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育児は面白地獄

ラッキーマンという漫画の中で、溺死と笑い死にが最も苦しい死に方だと描かれている。かなり昔に読んで以来、それがずっと頭に残っている。

未経験なので最も苦しいかは定かではないけれど、溺死は確かに苦しそうだと想像できる。が、笑い死には…うーん…感覚が掴めないままだった。

それが最近子供と接しているうちに、この感覚って笑い死にの苦しさ?と突然ピンときた。

イライラやモヤモヤを我慢して溜め込んで爆発しそうな時に、急に繰り出される面白可笑しい子供の言動。感情がもみくちゃになり、どこか息苦しくどこかくすぐったいような感覚。そしてそこから死ぬか生きるかの戦いが始まる…なんてことが、程度の差はあれど毎日毎日繰り返しやってくる。

まさに地獄。ただしそれは「面白」地獄。

面白いだけでは済まない地獄を、これまでもこれからも味わいながら、なんとか生きている全ての方々、本当にお疲れ様です。よくがんばっている、みんな。私も含めて。

あ、ラッキーマン面白いですよ。気晴らしになるかも。


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