Tático Desportivo スポーツビジネス×コンサル

【すべてのスポーツクラブに贈るスポーツビジネス戦略集】元グローバル経営コンサルティング…

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【すべてのスポーツクラブに贈るスポーツビジネス戦略集】元グローバル経営コンサルティングファーム所属、今はスポーツビジネス界隈に。自身の思考整理・ナレッジ蓄積も兼ねて運営中。ときどきコンサルティング業界についても。#スポーツ #スポーツビジネス #コンサル #外資コンサル

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外資コンサル流「議事録作成術」の極意:テクニック編

※記事自体は無料でご覧いただけます。本記事でご紹介する議事録フォーマットのダウンロード部分のみ有料設定しております。 前回は「心構え編」として、議事録作成が持つプロジェクトにおける付加価値や、本タスクを遂行する際に持つべき姿勢などをご紹介いたしました。 そこでは「どんなミーティングであろうと議事録を作成するんだ、という姿勢を持つべきである」と断言しましたが、そうは言っても、それほど大量の議事録を作成するには、最小効率で最大品質を確保できるスキルがなくては、1日中議事録作成

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    • 外コン出身者が教える「3C分析」の本当の使い方

      3C分析とは、SWOT分析と同様に、自社を取り巻く内部環境・外部環境を分析するフレームワークです。 ■Company(自社) ■Competitor(競合) ■Customer(顧客・市場) この3C分析も、前回記事の「外コン出身者が教える「SWOT分析」の本当の使い方」で紹介したものと同じような誤用がされがちです。つまり、それぞれの要素を単独で分析する「足し算」的な活用方法です。 SWOT分析の記事でご紹介したように、様々な要因が複合的に絡み合うビジネスの世界では、「

      • 外コン出身者が教える「SWOT分析」の本当の使い方

        SWOT分析とは、自社の内部環境と外部環境をそれぞれ正負の観点から分析するフレームワークです。 ■内部環境×正:「S」すなわち、Strength(強み) ■内部環境×負:「W」すなわち、Weakness(弱み) ■外部環境×正:「O」すなわち、Opportunity(機会) ■外部環境×負:「T」すなわち、Threat(脅威) 本フレームワークは、誤った方法で活用されがちです。 それは、自社を取り巻く内部/外部環境を「S」「W」「O」「T」の4つの象限に分けて整理する方

        • 「自動運転」がスポーツクラブにもたらす影響・未来を予想する

          本マガジンでは、テクノロジーの進化がスポーツクラブにもたらす影響、その未来図を予想していきます。一見するとスポーツクラブには直接的な関係がなさそうな技術でも、その機能を抽象化し、スポーツクラブへの影響として再度具体化させると、様々な影響をもたらすことが見えてきます。 今回のテーマは「自動運転技術」です。 テクノロジーの基礎知識まず「自動運転」とは、どのような技術を指すのでしょうか。用語の定義から明確にしていきます。 日本では、米国の非営利団体「SAE Internati

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        外資コンサル流「議事録作成術」の極意:テクニック編

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        • 外資コンサル流仕事術
          7本
        • 「〇〇」がスポーツクラブにもたらす影響・未来を予想する
          1本
        • スポーツビジネス戦術(=先進事例集)
          17本
        • スポーツビジネス戦略
          4本

        記事

          外資コンサルはなぜ資料を高速・高品質で作れるのか

          コンサルティングファームで働いていると、事業会社のクライアントから、資料作成のスピードと品質を褒められる機会が少なくありません。 コンサルタントは入社研修の段階から資料作成のイロハを叩き込まれます。加えて、研修で基礎を身につけたら終わりではなく、配属されたプロジェクトの現場でそのスキルを磨き続けなければ、コンサルタントとして生き残れない環境にいます。特にアナリスト〜コンサルタントランクの新卒3年目あたりまでは資料作成が主タスクとなるため、本スキルは実戦を通じて否が応でも磨か

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          ポスト・コロナ時代のスポーツ観戦・支援の在り方とは。「リモート・ボイス」の事例から考える【ファンエンゲージ】

