これは、ノンフィクション。
私の鬱体験の一部です。

私が鬱っぽいと、１番に感じていたのは主人でした。3年ほど前、主人は半年ほどアメリカ🇺🇸へ出張へ行ってきました。コロナ禍ど真ん中であり、帰国してすぐには、出勤せずに半月ほど自宅待機しておりまして‥。
その彼の出張中、私は凄く忙しかったんですよ。職場での立場上、リモート会議や委員会もあり、なぜか小学校のPTA役員に任命され、子ども会校区長という、めちゃくちゃハズレくじを引いたんですよ。
色々と資料を作成する日々で、USB8本を使っていました。

でも、仕方ないですよ。
途中で投げ出すような事はできませんからね。
特に私の性格上、全てをスッキリさせたいので、妥協するなんて事は一切ないのですよ。

もちろん、仕事を優先的にしました。先に資料を作成するのも仕事からです。
帰宅後、子ども達の勉強をチェックし、家事をこなします。

一通り終わったら、下の子を寝かしつけ、上の子の話し相手になりながら、勤務表の作成。委員会の資料作成。
その後、PTA関連の伝達に目を通して、子ども会に市から連絡がないか、メールチェック✅
提出書類の期限に間に合うよう、各町内に案内が必要かどうか、落ちがないように見て、次回の会までに準備をする‥

という‥くじ引きでは決めてはならない役ですね。しかも女性で子ども会校区会長をやったのは私だけだそうです。（私は資料作成したりするのは苦にはならないタイプですがね🤣）

はい。つまり市の会議が19時とかに開始なんですよ。毎月。ママのゴールデンタイム。
当時は下の子が２歳。
子ども達を実家に預けたり、妹に来てもらったりして出席。

これ、私の校区特有なんでしょうか❓学校側は子ども会の事にはノータッチ。正直、PTA会長のがマシだと思いました。式典には出席しないといけないのは私も一緒なんですよ。でも、資料とかは学校側が作ってくれるでしょ⁉️
しかもPTA役員構成図を見ると、子ども会会長🟰PTA副会長になってんのよ🤣
“おい、そっち、めっっっちゃ楽やん？”

で、超絶コロナ禍なのに、100人規模のバーベキュー大会をわざわざ、バス🚌を借りて1時間くらいの場所までやりに行く🍖という超絶バカな予定が勝手に進んで行ったんですね。私の名前で。PTA会長がやるつもりだったらしく。
しかも、うちの子は3年生だったので、参加しないんですよ。対象が6年生なんです。ね、意味不明（・д・）??なんでクジ引きで決めるの❓

『‥は💢⁉️』
『え⁉️バカなの⁉️』

私は看護師なんですが、普段アホみたいに感染予防して、コロナ患者対応してるんですよ。
鬼のような手洗い消毒で手も荒れて、防護服のマスクで酸欠・高山病バリの頭痛。マスクとゴーグルによる慢性的な肌荒れ。

一回試してみると良いと思います。防護服装着の完全なる感染対策を施した、帝王切開のOPE室を。室温30℃。新生児のベッドからは温風が出てます‥。上から照りつけるライトもあれ、暑いんですよ。
しかも、下半身麻酔なので、ママは意識あるという‥弱音を吐けない現場。
終わる頃には汗だくを通り越してます。手袋を外すと汗が手袋からドバッとなるほどです。

スタッフもコロナに罹患したら、欠勤になる訳で、生き延びたスタッフは連勤が決定となるわけですよ。
私は生き延びてしまったので、日々、防護服の汗だく看護師。こども園・学童に迎えに行くと、シャワー中？くらいの頭です🤣

それを知っているものだから、『マジふざけんな💢』と必死にあの手この手で阻止するのですが、やはり楽観視している方もみえるわけで‥
“だから、感染が広がるのよ？”
“家族の看取りも許されず、防護服の人に囲まれて、亡くなる姿どう思う？”
と思っても言えるはずない。

職場の人たちに相談したら、めっちゃ笑ってくれました。
一通り笑い56して貰い、スッキリしましたが、現実を変えないと‥

と、悶々としましたが、事が進んだら大惨事💦
新聞の一面に『看護師企画、小学生100人BBQ大会！半数がコロナ感染』ね。
そんなん、看護師免許も危ぶまれるやんか💢💢
とにかく、実行委員の委員長に直談判。
PTA会長も説き伏せ、なんとか回避。

他にも、毎年、市で行っていたドッヂボール大会。やる気満々の子も、親御さんも居るわけですが…
市に問い合わせると、練習等でコロナ患者が発生したら、体育館等の消毒で200万くらいを主催者で負担して頂きます…と。

『無理だろ‼️』
『そんなにやりたいなら、コロナ受け入れ込みで、外で勝手にやれ‼️うちの病院来たら許さん‼️』

と言えるはずもなく、これも実行委員長(ドッヂボール反対派)と話し合い、市に『バッカじゃないの？』的な意見を連日抗議。
そもそもなんでドッヂボール？
バリアフリーな競技にしなよ？
ルール理解できない子もいるよ？
車椅子の子はどうするの？

等、なんとか阻止‼️
金輪際ドッヂボールは行わないという事になりましたꉂ🤣w‪𐤔

いや、☝️これは一部に過ぎないのですがね。

他にもいろいろ問い合わせが来るんですよ。
『町内のお祭りはやっていいですか？』
↪︎知るか。私に聞くな。うちはやらん。
『町内のクリスマス会はどうしますか？
』↪︎知るか。私に聞くな。リモートでやれ？
『卒業生を送る会どうしますか？』↪︎だから、知るか。私に聞くな。リモートでやれ？

ずっと、携帯なりっぱなし。
でも、横柄な態度では失礼だと思い、相手の気持ちを傾聴し｢今年は残念ですね💦来年に向けて準備しましょうかね〜｣なんて答えながら、頭では『知るか』と思い、パソコンで勤務表を作ってました🤣

そんな日々が2年程続き、やっと解放された…これで仕事に集中できる‼️
と思った矢先、今度はこども園の役員の話が出てきました。

この時点で、もう主人は私の異変に気づいていました。

帰宅して、全部の電話対応やパソコン仕事が終わると、私の話が支離滅裂になっていったのです。

私は全く覚えてないんですが。

そんな中、私がやりたい分野の病院からお誘いがあり、勤めていた病院を退職し、30代のうちに転職を決めました。

ただ、やりたい分野は超忙しいのです。そんな事はわかっていました。
7時に出勤。20時帰宅。残業漬けですね。
それでも、私としては充実していたんですよ。ガッツリ予習して挑みます。
朝3時に起きて、夕飯までの家事を済ませ、出勤時間まで勉強しました。

でも、頭の中の回路は壊れていたのです。
ふと、気づくと、服の着方がわからなくなり、幻聴まで聞こえてきていました。

すぐに、精神科を受診すると、『鬱』との事で、休む事になりました。
私の場合、休む事で一気に回復しましたが…。

ね、だから、鬱になるのは意外に簡単なんですよ。忙しさを詰め込むだけ。
人間を追い込むのは忙しさの極みの先にあります。

最後まで読んでくださってありがとうございます！

次回は、鬱からの脱出について。
多くの人にとって役立つ情報になるかもしれません。私もあなたが幸せで健康に過ごせることを願っています！(＾◡＾)