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2024/01/23 人はそう簡単に新しい環境に飛び込めない!?


人は簡単に新しい環境に飛び込めない?

先日クレジットカードをどうするかという記事を書いて思ったのが、人間はそう簡単に新しい環境に飛び込めないという事です。

若い頃はできた?

若い頃であれば、失うものがない、蓄積がないので、なんでもチャレンジもできたし、失敗しても取り返せた。しかし、自分もアラフィフになって、AよりもBの方が良いですよと言われても、ずっと20年以上Aを使い続けていたら、Bにはいそうですかと環境を変える事ができないものなのだなと改めて気がついた。

ジジイの発想?

そういうのはジジイの発想だから自分は違うと思っていた部分が少なからずあったが、殊更自分の家計のことのようにセンシティブな部分になると、余計に色々しがらみが絡んでいて、それを全部変えてまで、やろうというような気持ちになれなかった。

2次避難できない?

今能登半島の地震で2次避難をするしないという話を聞くが、第三者的に思えば、復興に直接携わる事ができないなら、年寄りと子供は集団で疎開すれば良いのにと思ってしまうが、実際のところそんな簡単な問題じゃないのかもしれないなとも思う。

合理的だけでは言えない何か?

それは、もはや合理的な選択とは言えないのかもしれないが、言葉にうまく出せない感情のもやもやした部分で、新しい選択ができないという感情を感じた。なんとかバイアスとか心理用語があるかもしれないが、これは日本語の複雑な言語体系も関係しているのかもしれないなと思う。なぜなら、日本語は実に曖昧で、論理的思考に向いていない言語だからである。しかし、それは決して悪いとは思わない。私たち日本人がこの豊でかつ過酷な日本列島に縄文時代から1万年以上住み続けてきた歴史と文化の中で育まれたもので、故に日本的なものというものが今も存在しているし、日本の良さそのものであるからだと思う。

土着性?

つまり、それだけ自分たちは知らないうちに土着性が経年と共に身に纏い、新しいところへと行きにくくなるのだということである。
それは、人間が個人として独立しているのではなく、地域という環境の一部であるという事であり、根を切られた木が生きていけないようなもので、そういう危機的なものを自然と感じている事なのかもしれないと感じた。
そうした時に、どうしたら良いのかという事を自分たちは理解して向き合わなければならないと感じた次第です。

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