          ※この記事は2020年4月17日執筆記事を再掲したものとなります 新型コロナウイルスの感染拡大により、全世界であらゆるスポーツイベントが活動自粛・延期を余儀なくされている。その中でも、各ジャンルのリーグ・チームは、スタジアム内での感染拡大の可能性を十分に排除した上でイベントを再開させる案に頭を捻らせている。例えば、日本のJリーグは、スタジアムの収容率を50%以下にした上で再開することを検討。単純計算で、ひとりひとりの観客の左右前後に他の観客が被らないような「ソーシャル・ディ

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          なぜ人口1,000万人の小国のクラブが欧州サッカー最前線にいられるのか。SLベンフィカの選手育成・販売戦略に迫る【アカデミー】

          ※この記事は2020年1月2日執筆記事を再掲したものとなります 国内の総人口は約1,000万人。東京都と同程度の限られた人口を主要マーケットにしながら、過去6年間で国内リーグを5度制し、ヨーロッパチャンピオンズリーグでも常連を演じているサッカークラブが存在する。 ヨーロッパの最西端の国、ポルトガル。世界最高のフットボーラー、クリスティアーノ・ロナウドを擁する小国で、このスーパースターとともにサッカーメディアの話題を集めるのがSLベンフィカである。首都リスボンに本拠地を置く

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          5G時代の新たな観戦体験。ARでスタジアムが大迫力なスクリーンに!?【スタジアム】

          ※この記事は2019年12月5日執筆記事を再掲したものとなります 米国のアメリカンフットボールチーム「ダラス・カウボーイズ」による、スタジアムにおける新たな観戦体験の提供に向けた取り組みが話題になっている。ニューヨークに拠点を置くスポーツビジネスメディア『Front Office Sports』が紹介した。 ダラス・カウボーイズが本拠地「AT&Tスタジアム」で始めた取り組みは、ARを活用したホログラム映像の配信。ハーフタイム中に、ピッチやスタジアム全体をさながら映画館のス

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          転売防止の秘策。UEFAがブロックチェーン技術を用いた電子チケットを導入。Bluetoothによるペーパーレス入場も【チケット】

          ※この記事は2018年9月2日執筆記事を再掲したものとなります 欧州サッカー連盟(UEFA)が、8月15日にエストニアの首都タリンで行われたUEFAスーパーカップにおいて、ブロックチェーン技術を用いた電子チケットを導入していた。 スペインのライバル同士による試合は、ヨーロッパリーグ王者アトレティコ・マドリードが、宿敵のチャンピオンズリーグ王者レアル・マドリードを4-2で下して幕を閉じた。世界のトップスターが集う注目度の高い試合だけあってチケットは高騰したことが推察されるが

          転売防止の秘策。UEFAがブロックチェーン技術を用いた電子チケットを導入。Bluetoothによるペーパーレス入場も【チケット】

          サッカーW杯ドイツ撃破で脚光浴びるメキシコ、目標ベスト8への切り札は「ビデオコーチング」 【トレーニング】

          ※この記事は2018年7月15日執筆記事を再掲したものとなります メキシコサッカー協会が、同国プロサッカーリーグ「Liga MX」の各クラブおよびユースリーグに対して、「ビデオコーチングテクノロジー」を導入する。 2018年ロシアW杯では、グループリーグで前回大会王者ドイツから大金星をあげたが、決勝トーナメント1回戦でブラジル相手に敗れ、6大会連続でベスト16に。またも自国の歴史を塗り替えることは叶わなかった。次の2022年カタール大会で悲願のベスト8を達成するため、同協

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          ドローンによるトレーニング改革とは。英国のいち指導者による導入事例から学ぶ【トレーニング】

          ※この記事は2018年5月1日執筆記事を再掲したものとなります 2015年、サッカー界では世界最高峰の戦いとされる「UEFAチャンピオンズリーグ」において、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンを率いるペップ・グアルディオラ監督が、かつて指揮したスペインの雄バルセロナを相手に敷いたマンマーク布陣が世界を驚かせた。当時、史上最強とも謳われ世界を席巻していた南米3トップ「MSN」(メッシ、スアレス、ネイマール)を見事に封じ込めた美しき戦術は、「Sky Sports」が報じたピッチ全

