらに広げていく たくさんの破壊の末に 今の美しさにまどろんでいる 未来の子供たち... こちらの天気は晴れ 雲一

          パラドックスワールド

          一杯の水

          感情はコップに入った水のようだ 感情が高まり過ぎると溢れてしまう いつからか こぼさないように こぼさないようになる でもそれはとても神経を使う作業だろうね 乱暴に扱ってこぼしてしまったり 水が溜まったら自然に流してしまえばいい コップから溢れた水は たくさんの感情をつれて 空へ消えていくんだ 今日もまたどこかで #詩 #ポエム #自己啓発