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母はCEOその2〜ブランド力UP〜

その1では、自分の子どものブランディング戦略、良い子良い親のレッテルを貼られてしまえば、協力者が増えて、格段に社会生活がしやすくなる、と書きました。

そのためには『子どもの前で人の悪口的なものは絶対に言わない事』が第一条件と書きましたが、同時に『子どもの悪口的なものも絶対に言わない』事も必要です。

日本人ってどうして人前で謙遜してしまうのでしょうか?しかも別に謙遜しなくてもいい相手やタイミングでも、必ず下げて言う方が多い。それ必要でしょうか?
サッカー上手いのね、と言われたら「サッカーばかりでちっとも勉強しないのよ」とか、可愛いね、と言われたら「〇〇ちゃんの方が可愛いわよー、うちの子は全然」とか、言ってしまうけれど、その言い方で子育てが上手くいくでしょうか?

つい言ってしまう、親の何気ない社交辞令の適当な言葉ですが、これ、普通に悪口です。

「有難う、サッカーが大好きみたいで楽しそうなの」
「有難う、服を着せたり髪を結ったりするのを私が楽しんじゃってるの」とか、
その程度の親バカ発言は許されるのでは?
褒められればお礼を言って喜んで良いんですよ。

以前、子どもは親の言った通りに育つ、と書きましたが、可愛い可愛いと言われて育った子はドンドン可愛くなるし、サッカー上手い上手いと言われた子はサッカーだけでなくスポーツは何でも出来るようになります。
褒めて良いんです、言っていいんです。
子どもはお耳をダンボにして聞いてますよ。

そしてここでも、サッカー得意な子、オシャレに気を使ってる可愛い子、と言うレッテルを貼っちゃって良いんです。子どものうちはドンドン張り替えも可能ですから、遠慮なく次々と良い点ばかりのレッテルを貼りましょう。
それもブランディング戦略です。社会的印象操作です。
多少の親バカは全員なので、問題ないです。

私は学校の三者懇談でも必ず「家ではこんなに良い子なのです」という情報を発信していました。先生から見て、親子関係の安定している子は問題を起こしにくい事は明らかなので、多少やんちゃでも、成績が悪くても、こんなに親子仲良くで良い子なんだ、という印象だけで見る目が変わります。
あと「うちの子は先生の事を信頼しています」という印象になる情報も提示しておくと、良いです。少なくとも自分を信頼していると思う子に対しては不誠実な対応を絶対にしません。
「先生が明るいからクラスが楽しいみたいです」とか、
「授業が面白いって晩御飯の時に言ってました」とか、
その程度のお世辞は盛り込んで良いです。
先生だって人間ですから。

こうしてブランディング戦略を取ったら次は、
マーケティング戦略ですね。
明日に続きます。

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