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はじまりの春…、なにか新しいことをやってみたくてnoteをはじめてみました。 日々の小…

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はじまりの春…、なにか新しいことをやってみたくてnoteをはじめてみました。 日々の小さな幸せを書き留めて、お守りのようにしたいと思います。2021/4

マガジン

  • 図書館司書資格取得に挑戦中‼️

    2023年4月から通信教育で挑戦している「図書館司書資格」のことや、訪れた図書館について綴ります

  • 本のある暮らし

    おすすめ本の紹介や感想、本がきっかけで考えたことや思い出した昔の記憶を綴ります

  • エッセイ

    何気ない日々の暮らしの中で生まれたエッセイを集めました

最近の記事

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満月に思うこと

今夜は満月ですね…。 月の満ち欠けの周期は29.5日で、そのため1年に満月が12回の年と13回の年があるそうです。 そして、今夜は2023年13回目の満月です。 * * * 夕方車を走らせていると真っ正面に大きな満月が見えて、なぜだか数年前にテレビで観た金澤翔子さんとお母様のことを思い出しました。 金澤翔子さんはダウン症の女流書家で、奈良東大寺をはじめ各地で個展を開き、2012年にはNHK大河ドラマ「平清盛」の題字も手がけています。 そんな翔子さんは数年前に一人暮しを始め

    • よるのお話 ~ママと子どもの読書時間~

      読書の効果とは 読書の効果として文章能力が向上したり語彙力が向上したりと、お子さんの学力向上に期待できるということはよく知られていることだと思います。 図書室で働いていると、若いママさんがお子さんのためにたくさんの絵本を借りられる姿をよく見かけます。また、絵本コーナーでお子さんにせがまれて読み聞かせをする全てのママたちが、とてもお上手なのには驚かされます。私自身は娘の子育ての中で、あそこまで努力できなかったのでは…と反省する気持ちになったりもします。 ところが絵本をたくさ

      • 新しい図書館の可能性~②神戸市立 三宮図書館(KIITO)~

        神戸の街のおしゃれな図書館 早速ですが、神戸市立三宮図書館はただ今「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」に仮移転中です。 この「KIITO」は1927年に建設された神戸市立生糸検査所を改修した施設で、デザインやアートのゼミや展示、イベント等を開催しているレトロで趣のあるおしゃれな空間です。 三宮図書館はその空間にふさわしく、個性的なデザイン性のあるつくりになっています。ブックリビングでは、利用者がまるでホテルのラウンジで読書をしているかのようにリラックスし

        • 新しい図書館の可能性~①和歌山市立 和歌山市民図書館~

          新しい図書館、利用しないともったいない! 近年、町おこしの一環として次々に新しい図書館 が誕生しています。ところが素敵な図書館の数が増えている一方で、利用者の数は減少しているというデータもあります。図書館を覗いてみると利用者はいっぱいなのに…とも思いますよね。おそらく利用する人は毎日のように利用するけれど、利用しない人は図書館がどこにあるかも知らないという状況があるのだと思います。 堅苦しくて敷居の高いイメージの図書館は、どんどん変化をしています。ぜひ、新しい図書館へ足を

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        満月に思うこと

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        • 図書館司書資格取得に挑戦中‼️
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          7本
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          7本

        記事

          リベンジ継続中 ~図書館司書資格挑戦~

          リベンジ、その後の経過 通信教育で、図書館司書資格の勉強を始めてから9ヶ月が経ちました。 資格取得に必要な13科目のうち、1科目は現在図書室で働いているため単位取得が認められています。残りの10科目はそれぞれレポートとweb試験受験、あと2科目はスクーリングもしくはメディア授業を受けたのち試験となります。 只今レポートは10本のうち8本を提出し、うち3本は採点待ちの状態。webテストは10科目のうち6科目を受験し、次は1月に2科目、2月に2科目受験する予定です。う~ん…、

          リベンジ継続中 ~図書館司書資格挑戦~

          いつか… ~「サード・キッチン」白尾 悠~

          コロナ渦に消えた留学 「○○ちゃんは、○○に留学したいみたいだけど、私は○○がいいな…」 カフェでとなりのテーブルに座った家族が楽しそうに話している。話しているのは大学生になったばかりに見える女の子だ。娘の大学受験が無事に終わりホッとしている頃だろうか…、ご両親はにこやかにアドバイスをおくっている。 私はとなりのテーブルでぼんやりと話を聞きながら、「去年までは考えられなかった会話だな…」と心の中でつぶやいていた。 この3年あまりのコロナ渦で、留学を諦めた人は数えきれないく

          いつか… ~「サード・キッチン」白尾 悠~

          リベンジ! ~図書館司書資格の勉強をはじめました~

          この春から、通信教育で図書館司書の資格取得に向けた勉強を始めることにしました。 *** 娘がお留守番ができるようになった頃から公民館の図書室で働きはじめてずいぶん経ちますが、私は図書館司書の資格を持っていないのです。 働きはじめた頃は、本を借りに来た知り合いに「図書館司書の資格を持っていたの?」とよく聞かれていました。 その度に「実は持っていないんだけど…」と答えるのが面倒になって、一度は「資格を取ろう!」と思ってその方法を探してみたのですが通信教育にはたどり着けずにいま

