ほんの少しだけ自信が持てるようになったかもしれない

現存している芸人の中で
最も売れたい欲望と現状が反対過ぎて
ブラジル人もビックリしてしまうみたいな
小粋なジョークもどき表現を
こさえてしまう程の
現在全くと言っていいほど売れていない芸人が日々送るにつれ思ったことなどを書き起こす
糞エッセイ

お気に召さない方はスキとフォローだけして閉じてください。

日に日に少しずつではあるが
私って面白くなっているんだなぁと感じる瞬間が増えてきている

この8月は凄く忙しかった
何となくこのnoteがおざなりになってきた時期でもあった


8月は今までの芸人人生の中で最もライブ数に出て(滑るのがほとんど)
有難いことに芸人さんのつながりも2人ほど増え
来月、再来月とあるライブにお誘いを頂くことになった

そのうちの一つは社長さんに媚びへつらうような
芸人汚れのライブでもあるが
またこの話は出演した時のnoteの為に置いておくとして

まぁとにかく

こんな私でも
面白くなっているんだなと感じた

前回の記事で書き起こしたオーディションの本番日も
数えるほどに近づいていて

日々のライブでそこで披露するネタを微調整して

ウケたら残して滑ったらまた変えてみたいな
ネタ調整なども行っていて

芸人であれば普通の行為なんだろうけども
今までの私じゃ考えられなかった

芸人のファンは相変わらず皆無であるが
配信アプリのファンは牛歩ではあるが伸びてきて

先日は大家族の買い物くらいの2か月は買わなくても
余裕で過ごせるくらいの食料を差し入れで頂いたり
東京の高級焼き肉店のギフトセットを送ってもらったり

差し入れの回数が如実に増えている


更にこの流れは止まらず
先日とある犯罪者でも出れるようなフリーライブに出た時だ

そのライブは地下ライブにしては珍しく
ネタ終わりに少し平場の時間があるライブで
地下ライブは基本ネタのみなので平場というものに慣れていなかったのだが

その私の苦手分野の平場で
とあるギャグっぽいこと(それに近い流れ)をしたのだが

かなり跳ねた

ネタよりもウケた

その時のお客さんは3人だったのだが
かなり少ない人数ながらにして笑い声がしっかり聞こえるくらいウケて
MCを務めた芸人さんからもライブ終演後に
「あのくだり面白かったよ」と褒められる始末だ


とにかく

今の私は波に乗っている

だからこそ

怖い

これ程に自分で自分が調子がいい状態を認識しているのが
初めての経験のため
どうしたらいいのか分からない
このままオーディションライブに行っていいのだろうか

私の中での考え方なのだが
良いことが起きた時には必ず悪いことが起きると思っていて
こんなオーディション前に調子が良かったら
肝心のオーディションでキンキンに滑ってしまうのではないかと
考えてしまう


ただ如実に調子がいい

そのお陰か滑ること自信も怖くなくなってきている

滑るを通り越してウケるんじゃないかと思っている

これが自信というものなのか
この正体が自信と言うのであれば

ほんの少しだけ自信が持てる
身体になったのかもしれない

オーディションの本番日まであと数日
もしかしたらその日に私の人生が少し色づき始めるかもしれない
その瞬間が待ち遠しい

今日まで私は売れていない、しかし明日はもっと面白い私に出会える、明日は売れる、明日から売れる。


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