最近イライラしていませんか？
心に余裕がないと、人はイライラしやすくなります。

イライラすると良いことはありません。
そもそも体に悪いですし、
不機嫌でちょっとしたことで人や物に当たる人って怖いですよね。
周りからの印象も良くないです。
パワハラとかあおり運転などもこれに起因します。
イライラして攻撃的な性格になって、問題を起こして全てを失う。
そんな最悪な事態も招いてしまうのです。
イライラしないためには心に余裕を持つことが必要。
その状態を維持することが心にも体にも良い影響を与える。
それが延いてはあなたの人生に大きく作用するのです。

余裕を持つことが人生の成功の秘訣。
そのことについて今回は話していきます。

余裕がない状態とは（原因）

なぜ余裕がないのでしょう。
お金がない。時間がない。将来が不安。などなど。
人それぞれ理由は様々ですが、
要するに物事が上手くいってないということです。
物事がスムーズに進んでいる時、そこに余裕が生まれます。
その反対に、物事が上手くいってないと
人はバランスを崩して余裕がなくなり、一気に不安定になります。

サッカーで例えてみましょう。
すでに後半のロスタイム。
片方のチームは２点のリードがあります。
笛がいつ吹かれてもおかしくない状況。
まず負けないことが確定しており、さらに追加の得点も有り得る。
フィールドのプレイヤーはゆっくり確実にパスを回す。
サポーターは陽気に踊り、お祭りムード。
誰もが落ち着き、余裕で穏やかな空気が流れています。

反対に負けている方のチームはもう必死。
選手は全員が無我夢中でボールを追いかける。
焦りから冷静な判断に乏しくなり、ラフなプレイでカードを連発。
応援するサポーターも怒りと悲しみでめちゃくちゃです。
こちらは余裕がなく、全体の統制が全く取れていません。

このように、余裕がない状態は
物事が上手くいっていないからこそ生まれるのです。

余裕の有無はどんなことに繋がるか。

余裕がない状態の時は様々な不幸を呼び込みます。
病気や怪我になりやすい。
仕事のミスに繋がる。
対人関係のトラブルが激増。
魅力が損なわれ、自分の価値を下げる。

余裕がない状態は、百害あって一利なしです。

では反対に余裕があるとどうでしょうか。
何事にも寛容になる。
落ち着いて冷静に判断が出来る。
他人に優しく出来る。
他人から好感を持たれる。
心が平穏に保たれ、体の調子も良くなる。

良いことづくめです。

余裕がある人は仕事においても好感が持て、成功に繋がります。
落ち着きがなく余裕のない人と、落ち着いて余裕たっぷりの人。
どちらが仕事出来そうですか？余裕ある人ですよね。
自分が上司だったら余裕ある人に仕事を任せたいです。
お客さん目線でもそうでしょう。
営業されて、どちら側に良いイメージを抱くかと言ったら
余裕持って商品を説明してくれる方です。
余裕があるのとないのとでは仕事の結果にも大きく影響してきます。
営業職の知人に「自分にお任せ下さいという余裕を持って接してみて」
とアドバイスしたところ、一気に3倍も成績が伸びたと感謝されました。
効果は絶大です。

さらに余裕ある人はモテる。
恋愛対象としても余裕ある人は頼もしく見えます。
余裕ある大人の男、大人の女性の雰囲気は魅力的ですよね。
それは年上だろうが年下だろうが一緒です。
この人と一緒にいると安心出来て落ち着く、
そういう相手には自然と心引かれるものです。
余裕ある言動が相手のハートをがっちり掴むのです。

余裕があるのとないのとでは
これだけ物事に明確な差が表れます。
余裕がある方が圧倒的に人生楽しいです。

余裕ある人＝成功者

一流の有名人はとても魅力的ですよね。
あの方々は圧倒的な余裕のオーラに満ちています。
その余裕が人々を魅了する。
「俺か俺以外か」なんて言ってのける余裕がある。
めちゃくちゃ憧れます。
一流のスポーツ選手もそう。余裕があるから結果を出せる。
優等生やセレブも余裕を持っています。
成功している人と余裕はセットと言えるでしょう。

成功している人と、してない人の違いは何でしょう。
物事が上手くいっているか、上手くいっていないかの違いです。
それが余裕のあるなしに繋がっている。
ここで、「なんだ結局成功しているから余裕が生まれるんじゃん」
と思われるかもしれません。確かにそれはそうです。
成功者は自分で物事が上手くいってると自覚しているから
余裕を持つことが出来ているのです。

