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役に立つ文章を書くための心得

なぜ作ったか

note を 2 つ書いた。役立つ記事を書こう、と考えたがあまり上手くいかなかった。おそらく、「上手くやろう」と無意識にでも考えてしまったことが原因だ。自分を必要以上に良く見せようと、不必要で冗長な表現が多かった。文量は多いが、内容は薄くなった。note に公開していない自分用のメモのほうがよっぽどわかりやすい。
今後同じ失敗を繰り返さぬようチェックリストを作る。

どんな風に活用するか

これから文章を書くときに見返す。
今後新たに気付いたことがあれば、どんどん追記する。
以下はそのチェックリストだ。

まとめ
1. 上手くやろうとしない
2. 自分のために書く
3. 自分らしさを捨てる
4. 必要なことだけ書く
5. 感じたことをありのまま書く
6. 結論から書く
7. しばらく放置する

1. 上手くやろうとしない

いまから書くもので有名になりたい。みんなに、すごい、と思ってほしい。
そんな感情は全部捨てる。読む人はそんなものを期待して読むわけじゃない。

2. 自分のために書く

いまから書くものは、自分自身にとって役に立つか。後から自分でも読み返したい、と思えるものか。他の誰かのニーズを考えて文章を書けるほど、ぼくは、文章が上手くない。まずは、自分のために書く。その結果、自分と同じ悩み・考えをもつ人の役に立てばいい。それでいい。

3. 自分らしさを捨てる

自分らしさ。差別化。そんなものは意識しちゃだめだ。小手先で差別化しようとすると、余計な表現が増える。もし大事なことが当たり前で平凡なことだとしたら、工夫しないで、そのまま書く。役に立つ情報があるならそれでいい。

4. 必要なことだけ書く

繰り返しだが、自分らしさは考えるな。自分が書き残したいことだけに集中しろ。書いたことが、他の人と被っても問題ない。みんなが書くほど重要なことを、ぼくも書いただけだ。そんなに大事なことを、自分で気付き、書けたなら十分だ。

5. 感じたことをありのまま書く

感じたことはそのまま残す。誰かを傷つける内容でない限り、こまかな表現や補足は気にするな。余計な情報になる。なにより、本音で書いたことは、思い出しやすいし、きっと、他の誰かにも伝わりやすい。少なくとも上手くやろうとするエゴにまみれた文章よりはマシだ。

6. 結論から書く

役に立つことは最初に書く。全部読まないと、役に立たない文章はナンセンスだ。結論に至る経緯が重要なときはじっくり書く。それ以外は結論から書く。余計な前置きもいらない。すぐ本題に入れるならそうするべきだ。

7. しばらく放置する

文章を書いたばかりは、書くことになったきっかけや経緯が感覚として残っていることが多い。文章を書くときは、その感覚を当たり前のものとして書いてしまいがちだ。その感覚を忘れたころに読み返すと、印象が大きく異なる。そんな文章は避けたい。忘れたころに読み返しても、当時のことを追体験できる。そんな文章を目指す。
そのために、しばらく(できれば数日)放置して、忘れたころに読み返して確認すること。

おわりに

自分がほしい文章を書く。
必要なことを、必要な分だけ書く。
他人に良くみられたい、と考えない。
そして、10 年後に見返しても、いま感じていること、学んだことを、思い出せる文章を目指す。

それだけ意識して書いてみる。

これでもダメならお手上げだ。そのときはまた、考え直す。

以上。

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