勝賀瀬 達也

高知在住のドラマー。基本的に音楽に関することを投稿する予定です。Jazz・R&…

勝賀瀬 達也

高知在住のドラマー。基本的に音楽に関することを投稿する予定です。Jazz・R&Bを中心に演奏してます。ドラムレッスンもしてます。DMください。 音楽スタジオの経営もしています。八囃藏(はっそうぐら)というスタジオで、落ち着ける空間です。http://hassoh-gura.com

マガジン

  • 僕のリズム論。

    音楽のリズムに関する事柄をつらつらと書いたマガジンです。

記事一覧

ディープラーニングから学ぶ、楽器上達方法

最近、ディープラーニングのプログラミングを個人的に勉強中でして、その中から、「なんかこれ、楽器を練習するときの考え方とかの参考になるな」と思ったことがあるので、…

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僕の練習論。”「量より質だ!」と言って練習しない人の、練習の質は如何ほど?”

みなさん、練習してますか? 僕はしています。 さて、音楽における「練習」ですが、まあ音楽に限らずですが、こんなことがまことしやかに叫ばれていると思います。 「質…

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僕のリズム論。"リズムにビブラートをかけるって、どうやるの?"

前回、こんな内容の記事をアップしました。 その中で「リズムのビブラート」という概念を提案しまして、これがグルーヴの本質じゃないかということを書きました。 では、…

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僕のリズム論。"正確なビート v.s. ズレたビート"

みなさん、グルーヴについてネットで調べたりしてると、こんな話を聞いたことがありませんか? 「グルーヴは、正確なビートが作るんだ。」 という話と、 「グルーヴは、…

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ドラムの音色を操ろうとする時、ドラムの音色ばかり気にしてませんか?

今回はドラムの音色について少しお話しようかと思います。 ドラムを演奏する時、様々に音色を変化させて、表情豊かに演奏しなければならない時ってありますよね。 そんな…

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「リズムが走ってると言われて直したら、モタってると言われる。・・・じゃあどうしろと!?」ってなる時の解消法

バンドの練習をしている時に、こんな風に言われたことありませんか? ギター 「ドラム、走ってるよ」 ドラム 「え、分かった。気を付ける。」 ボーカル「ドラム、今度…

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ディープラーニングから学ぶ、楽器上達方法

ディープラーニングから学ぶ、楽器上達方法

最近、ディープラーニングのプログラミングを個人的に勉強中でして、その中から、「なんかこれ、楽器を練習するときの考え方とかの参考になるな」と思ったことがあるので、紹介してみようかなと思います。

・・・すごく難しい話が始まりそうでしょう?

いやいや、そんなことはありません。

確かにディープラーニングの詳しい話をすれば数式とか出てきてうんざりするんですが、そこはもう相当ざっくり説明しますので。

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僕の練習論。”「量より質だ!」と言って練習しない人の、練習の質は如何ほど?”

僕の練習論。”「量より質だ!」と言って練習しない人の、練習の質は如何ほど?”

みなさん、練習してますか?

僕はしています。

さて、音楽における「練習」ですが、まあ音楽に限らずですが、こんなことがまことしやかに叫ばれていると思います。

「質の悪い練習をいくらしたって無駄。質の良い練習をして効率的に成長するのが大事。量より質だ!」と。

そう言われると何となく納得してしまいますよね。

そして、「あんまり練習しなくていい」という言い訳にもなります。

たしかに理論的には、

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僕のリズム論。"リズムにビブラートをかけるって、どうやるの?"

僕のリズム論。"リズムにビブラートをかけるって、どうやるの?"

前回、こんな内容の記事をアップしました。

その中で「リズムのビブラート」という概念を提案しまして、これがグルーヴの本質じゃないかということを書きました。

では、このリズムのビブラート、理屈は分かったけど実際にどうやって演奏したらいいんでしょうか?

何となくリズムを揺らすだけでは、単にズレたリズムになってしまいます。

ということで、今回はどのようにしてリズムにビブラートをかけるのか、説明しよ

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僕のリズム論。"正確なビート v.s. ズレたビート"

僕のリズム論。"正確なビート v.s. ズレたビート"

みなさん、グルーヴについてネットで調べたりしてると、こんな話を聞いたことがありませんか?

「グルーヴは、正確なビートが作るんだ。」

という話と、

「グルーヴは、ズレたビートが作るんだ。」

という話。

・・・どっちだよ!!

って思ったことがある方もいるかもしれませんね。

この二つの主張は、グルーヴを語る上で必ず議論になるほど重要な内容ですが、それぞれ真逆の主張のために終わることのない無

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ドラムの音色を操ろうとする時、ドラムの音色ばかり気にしてませんか?

ドラムの音色を操ろうとする時、ドラムの音色ばかり気にしてませんか?

今回はドラムの音色について少しお話しようかと思います。

ドラムを演奏する時、様々に音色を変化させて、表情豊かに演奏しなければならない時ってありますよね。

そんな時、あなたならどうやって音色を変えますか?

よくやる方法としては、スティックを当てる場所や角度を変える方法とか、指・腕を操作して音を変える方法などでしょうか。

いっその事、チューニングや楽器を変えてしまうという方法もありますね。

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「リズムが走ってると言われて直したら、モタってると言われる。・・・じゃあどうしろと!?」ってなる時の解消法

「リズムが走ってると言われて直したら、モタってると言われる。・・・じゃあどうしろと!?」ってなる時の解消法

バンドの練習をしている時に、こんな風に言われたことありませんか?

ギター 「ドラム、走ってるよ」

ドラム 「え、分かった。気を付ける。」

ボーカル「ドラム、今度はモタりすぎ」

ドラム 「え、分かった。気を付ける。」

ベース 「ドラム、リズム揺れすぎ」

ドラム 「・・・ (´・ω・`)」

ドラマーに限らず、「じゃあどうしろと?」ってなった人、結構いるんじゃないでしょうか?たしかに僕にも

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