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タブレットの功罪

GIGAスクール構想が始まって一人一台端末を持つ時代になりました。タブレットを使いたおし、言語学の視点から(こういうの書くとなぜか引くのが先生💦)
タブレットの功罪について教えます


1タブレットは「ただの箱」

タブレットは使用しなければただの箱
タブレットは有効な使用でなければただの箱
タブレットは「アプリがなければ」ただの箱
最後が一番重要なんです。特に学校では「共有アプリ」は必須でしょう。
ロイロノート
ミライシード
classroom
代表的なものをあげましたが、どれも共有することができます。これらを有効に使うことで「黒板ではできなかったこと」が可能になるのです。
黒板でできることをタブレットでしても仕方がない。使う側の「慣らし運転」で使うこと以外にメリットはありません😭

2 タブレットの功績

立場によりわけてみます
【子供たち】
何よりも「憧れのツール」が使いたい放題!
ワクワク感(学校でタブレットを使っていいの?)があります。その上「好きなように使える」と感じること。
これは将来でも同じ感覚でしょう😁
ノートに書くのがめんどくさいという子供もタブレットではきちんと書く。
さらに発表できるけどしない、発表するけど自信がない子どもも「書くこと」で自分の意見をアウトプットできる。
これまでの授業構造では全ての子どもの考えを聞くことが出来ない。そこに最大のメリットがあります。
知識や技能、思考は「表現すること」で身につきます。インプットだけでは短期記憶でしか残りません
【先生】
先生はプリントなどの印刷が不要。一気に時短が可能です。また、提出物やアンケート等もあっという間に出来てしまう(Googleform等)
さらにロイロノートは「採点に特化」したアプリであるとも言えます。もちろんGoogleformでも可能ですが、「先生がちゃんと答えを見た感」を感じやすいのはやはりロイロノートです
ただミライシードも使い方で評価、特に学びに向かう力や思考・判断・表現では評価基準が明確であれば、星の数を集計する(カルテにて)することで数値化し評価ができます

3 更なる功績

電子黒板も見せたいところを「瞬時に」拡大することはメリットでした。視覚的な強調、つまり課題が共有され、解決策まで共有できることは大きなことです。
タブレットではこの電子黒板の機能だったものを更に進化させました。
「画面共有」です。実際、どの学級学年で行っても「自分のタブレットを見ながら聞く」ことで自分に話しかけられてると感じるようです。目線がそれることがなくなりました。


4 タブレットの罪

タブレットだけでなく、電子黒板にも言えることですが最大の弱点はもう10年以上前にわかっていました。私自身が電子黒板の活用に関する調査研究モデル校で推進担当者だったからです❤️

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