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          無能な解説者は淘汰される未来?AIチャットボットによる「パーソナルコメンテーター」が登場【メディア】

          ※この記事は2018年4月30日執筆記事を再掲したものとなります AI(人工知能)という単語が語られるとき、必ずと言っていいほど付いて回るのが「機械は人間に置き換わるのか」という議論だろう。そしてこの論争は、スポーツブロードキャスティングの領域をも飲み込み始めている。 北京に本拠地を置くAIテクノロジーカンパニー「Cubee Technology」が、AIを搭載した世界初のサッカーチャットボット「AIBALL」を公開した。 AIBALLは、自然言語処理(NLP)と深層学

          無能な解説者は淘汰される未来?AIチャットボットによる「パーソナルコメンテーター」が登場【メディア】

          スポーツクラブのSNS戦略の肝は「GIF」?GoogleのTenor買収により脚光を浴びる【ファンエンゲージ】

          ※この記事は2018年4月3日執筆記事を再掲したものとなります 3月27日、GoogleがGIF画像の検索プラットフォームを提供する「Tenor」を買収することを発表し、世界中で大きなニュースとなった。Tenorが保有するGIF画像の検索アプリ「GIF Keyboard」は、3億以上のユーザーを抱え、月に120億回以上の検索がリクエストされる世界最大級のプラットフォームである。 Googleの買収発表により、GIF画像が改めて脚光を浴びている。GIFとは、Graphics

          スポーツクラブのSNS戦略の肝は「GIF」?GoogleのTenor買収により脚光を浴びる【ファンエンゲージ】

          アーセナルによるアクセラレーター・プログラムの採択6企業が決定!強化を見据える領域は?【エコシステム】

          ※この記事は2018年4月3日執筆記事を再掲したものとなります アーセナルイノベーションラボが、昨年9月より進めていた「アクセラレータープログラム」の結果を発表した。 本サイトでも下記のように紹介した通り、イングランドの世界的な名門サッカークラブは、昨年9月より「イノベーションラボ」を創設。ベンチャー企業への投資・育成を目的としたアクセラレータープログラムを推進し、クラブのファンエンゲージメントやリテール領域を強化するようなテクノロジーを有するスタートアップを募集していた

          アーセナルによるアクセラレーター・プログラムの採択6企業が決定!強化を見据える領域は?【エコシステム】

          リーズ・ユナイテッドが、いま流行りのベンチャー発掘に乗り出す【エコシステム】

          ※この記事は2018年3月21日執筆記事を再掲したものとなります サッカー日本代表MF井手口陽介が加入(*1)したイングランドのサッカークラブ「リーズ・ユナイテッド」が、スポーツテクノロジー(SportsTech)に特化したベンチャー企業にプレゼンテーションの場を提供する「デモデイ」を開催することを発表した。同クラブのグローバル決済パートナーである「カレンシー・トランスファー」と提携し、2018年4月17日に開催する。 *1 加入と同時にスペインのクルトゥラル・レオネサに

          リーズ・ユナイテッドが、いま流行りのベンチャー発掘に乗り出す【エコシステム】

          NHLチームがAIによるハイライト動画自動作成に乗り出す。テニスではIBMがすでに導入【ファンエンゲージ】

          ※この記事は2018年3月21日執筆記事を再掲したものとなります 米国ナショナルホッケーリーグ(NHL)に所属するセントルイス・ブルースが、AIを活用したハイライト動画の自動作成に乗り出した。同事業について提携したサンタモニカに拠点を置くスポーツ分野のAI関連企業「Reely」が発表した。 ReelyのAIおよび機械学習技術は、個々のプレーの認識とラベリングが可能であり、セントルイス・ブルースが流すライブ動画から、自動的にハイライト動画を作成することができる。また、同社の

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