じゃあ余裕は成功者だけの特権かというと違います。
余裕というものは自分自身で誰でも生み出せます。
成功者の多くが意識的にそれを取り入れている。
余裕が生み出すメリットを彼らは知っているのです。
あなたもそうすることで、
上手くいく側の人間へと自分をいざなうことが出来る。
上で挙げた良いことづくめの人生を手に入れ、
上手くいかないことでイライラしていた自分とおさらばするのです。

余裕を生み出すには（解決法）

さて、余裕を自ら生み出すにはどうすればいいのか。
まずは意識して余裕を持つことに努めましょう。
自分を追い込むことを極力排除し、心の平穏を保つようにする。
「何とかなるさ」の精神で大体のことに対処するのです。

遅刻しそうでも「何とかなるさ」。
ミスをしても「何とかなるさ」。
勉強不足のテストでも「何とかなるさ」。
お金がなくても「何とかなるさ」。
将来不安でも「何とかなるさ」。
そう言葉にするだけで自然と落ち着いて余裕を持てるものです。

他にも「余裕余裕」とか「私としたことが」が効果的。
ミスをした時に「私としたことが」と発すると
自分が元々すごく出来る人間だと錯覚できます。
大魔導士のような熟練の達人のイメージでクールに発して下さい。
猿も木から落ちる的な戒めとして使うのです。
同じミスでも「やってしまった」とパニックになるより、
「気を付けねば」と冷静に受け取る方がいい。
ミスをした時、一番怖いのは焦って別のミスを誘発することです。
それを防ぐためにも落ち着いて冷静に対処しなければならない。
こうした魔法の言葉や根拠のない自信で自分の心を落ち着かせるのです。

意識して常に余裕を心がけようとしていると、そうじゃない時の自分にも
すぐに気付いて対処出来るようになります。
イライラしている状態や焦ってパニックになっている自分に気付き、
冷静になろうと頭を切り替えることが出来るようになるのです。

あとは生活を余裕が持てるように改善する。
早寝早起きは精神の安定に大きく繋がります。
朝の出勤も、いつもより早く出かけてみて下さい。
時間の余裕が生まれる分、心にゆとりが持てます。
通学中の子供たちを微笑ましく見れたり
景色に目をやる穏やかさも備わる。
急いで時間の余裕がなかった時より
広い視野で多くの幸せに気付くことが出来ます。
帰宅した後も、ゆっくりと湯船につかって体を休める。
アロマを使ってリラックスするのも効果的。
のんびり読書の時間を取るのも良いでしょう。
ヨガなどの心と体に良い影響を与えるエクササイズもおすすめです。

このように意識して、余裕を自ら生み出すことに努める。
そうすると心も体も影響を受け
良い方向へどんどん改善されてゆく。
あとは意識せずとも常に余裕を持てるようになります。
余裕がなく上手くいかない路線から
余裕と共に上手くいく路線へと切り替える。
そこには成功された人生のレールが走っている。
あとは自然とそれに乗って進んで行けるのです。

まとめ

なぜ物事が上手くいかないのか。
それは余裕がない状態だから。
その改善策は何か。
余裕がないなら自ら生み出そう。

余裕を取り入れることで
人生は驚くほど上手くいく。

おわりに

余裕があると人は寛容になり優しくなれます。
実際自分も余裕を持つようにしてから
これまでより人に優しく出来るようになりました。
家族や友人知人に、これまで以上に
優しく接することが出来るようになった。
宅配の人に、レジを打つ店員さんに、
笑顔で一言添えられるようになった。
街中ですれ違う人に
さり気ない気の使い方が出来るようになった。

相手にそれが伝わると
向こうも優しさで返してくれます。
するとお互いが優しい穏やかな気持ちになれる。

だから自分は思うのです。
世界中の人が余裕を持った状態でいることが必要で
それが世界の平和に繋がるのだと。
お互いに余裕があり、満ち足りていれば争いは起こりません。
余裕がないから憎しみ、争うのです。
犯罪も、起こす人間に余裕がないから引き起こされる。
社会の安定のためにも、ひとりひとりの余裕が必要です。

あなたが余裕を持つことが
あなた自身を豊かにするだけでなく、
接する相手にもプラスの影響を与える。
それが延いては社会全体や
世界の平和にも繋がるのです。

余裕を持つ。ただそれだけのことです。
あなたも是非、今日から意識して取り組んでみて下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。