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OPTION B

書名:OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び
著者:シェリル・サンドバーグ
出版社:日本経済新聞出版社
発行日:2017年7月20日
読了日:2020年1月4日
ページ数:296ページ
1月 :5冊目
年累計:5冊目

シェリル・サンドバーグ。
FacebookのCOO。

彼女の自叙伝です。
旦那さんを失った悲しみがここまで大きいとは。
そして彼女がレジリエンスを高めて育んで
向き合ってきた事がよくわかります。
大切な人を失う悲しみは大きいですよね。

こんな一節があります。

「バラ色」だけの人生を送っている人なんて
ひとりも知らない。
生きていればだれだって苦難に遭遇する。
前もって察知できる災難もあれば
不意を襲われることもある。
子どもの急死のような悲劇もあれば
恋愛の破局や叶わなかった夢のような苦悩もある。
こういうことが起こったときに考えるべきは
「次にどうするか」
である。

レジリエンス。
それは苦しみや耐える力ではない。
逆境が襲いかかってきたときにどれだけ力強く
すばやく立ち直れるかを決める力であり
自分で鍛えることができる。

何かよくない事が起こった時に人は悲観する。
でも、「もっと悪い事態が起こっていたら」
と考える事が救いになる。

これはほんとそうだよね。

例えば、ガンが見つかった。
それはすごいショックな事だ。
でもステージ1だった。
早く見つかってよかったじゃないか。
なかなかそう思えないかもしれないけれども
ワーストケースを考えればまだよかった。

それと大事な事は周囲に自分をさらけ出して
弱い時は助けを求めるという事。
シェリルサンドバーグはすごく恵まれている。
彼女の人柄もあるだろうがマーク含めて会社の同僚
友人が彼女の支えになってくれている。

リーダもそうだけど、自分の弱みをさらけ出すと
周囲も自分の弱みを打ち明けてくれる。
世の中、強い人なんていないと思う。
先日のオープネスでも「リーダの自己開示」というのがあったけど
やっぱり自分の弱いところをさらす
時には大事ではないのかなと思った。

そして選択肢は常に一つではない
オプションBがあるのさ。

そう思うだけで人生違いませんか?!

そんな事を思った1冊でした。

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