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「頑張る自分」に酔いしれた末路

いまだに症状が悪化していて、記事を更新する手がなかなか動きませんわ。
毎日朝起きたり電車に乗ったり、出勤したりする時間でいつ発作が起きてしまうのか…
めちゃめちゃ辛いけど、自分で決めた道。
頑張って生きていきましょう。はい。


仕事とプライベート 2つのストレス

パワハラ

仕事によるストレス。
それはパワハラ。
詳しくは過去の記事に書いています。

毎日粗探しをされては、全社員の前で1時間立たされ人格否定されたり…
祖父の葬儀前日に2時間の残業を強要した上、長時間人格否定されたり…
書き出したらキリがないので割愛しますが、会社内で有名人になるくらい長期的にパワハラを受け続けてきました。

でも、これも自分が選んだ道。
「この会社でライターとしての経験を積み、夢を叶えるだ!」
そんな風に意気込んでいた僕は何故か、自分の体調が徐々に悪くなったり体重が落ちていたりすることを気に留めず働き続けていました。
休日どれだけ寝ても取れない疲れに、目のクマ…
これだけでも十分な危険信号のはずだったのに、何故あの時の自分は違和感を感じずに働いていたのだろう…


プライベート

プライベートと言っても悩みのタネは当時付き合っていた彼女のこと。
彼女は育ってきた環境が僕とは違い、少しだけ変わっているところがあったので放っておけないところがありました。
僕は、そんな彼女に対して恋愛感情以外の感情を持っていたんです。

今思えば、家族愛のようなものに近かったかもしれません。
生まれ育ってきた環境を知っているからこそ、僕自身が家族に注いでもらった愛情をそのまま彼女に向けていました。
ただの彼氏としてではなく、家族と同じように接して濃密な思い出と幸福感を与えられたら…そんな気持ちで。

でも、前述したように彼女は僕とは生きてきた環境が違うせいか、僕が向ける愛情に気づけていない節が多々あったように思います。
それでもいい。いつかは気づいてくれるだろう。

そんな風に思って接していましたが、パワハラを受け精神的にも余裕が無くなってきた僕に待っていた現実は彼女の浮気

これがきっかけで溜め込んでいた気持ちに限界がきて、最終的には僕が彼女を傷つける発言をして破局。
自分にできることは最大限に尽くしてきたのに結果はこれ。
何をどうすればお互いに間違った選択をせずに過ごせたのか、今でも分からないです。


2つのストレスの果てに行き着いたもの

ここまで記述してきた内容は同時進行の出来事。
そのため、どちらか1つでも相当疲れるであろうストレスが倍になって僕に襲いかかってきていました。

彼女と別れて1週間後、働いている最中に異変は起きました。

あ、このままだと死ぬかも。

突然自分の中で糸が切れるような感覚が起きたと同時に、このような思考で頭が埋め尽くされたのです。
きっと限界なのだろうと感じ、思い切ってメンタルクリニックで受診しました。

結果は、適応障害・自律神経失調症・中等度うつ状態

僕はとっくのとうに普通に働けない状態にあったみたいです。


何故こうなってしまったのか

どうしてこんなことになるまで気づけなかったのか。
その原因は自分がよく分かってます。

僕は、僕自身に酔っていたんです。

仕事であれば、毎日苦しみながらも夢を追い続ける自分の姿に。
プライベートでは、彼女のために身を粉にして尽くす自分の姿に。

こんな風に過ごす自分がカッコいいと思う感覚になっていたんだと思います。
“頑張る自分の姿”に酔っていたからこそ、限界を迎えるまで自分の身体が壊れていることに気づけなくなっていました。

飲み会で楽しく酔っ払っていると、ゲロを吐くに至るまで自分が酔っていることを自覚できないことってありますよね。

それと同じように、“頑張る自分の姿”に酔いしれて身体がぶっ壊れてからやっと自分自身がおかしくなっていることに気づけました。

これが自分自身に酔いしれた馬鹿な男の末路です。

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