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大学野球人口も関東の一極集中?いや、関西? 地域ごとの部員数をチェック 〜大学野球人口③〜


以下の2つで書いてきた、大学野球人口に関する考察3部作の、最終回です😃





今回は、

「大学野球人口の地域ごとの傾向」

を見ていきたいと思います。


データソース



結論

  • 全地域で、ほぼ満遍なく大学野球人口が増えている

  • 日本中の全地域で、2007年から2022年にかけて、大学野球人口は増加していた







地域ごとの傾向(2007年→2022年)


先日のnoteで、大学野球のリーグは26あると書きました。

その26のリーグを、リーグの所在地から地域に割り振ってみました。


▶︎ 2007年と2022年の比較


こちらの表が、結論になります。

大学野球部員数 2007年と2022年


単なる数字の羅列だと見にくいですよね。

増加率を加えてみます。


2007年と2022年、増加率も追加(赤がベスト3、緑がワースト3)


まず、何がすごいって

「全地域で大学野球人口がプラスになっている👏」

という点かなと思います。


確かに地域によって増加幅の差はあります。


が、どこか特定の地域で減っているのではないというのは、素晴らしいと思いました😃



グラフにしてみると、このような感じです。

大学野球部員数 2007年と2022年


グレイの関東で、そもそも母数が多いですね。

しかも、増加数も多いことがわかります。


その次に増えているのは関西。緑です。


しかし、この現象は、「純粋に大学数が多い都会で、大学野球部員数も多くなっている」のみと言えます。


いずれにしても、関東が大学数も多いので、必然的に大学野球部員数も多いことがよくわかります。




▶︎ 全期間(2007〜2022年)

全期間(2007〜2022年)、増加率も追加


全期間(2007〜2022年)



どの地域が、何%を占めているか?


少し視点を変えてみます。

「どの地域が、全体の何%の部員数を占めているのか?」

という指標を見てみます。


推移も含めて、表にすると、こういう感じです。


全ての大学野球人口のうち、何%がその地域にいるか?


こちらがグラフ。

全ての大学野球人口のうち、何%がその地域にいるか?


2007年、関東には全大学野球人口のうち、33%の部員数がいました。

それが、2022年には36%となりました。


比率が減少に転じたのは、東海と九州ですね。


しかし、どうでしょう?

例えば、僕は最初

「特定の地方から、関東にばっかり野球人口が流出しているのでは?」

と思っていました。🤔


このような懸念には、僕は該当しなかったなと感じています。

地域ごとで、激しい減少になったわけでもないと思いました。


つまり、

「全地域で、ほぼ満遍なく大学野球人口が増えている」

と結論づけて良さそうです😃





3回に分けて、大学野球人口について書いてきました。


やっぱり僕としては、大学野球の部員数が増えていて、とても明るいデータを見れたな!と嬉しくなりました。







今日も読んで頂いて有難う御座いました😃



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