          リベンジ! ~図書館司書資格の勉強をはじめました~

          ひとりで楽しむ読書から、誰かとつながる読書へ ~家族で「オンライン読書会」をやってみた~

          家族で「オンライン読書会」に挑戦 先日、久しぶりに実家に一泊で帰ることができました。この数年コロナ禍のため、実家で一人暮しをしている母とはなかなか思うように会えず、淋しい思いをさせていたのではないかと思います。また母が以前から「読書会がしたいけれど、コロナ禍ではじめられない」と言っていたことも気になっていました。 そこで今回の帰省の機会に、実験的にLINEを使っての「オンライン読書会」を家族でやってみました。 ① グループLINEをつくり、「ビデオ通話」でそれぞれがスピー

          ひとりで楽しむ読書から、誰かとつながる読書へ ~家族で「オンライン読書会」をやってみた~

          「理想的本箱」とそのつづき~『ラテ・ファクター』~

          「理想的本箱」という番組 このところ「理想的本箱」という番組を楽しみに観ている。 少し前NHKプラスでこの番組を見つけ、去年放送された3作品と今年になって新しく放送された4作品を観たところだ。 この「理想的本箱」は、「悩み多き10代の漠然とした不安や悩み、好奇心に答える一冊を見つけてくれるプライベート・ライブラリー」というコンセプト。 私はこのコンセプトにとても共感した。 私自身が10代の頃、特に中学にあがってからは勉強や部活に忙しく、小学生の頃には楽しめていた読書もしなく

          「理想的本箱」とそのつづき~『ラテ・ファクター』~

          こども本の森 神戸

          先日、「こども本の森 神戸」に行ってきました。 「こども本の森」は建築家の安藤忠雄氏の寄付で誕生したこどものための図書館で、大阪 中之島と神戸 三宮にあります。 私が今回訪れた「こども本の森 神戸」は、毎年「阪神淡路大震災1.17のつどい」が開催されている東遊園地に隣接されていて、2022年3月に開館したばかりです。 パンフレットのあいさつ文には、次のように書かれています。 苦学して世界的な建築家となった安藤忠雄氏の、こどもたちへの思いがつまった図書館なのです。 図書館の

          こども本の森 神戸

          未来をつくる ~戦争と平和を考えてたどりついたこと~

          小さな未来 先日、久しぶりに本当に明るい気持ちになれる出来事があった。 私が勤めている図書館に、赤ちゃんをだっこした若いママが来た時のことだ。 私が絵本の整理をしようとしていた時、その方は小さい赤ちゃんをだっこしたまま絵本を選んでいた。 見るといわゆる赤ちゃん用の単純な絵本ではなく、ちゃんとお話のある絵本を何冊も取り出している。 「赤ちゃん、何ヶ月なんですか?」と私がたずねると、「3ヶ月です!」と…。 赤ちゃんは本当に小さくて、ママの胸に顔をくっつけて、まるまったままぐっす

          未来をつくる ~戦争と平和を考えてたどりついたこと~

          「サンタクロースっているんでしょうか?」~クリスマスの思い出②🎄~

          「サンタクロースっているんでしょうか?」 こ存じの方も多いと思いますが、「サンタクロースっているんでしょうか?」は昔アメリカのニューヨーク・サン新聞の社説として掲載されたものです。 幼い少女からの「サンタクロースっているんでしょうか?」という手紙に、記者が返事として書いたものなのです。 なんと難しい問いかけでしょう。 それでも、記者はこう答えます。 「サンタクロースってどこから入ってくるの?」 娘が小学4年生の時、「ねぇ、サンタクロースってどこから家に入ってくるの?」と

          「サンタクロースっているんでしょうか?」~クリスマスの思い出②🎄~

          サンタさんからの手紙🎄 ~クリスマスの思い出~

          娘が小さい頃にサンタさんからの手紙として書いていたものが、今はもうほとんど使わなくなった古いパソコンの中に保存されていた。 娘が幼稚園までは手書きだったのを、小学生になってからは筆跡で気づかれないようにとパソコンで書いていたのだ。 娘が大きくなり進路のことなど心配事も増えると「子供が小さい頃は心配事も少なくてよかった」なんて思っていたけれど、そういえば小さい頃は小さい頃でいろいろ心配しては胸を痛めていたことを思い出す。 小さい子どもたちは素直で無邪気で、それだけに残酷なとこ

          サンタさんからの手紙🎄 ~クリスマスの思い出~

          誰もが学べる場所を作りたい

          苦い思い出「二月の勝者」を観ていて、なぜかある記憶がよみがえってきた。今でも時々思い出しては、胸が痛くなるあの記憶だ。 * * * * * 私が通う田舎町の小学校の校区には、児童養護施設があった。事情があって親と一緒に住むことができず施設から学校に通っている友達が、クラスにも何人かいた。 ある時、そんな友達の一人に「Tちゃんに勉強を教えてもらうと、よくわかるわ!」と言われてうれしくて、一緒に勉強をするために施設に遊びに行ったことがあった。施設の先生は「お友だちが遊びに来て

          誰もが学べる場所を作りたい

          「Day to Day 」~失われた日々を取り戻す~

          2021年11月20日現在、新型コロナウィルス感染症の新規感染者数は減少している。 この1年半あまり、落ち着かない日々が続いた。 最初は私も在宅勤務となり、「おうち時間」が新鮮だった。リモートワークの主人とオンライン授業の娘のために、ちょっとテンションが上がりそうなランチを用意したり、3人でベランダでお茶を飲んだり…、なんとか楽しくやろうとしていた。 そのうち緊急事態宣言が発令されたり解除されたり…。娘はずっとオンライン授業だったが、私たちは職場に行ったり行かなかったり…

          「Day to Day 」~失われた日々を取り戻す~