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noteの上にも3年

column vol.1063

noteの執筆を始めて丸3年が経ちました。

ということで、本日は3年間の振り返りを…

…といきたいところなのですが…、つい2ヵ月前に1000回目の投稿でやったばかり

ただ、ほんのちょっとあれから考えが進んだことがあるので、改めてこの節目の日に、そのことをお話ししたいと思います。


毎日続けるための「気づき」

1000回目の投稿を行った後、私の記事をこっそり見てくれている知人たちから「よく毎日書くことあるね!?」と言われることが多かったのですが、そのことについて改めて考えてみました。

基本的にはイマジナスという当社の時流分析会議で集まってくる大量の情報があることが大きいのですが、よくよく考えてみると、情報の向き合い方は確実に変わったな、と感じるようになりました。

昔は知識として情報をインプットしていましたが、最近は知識として以上に「そこからどんな気づきを得るか」ということを重視しているような気がしています。

というのも、知識だけだとどうしても記事の内容がマンネリしてしまうからです。

例えば、代替肉の事例を紹介した後、「今度はシーフード版が出ました!」と記事を書いても、読んでくださる方々からすると「肉が魚に変わっただけ」と思われてしまってもおかしくはないでしょう…

3年も毎日書いていると、ただの「最新情報」だと自分自身読んでくださる方飽きてしまう…

実際、昔に比べて事例としてただただ「最新情報」を並べた記事は、正直、「スキ」は平均点よりも低い

そこに新しい気づき、解釈を加えることがポイントで、そうしたものがしっかりと付加できた時は、見返りとしてnoterさんからの反応が返ってきていると感じます。

ですから、最新情報をインプットした際、新しい気づき・解釈が生まれなければ、情報を熟成させることが多くなりました。

その辺は以前と大きく変わったことかもしれませんね。

「幸運脳」を鍛える「ポジティブ発信」

これまでも「noteを始めて人生が開けてきた」という話をしてきましたが、それはインプットとアウトプットの繰り返しによって自分がビジネスパーソンとして成長できたと思っていました。

しかし、最近はそれだけではないような気がしています。

もう1つあると思うのが「ポジティブ発信」です。

つまり、前向きな論調で記事を書くということです。

もともと、そうした今の自分の姿勢をつくってくれたのは先代社長で、周りの人たちから「太陽みたい」と言われるような人でした。

そういう姿に憧れており、記事を書く時も「読んでくださる方に少しでも前向きな気持ちになっていただきたい」と思っていたら…

……どうやら、その影響を一番受けているのは自分自身なのではないかと近頃感じております…

なぜそう思ったかというと、まずこの3年間での仕事の受け方が変わったからです。

昔だと躊躇していたようなレベルの高い仕事、大きな案件に対して、気がつくと二つ返事を受けるようになっていました。

しかも、だったら受けたとしても「何で自分に不釣り合いな仕事、受けちゃったんだろう…(涙)」とタメ息混じりの毎日を送っていたことが多かったのですが、「何とかなるだろう(何とかしてみせる!)」と思うようになったのです。

きっと毎日、多くの人たちにポジティブ発信をしているうちに、自分で自分をポジティブ脳に洗脳していたのかもしれません(笑)

そのことを裏付けるのが、脳科学者の茂木健一郎さんの「強運脳」です。

〈東洋経済オンライン / 2023年7月20日〉

強運を呼び込む人には、思考の共通点があるという話です。

茂木さんが『エンジン01』というオープンカレッジで、アーティストの日比野克彦さん、棋士の羽生善治さん、メディアアーティストの落合陽一さんとともにトークセッションを行った時のこと。

落合さんが示したユニークな画像を見て、羽生さん前のめりになって顔を輝かせながら「あはっ」「ははっ」と、まるで小学生みたいに笑ったそうです。

当時の羽生さんは戦績振るわず、どん底を味わっていた頃。

しかし、茂木さんはそんな羽生さんの姿を見て「羽生善治、完全復活!」を予感したそうです。

その理由をこのように仰っています。

羽生さんが前のめりになって顔を輝かせている様子は、どんなに苦しくても人生を前向きに生きることの「大切さのお手本」のように、私の目には映ったのです。

つまり、ポジティブ脳が幸運体質を生む

ですから、私自身もポジティブ発信により自分のポジティブ脳を育んだことが、人生を好転させているという説は、あながち思い込みではないと感じるのです。

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」

少なくとも、noteが仕事にプラスを生み、新しいチャレンジがまたnoteの執筆に活きてくる

そうした好循環構造ができたと実感しています。

逆にnoteを始める前から変えたことというのは、それぐらいしか思い当たりません。

私の一番好きな言葉が、元プロ野球選手のイチローさん

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道

なのですが、以前は「特別な才能のない自分でも、地道に小さなことをコツコツとやったら、希望があるかもしれない」という淡い期待でしたが

noteをコツコツとやってきたことでの変化によって、ひよっとしたら…と今は思っています。

もちろん、そんなに大層な夢・理想を持っているわけではありません。

世の中的な成功ということではなくても、40代の自分が想像していないような、何か今の私を驚かせてくれるような50代、60代になっていければ良いなと思っています。

いずれにせよ、40代に入った時は “どうにもなっていない人生” に落胆しました。

その時よりかは、遥かに今の自分、これからの人生にワクワクしていることは間違いありません。

そして、これは始めた当初から変わらないのですが、noteを始めて最大の財は素晴らしいnoterさんとの出会いだと思っています。

noterさんの記事を読むことで勉強できていますし、私に向けてくださるコメントに中から新たな気づきを得ることも多いと感じています。

ちなみに、明日はnoteのオフ会があり、楽しみでしょうがありません😁

今つながっていつつも、まだお会いできていない方に。

今後お会いできることも人生の楽しみの1つになっております。

ということで、4年目もぜひぜひよろしくお願いいたします🙇🙇🙇🙇

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